今や小学生３年生から必修科目になり、社会に出てからも触れ合う機会の多くなった「英語」。

早速ですが、英語に対してどんなイメージをお持ちでしょうか。

外国人と英語で話す憧れは持っているけれど、実際に駅などで道を聞かれたら、少しドキッとしませんか。

もしくは、言っていることはなんとなくわかるけれど、自分の言いたいことは伝えられない...そんな経験をされているのではないでしょうか。

やはり普段から英語に慣れていないと、実践に活かすのは難しいですよね。

ここでは少しでも英語に対して恐怖感をなくしたい、英語でコミュニケーションをとってみたい、という英語初心者の方々に、おすすめの勉強法をお伝えします。

「そもそも多くの日本人がなぜ英語力が伸びづらいのか？」
「英語が伸びる人はどんな特徴あるのか？」
「独学で勉強できるおすすめの方法はどのようなものか？」

など、英語初心者が考えるであろう疑問を厳選しお伝えします。

ぜひ肩の力を抜きながら、読み進めてください。

では、最初に多くの日本人が英語力が伸びない理由をお伝えします。

なぜ、日本は他国と比べ先進国にも関わらず、多くの人が英語力に伸び悩むのでしょうか。

詳しくみていきましょう。

 

目的が明確でない

全ての人に該当するわけではありませんが、英語を問わず学校の授業が頭に入ってこなかったのは、それが受け身の姿勢だったからではないでしょうか。

また、目的がはっきりしていないと人は集中力が切れてしまうものです。

英語の勉強を始める前に、まず「目標を決めること」をおすすめします。

それは単語を１００個覚える！という類のものではなく、英語を勉強してどうしたいのかという目標です。

TOEICで８００点以上取る、英語で自己紹介をできるようになる、英語でプレゼンテーションできるようになるなど、どうして英語を勉強するのか、その目的の部分を明確にしておきたいところです。

目的の部分を明確することで、その目的によって英語の勉強方法がガラリと変わってきます。

英語で自己紹介することが目標なのに、難しい科学の専門用語を暗記しようとはなかなかなりませねんよね...。

まずはどうなりたいか目的を明確にして、それにあった勉強法を試していきましょう。

 

勉強方法が合っていない

勉強しているのに全然頭に入ってこない...そんな経験ありませんか？

最終的に頭に入ってこないのであれば、勉強している時間は無駄だったということになってしまいます。

要するに、多くの人が、机に向かう＝勉強した気になっている状態になってしまっていることが大変多いです。

勉強のやり方の得手不得手は人それぞれです。

一つの単語を覚えるにしても、机に向かって何度も書いて覚える人、何度も声に出して覚える人、イメージを沸かせて覚える人、いろいろな人がいますよね。

それと同じように、机に向かうのが向いている人、動画を見ながら学ぶのが向いている人、好きな洋楽の歌詞を使って勉強するのが向いている人、など勉強の教材となりえる道具もさまざまです。

なので、自分がどんな方法で勉強すると一番しっくりくるのか、負担なく勉強できるのか、それを見つけることが大切です。

まずは、あなたが一番集中できる勉強方法を見つけてみましょう。

 

英語に触れる時間が足りない

当たり前ですが、日本人は日本語を話します。

家族や友達との会話は日本語ですし、街の看板や新聞、雑誌も日本語です。

要は、自分で勉強する時間以外は、英語を使う機会があまりないというわけです。

日々の活動時間が１６時間だとして、毎日きっちり１時間英語の勉強をしても、その他１５時間は日本語を使用しますよね。

一般的に英語の習得には２０００時間〜３０００時間かかると言われていますが、１日１時間の勉強だけでは圧倒的に足りないのが実態です。

よく留学に行って英語を話せるようになる人がいますが、その理由は、朝起きて寝るまで周りは全て英語環境に囲まれるからです。

英語に触れ合う時間が長い分、わからないことも増え、それを調べる時間も増え、結果的に全てが勉強時間となるのです。

１分でも２分でも、英語に触れ合う時間を増やしていきましょう。

ここまで英語力が伸び悩む原因をお伝えしました。

では一方で、英語力が伸びる人はどんな特徴があるのでしょうか？

詳しくみていきましょう。

 

