ITパーソンの英語学習法

【英語学習向け】おすすめ映画20選!レベル別に適した映画をご紹介!

海外旅行をもっと楽しみたい、仕事で使えるようになりたい、といったさまざまな理由から、英語をスラスラ話せるようになりたい、と思っている方はたくさんいらっしゃるかと思います。

そんな時、英語を話せるようになるためには、英会話スクールに通うことが浮かぶと思いますが、実は英会話スクールでネイティブの先生から教わらなくても、それと同様の学びを自宅ですることができるのです。

それが、映画で英語を学ぶことです。

映画で英語を学ぶというと、上級者向けの学習方法かと思われがちですが、実は英語初心者から上級者まで幅広いレベルの方々でも映画で英語を学ぶことができます。

今回は、英語学習に英語が適しているその理由や自分のレベルに合った映画を選ぶ4つのポイント、おすすめの映画までご紹介しますので、ぜひ楽しながら読み進めてください。

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英語学習に映画が適している3つの理由

①生きた英語が身につく

映画には多種多様の人物設定があります。

性別、年齢、出身国、職業、性格それぞれ違う演出がされ、話し方も個性があり、早口だったりのんびりだったり、さまざまなものがあります。

そして同じ英語でもアジア系、ヨーロッパ系、欧米系と発音にもクセがあり、学校で習う発音とは違う発音で、たくさんの人の英語を聞くことができるので、話し方やアクセントによって、伝わってくるものも微妙に変わってくることが学びの一つです。

映画に登場するたくさんの人物のさまざまなアクセントがある英語を聞くことで、耳が柔軟になりリスニング力を鍛えることができます。

 

②さまざまなシチュエーションに出会える

映画には多数のジャンルがあります。

ファンタジーやラブロマンス、冒険ものなどジャンルによって様々な英語表現を学ぶことができます。

まずは、自分の興味のジャンルを選んでいきましょう。

興味のあるものであれば、何を言っているのか気になりますし、理解しようと調べますよね。

言い回しもそのジャンルによって変わってくるでしょうし、そのジャンルには独特な世界の独特な言い回しもあり、そのシチュエーションごとに目と耳からインプットされ、新鮮な情報として記憶されていきます。

新鮮な情報をインプットし続けることで、映画で使われている同じ表現と何度か遭遇し、アハ体験の数が自然と増えていきます。

 

③リスニング力が鍛えられる

映画を見て英語をたくさん耳にすることで、リスニング力の向上に繋がります。

特に興