①継続する人

英語に限ったことではありませんが、勉強は継続することが大切です。

「勉強を１日で５時間やって終わり！」よりも、１日１時間を５日続けた方がいいですよね。

筋トレと同じで、一回の筋力トレに時間をかけるより、数回に分けて筋力トレをした方が筋肉がつくように、英語も単語を覚えて、忘れていたら見直して、また覚える、それを続けると単語でも文法でも自然と覚えていきます。

人間は忘れる生き物なので、反復の練習が必要なのです。

短期間で英語をマスターできるなんて不可能なので、最初は間違えても覚えられなくても良いのです。

負担をかけてしまうと続けられなくなってしまいますので、無理なく楽しく勉強することがポイントです。

最初は大変かもしれませんが、継続することで、結果として英語の勉強が面白くなるのです。

 

②自分に合う勉強法を知っている人

前述しましたが、自分に合う勉強方法を知って取り組んでいる人は伸びやすい傾向がかなり高いです。

その理由としては、自分に合う→勉強に対するストレスが少ない→継続できるということに繋がっていくからです。

「勉強する」ということは、少なからずストレスになります。

目的や目標を持っていたとしても、知らないことを理解する、覚えるということは簡単なことではありません。

そのストレスを少しでも軽減し楽しく英語を勉強するために、その方法を自分流にアレンジしてしまおうということです。

ノートを開き問題を解くことだけが勉強ではありません。

自分の趣味や好きなことを英語の勉強に絡めれば、より理解が深まりますよね。

音楽好きなら歌詞の訳をしてみたり、料理が好きなら英語のレシピ動画で調理器具の名前や食材の名前を覚えたり、それも立派な勉強なのです。

 

③バランスのとれた勉強をしている人

言語は大きく分けて聞く・話す・読む・書くの４技能で成り立っています。

実は英語が伸びる人は、これらをバランス良く勉強しているのです。

例えば、文法は完璧でも、知っている単語が少ないと自分の気持ちや状況は伝えることができません。

一方で単語は知っていても耳が英語に慣れていなければ聞き取ることができませんよね。

このように、どれかに突出して知識があっても不十分となってしまうのです。

そのためにバランスよく伸ばすことが大切です。

日本人は、学校での英語教育のやり方から、読み書きは得意だと言われていますが、それは文章は書けるけれど会話は苦手な人ともとれます。

自分の苦手な分野を理解して、それを埋める勉強方法を見つけましょう。

 

④すぐに調べる人

わからない単語や表現に出会ったら、すぐに調べる癖をつけることが大切です。

わからないまま放置ではなく、すぐに調べて意味を確認して、その単語を実際に使ってみる。

そうやってインプットとアウトプットを繰り返すことで、知識は徐々についてきます。

ただし、読書の際は例外です。

本などの読み物で勉強しているときには、その前後の文脈から予想することが大切です。

また、読み物はリズムやペースが重要なので、それを崩さないように、わからない単語は後からチェックする方がいいかもしれません。

 

⑤アウトプットをする人

ご存じのとおり、インプット（知識を入れる）とアウトプット（入れた知識を実際に使う）のバランスが重要で、実際にできている人は確実に伸びています。

口を酸っぱくして言いますが、知識を入れただけでは不十分です。

実際に使って初めて自分のものになるのです。

ほとんどの人が、インプットだけで満足してしまっている傾向にあります。

それでは、せっかく入れた知識も、アウトプットの機会がなければ時間の経過とともに忘れてしまうことでしょう。

ある単語を勉強したら、それを使って文章を書いてみたり、実際に会話の中で使ってみたりするのがおすすめです。

間違いを恐れずに、どんどんアウトプットしていきましょう。

そうすれば、自然と英語が口からでるようになります。

ここまで多くの日本人が英語が伸び悩む理由と、一方で英語が伸びる人の特徴に触れてきました。

では、どうすれ英語を自由自在に話せるようになるのでしょうか。

ここでは、英語の勉強法を３つのタイプでご紹介します。

 

独学

独学のメリットは以下、２点あると考えられます。

• お金がかからない
• 自分に合った勉強方法が見つけられる

便利な世の中になったおかげで、やろうと思えば一切お金をかけずに勉強することができます。

最近では、無料の英語教材アプリがたくさん出ていますし、ネット上では文法や単語の解説をしているサイトもたくさん存在します。

インスタグラムなどのSNSでは英語学習者向けの動画もたくさん投稿されていますので、ネイティブの発音や会話も聞けます。

さらに、自分の中で試行錯誤しながら英語を勉強するので、自分に最適な勉強方法が見つけられるのです。

一方で、デメリットもあります。

• 間違いを指摘してもらえない
• スピーキングを伸ばしにくい

自分一人で勉強するため、わからないことがあったときにその場ですぐ誰かに質問することができません。

疑問を解決するための調べ物も勉強になるでしょうが、余計に時間がかかりますし、微妙なニュアンスの違い何かを理解するのは教えてもらうのが一番です。

また、実際にコミュニケーションをとることが難しいのでスピーキング力は伸ばしにくいでしょう。

デメリットをカバーするために、間違いを指摘しあえる英語仲間を見つけたり、外国人コミュニティーや交流会などの英語の環境に飛び込んでみることが大切です。

 

国内の英会話教室に通う

国内の英会話教室に通うことは、以下２点のメリットがあります。

• 実際にコミュニケーションができる
• 自分のレベルに合わせてくれる

英会話教室の一番のメリットは、実際に英語を使いコミュニケーションが取れるところでしょう。

他者と英語でコミュニケーションをすることは、独学ではなかなか難しいですが、勉強する上でとても重要な部分です。

実際に英語に触れることにより、よく使うフレーズを知れたり発音を確認したりすることができます。

また、多くの英会話教室で初級〜上級とクラス分けがされているため、レベルによる損得なくレッスンを受けることができます。

しかし、以下２点デメリットがあります。

• お金がかかる
• 回数が少ない

やはりお金はかかります。

レッスン料の他に教材費や教室までの交通費もかかってしまうので、金銭面的に余裕がないと厳しいかもしれません。

さらに週に１〜２回のクラスだけでは勉強の時間が足りないので、それとは別に家での勉強も必要になると思います。

以上からわかるように、メリットとデメリットを自分の中で理解しながら選択していきましょう。

 

留学もしくは海外滞在

留学や海外滞在も非常に良いと考えられます。

以下、３点が挙げられます。

• 英語マスターの最短手段
• 異国の文化が知れる
• 多角的な視野が広がる

日本に住んで英語を勉強するよりも圧倒的に英語に触れ合う時間が長いため、英語を身につけるには最短の手段です。

それだけではなく、現地に住むことによってその国の文化や習慣も知ることができ、視野が確実に広がります。

現地で新しい人間関係も生まれるでしょう。

世界中の人たちと知り合う素晴らしいチャンスになります。

一方でデメリットとしては、以下２点が挙げられます。

• 気軽に行けない
• お金がかかる

海外に住むには、現在の日本での生活や環境から一旦離れることになります。

学生であれば休学しなければならないでしょうし、社会人であれば仕事を辞めなければなりません。

その環境を手放す覚悟がなければ実現しません。

また、飛行機代、保険代、現地での生活費など、まとまったお金が必要になるので、軍資金が必要になってきます。

英語の勉強方法として３点紹介しましたが、やはりお金もそんなにかからず、自分のペースできる独学で英語を勉強したい、と思う方が大半なのではないでしょか。

では、どのようにして効率よく英語を勉強できるのでしょうか。

その１０選をご紹介します。

 

①参考書で大まかな文法の構成を掴む

日本人の成人は、ほとんどの方が学生時代に６年間英語の勉強をしているかと思います。

基本的な文法に関しても、一度勉強しているためなんとなく掴めるのではないでしょうか。

英語をマスターするためには、聞く・話す・読む・書くの４技能が必要だと前述しましたが、全てに共通することは「文法」と「単語（語彙力）」です。

その組み合わせによってさまざまな表現が可能になっていきます。

では、文法と単語はどちらが大切かというと、文法だと考えられます。

その理由として、ネイティブの日常会話で使われる単語というのは結構限られており、それらは私たちの割と馴染んだものが多いからです。

そのため、まずはどんな配置をすればどんなことが表現できるのか、というところを理解し、そこへ後から単語を当てはめていく作業をしていくと良いのではないかと考えます。

文法を使いこなすには、書いて書いて書きまくる、ブツブツ声に出して染み込ませることが重要です。

一つの文法を勉強したら、その文法を使って自分なりの文章をぜひ作ってみてください。

はじめのうちは、参考書や問題集に出てくる文章の単語を置き換えるなど、少しずつ挑戦してみるといいでしょう。

参考書を使う場合は、何冊も違うものを用意する必要はありません。

一度解いたら時間をあけてまた挑戦してみて、それを繰り返し、ミスをなくしていきましょう。

 

②子供向け海外アニメを観る

英語学習初心者が扱いやすい教材として、海外アニメでの英語学習をおすすめします。

その中でも、はじめは子供向けのやさしいものがおすすめです。

おすすめのアニメとしては、「peppa pig」や「banana in pajamas」です。

海外アニメのメリットとしては、

・話していることが理解できなくても、絵で大体の内容を理解することができる
・子供向けの内容のため難しい表現がなく、親しみやすい内容である
・英語の字幕付きのため聞き取れなかった部分を確認できる

などが挙げられます。

さらに、１話１０分〜１５分程度なので見やすく繰り返しやすいです。

はじめは予習なしで見てみる→大体の内容を掴む→知らない単語や表現を調べ、理解する→音を聞いて発音とリズムを掴む、このような流れで見てみると効果的です。

「単語も文法も全く分からない....」という英語初心者の方には、はじめはなかなか難易度が高いかもしれませんが、最新曲を繰り返し聞いているうちに歌えるようになるのと同じように、繰り返し見ているうちに少しずつ馴染んでいきます。

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③オンライン英会話を使ってスピーキング練習

今の時代、便利なものでオンラインで簡単に世界中の人々と繋がることができます。

最近では、教室に通わなくても自分の好きなときに好きなだけ英会話の練習ができるアプリも出てきていますよね。

「スピーキング（話す力）」を伸ばすには、実際に英語を使って話さなければなかなか効果がありません。

逆に、話す相手がいれば、飛躍的に英語は伸びます。

外国人の彼女や彼氏ができた人の英語の伸び具合が尋常じゃないというのは留学生あるあるなのですが、まさにそういうことです。

今では何種類もオンライン英会話のサイトやアプリがあります。

ネイティブの先生から、第二母国語として英語を使っているという先生まで講師は色々な方々がいらっしゃいます。

英語は全く話せないのにハードルが高すぎる…という方は少なくないでしょう。

でも大丈夫です、話せなくて当たり前です。

講師の方々もそれを理解しているので、間違えを恐れず、むしろわからなくて当たり前、というスタンスで、堂々と受けてみましょう。

ただ、自分のモチベーションややる気を上げるためにも、事前にある程度自分に関係のある英単語やフレーズを準備しておくとスムーズかもしれません。

関連：Awesome Ars Academia提携！お得に利用できるオンライン英会話サービスのご紹介

 

④洋楽を聞く

音楽好きな方におすすめしたいのが、洋楽を使った勉強方法です。

好きなアーティストの曲でもいいですし、よく聞く洋楽でも構いません。

ただ、洋楽を流して単純に聞いているだけではあまり勉強になりませんので、しっかりと歌詞に集中することが必要になります。

洋楽の歌詞と和訳が同時に掲載されているサイトも存在しているので、まずはそういったものを利用し、「ここはなんと言っている？」「この表現を英語にするとどうなる？」「この単語はどんな発音になる？」などなど一つずつ確認して、解決していくといいでしょう。

時間は少しかかりますが、好きな分野での勉強は苦にならないはずです。

さらに一曲マスターして歌えるようになってしまえば、カラオケで今までよりずっと気持ちよく、楽しく過ごせるようになるのではないでしょうか。

ぜひ、洋楽で勉強してみてはいかがでしょうか。

関連：英語リスニング学習に向いているおすすめの洋楽１０選！

 

⑤絵本、小説を読む

本を読むことは、リーディング（読む力）の練習になります。

英語初心者の方であれば、はじめは簡単な海外の幼児向け絵本からスタートするといいでしょう。

まずは絵を見ながら大体の内容を把握し、後からわからない表現を調べて理解していくのがおすすめです。

また、本を選ぶときのポイントは、スラスラと読めるレベルの本を選定することです。

多くの方に陥ってしまう傾向として、自分のレベルに合っていない（難しすぎる）教材を選んでしまうということがあります。

１ページの中にわからない単語がいくつもあると、読むのが嫌になってしまいますよね。

英語学習継続のポイントは勉強の負担を軽くすることです。

はじめは絵本レベルからスタートしたとしても、継続すれば挿絵すらないような物語まで読めるようになってきます。

本は形に残るため、後々「これだけの本を読んだんだ！」という自信にも繋がってくるので、ぜひ英語で本を読んでみましょう。

 

⑥英語でニュースを読む

リーディングの力と語彙力を伸ばす他の方法として、英字ニュースを読むことをおすすめします。

今の便利な世の中では、世界のニュースをネットやアプリで簡単に読むことができます。

英字ニュースを読むメリットはやはり、英語を学びながら世界中で起きているニュースを把握できること、そして綺麗な英語が使われているという点でしょう。

個人的な勉強方法としては、日本のニュースを英語で読むことをおすすめします。

なぜならその情報はすでにテレビや新聞で取り上げられており、内容を事前に把握している状態で英文を読むことができるからです。

どんなことが書かれているか事前に理解していると、英語が少し難しい表現だとしてもスムーズに頭に入りやすいです。

おすすめは、「the japan times」です。

主に日本国内のニュースが取り上げられておりますが、海外のニュースも掲載されています。

ニュースで採用される英語ということでやや難しい表現もありますが、砕けていない英語に触れることができるので、ぜひ読んでみましょう。

 

⑦英語で日記を書く

基本的な文法を勉強したら、アウトプットとして日記を書いてみましょう。

今日は何時に起きた、朝食にパンを食べた、などはじめは簡単な文章でも構いませんし、無理して長く書く必要もありません。

日記は毎日続けるものなので、続けている中でいつの間にかリズムとして体に染み込みます。

一日の流れを淡々と書くのでもいいですし、そのときの感情を書くのも構いません。

日記を書いていくうちによく出てくる表現や単語があることに気づくはずです。

例えば、主婦の方なら「洗濯物を干した」「掃除機をかけた」など、日常的な行動に近い表現に触れる機会が増えるといったものです。

さらに日記に書いた英文を思い出しながらブツブツと声に出してみると、スピーキングの練習にもなります。

この練習を続けていると、ふと「今日は何していたの？」なんて聞かれた時に「洗濯物干してたよ」とすぐに答えることができるようになっていきます。

ぜひ、書くだけでなく声に出して、口を英語に慣れさせてあげましょう。

 

⑧英語学習系Youtuberの動画を観る

Youtubeには英語学習系のYoutuberがたくさんいますし、面白くて勉強になる動画がたくさんあります。

動画の良いところは、実際に発音を聞きながら口の動きも見られるところです。

実際の会話のリズムやテンションがわかり、そのときの表情やリアクションまで見れます。

また、英語学習系のYoutuberが発信しているYoutube動画は、視聴者の目線に近いため、飽きずに楽しめます。

発音するときの口の動きは動画でなければなかなか理解できませんし、ネイティブ同士の会話がどんな感じなのかというのも、動画でしか見られません。

また、たくさんのYoutuberがいるため、この人の解説がわかりやすい、この国の英語のイントネーションに慣れたいなど自分に合った先生を見つけることができます。

まずはいろんな人の動画を見てみて、自分と相性の良いYoutubeチャンネルを探してみてくださいね。

 

⑨TED Talksで英語プラスα

動画繋がりでもう一つおすすめしたい勉強方法があります。

それが「TED Talks」です。

ご存じの方も多いと思いますが、通称TEDは世界中のエキスパートたちによるプレゼンテーションを無料で見られるというプロジェクトです。

公式のサイトもありますし、アプリも配信されています。

TEDの良いところは、なんといっても英語以前にそのプレゼンテーションの内容が面白いところにあります。

テーマは人それぞれなので、宇宙のこと、身体のこと、動物のこと、食べ物のこと、本当にたくさんのプレゼンテーションが視聴できます。

字幕がしっかり付いているので学びやすいですし、１動画１５分〜２０分の長さなので通学、通勤の時間にもちょうど良いです。

英語の勉強＋知識も増えてしまうという一石二鳥な勉強方法です。

 

⑩英語話者の友達を作る

英語力が急激に伸びる人は、日常的に英語を使っています。

でしたら、彼らと同じように同じ環境を作ってみましょう。

インターネットの普及によりいつでもどこでも世界中の人と繋がれるようになり、使い方次第でいくらでも外国人と知り合うことができ流ようになりました。

「Meetup」などを使って同じ趣味を持つ仲間と出会ってみましょう。

興味があるコミュニティやイベントに積極的に参加し、色々な国の人たちと出会って交流を深めたり、英語を使ってみたりしましょう。

言葉や文化が違う人との交流はとても楽しいですし、英語の勉強のモチベーションにも繋がります。

上記では、日本にいながらできる勉強法をご紹介しました。

何度も繰り返しているように、英語学習に大切なのは、継続・反復、そしてインプット・アウトプットがしっかりすることです。

それを踏まえると、やはり英語力アップの一番の近道は「自分の周りを全て英語環境に変える」ことになります。

留学すると、嫌でも英語が目に入り、わからなければ何もできない状況になります。

はじめは右も左も分からない状態かもしれませんが、人間というものは不思議なもので「慣れる」ことによりその環境に適応できるようになります。

最初は何のことかわからなかった道の看板も、何を言っているかわからなかった店員さんの挨拶も、毎日見て聞いているとわかるようになるのです。

その感覚を味わえるのは、海外で英語環境に身を置いた経験者だけです。

もちろん環境だけに任せず自分で勉強することも必要ですが、街の看板、バスのアナウンス、スーパーでの買い物、日常の全てのことが勉強に繋がっていくのです。

 

多くの日本人にとって、「英語を学ぶ」ことは一般的ですよね。

ある程度英語力をつけたら次に挑戦して欲しいのは「英語で何かを学ぶ」ことです。

英語で学べるようになると、英語力もそこからさらにグッと上がり、微妙なニュアンスの違いやジョークがわかるようになるともっと面白く感じるでしょう。

英語でまた別の何かを学ぶことは、それだけ世界が広がります。

先ほどご紹介したTED talksはまさにそうですよね。

世界中のエキスパートたちの面白い話が英語で学べ、プレゼン内容の例を出すと「ボディランゲージが人を作る」「好きになる仕事はどうすれば見つかるのか」「幸せをお金で買う方法」など、それぞれの専門家や研究者たちが追い求めた結果のダイレクトなスピーチを見られます。

英語を英語として理解できると、得られる情報量が桁違いに広がり、同時に世界が近く感じ、英語習得後の見える世界は今までとは確実に違ってきます。

最後になりますが、英語習得を目指す方々に、どうしたら英語が伸びるのか、そしてその勉強法をお伝えしました。

言語習得は簡単なものではありませんし、１年間の留学経験者でも英語が全く伸びなかったという人は少なくありません。

どんな環境であっても、全ては自分の努力と勉強を楽しめる工夫によるのではないかと思います。

みなさんもぜひ自分なりの勉強法を見つけて、楽しく英語を勉強しましょう！

 

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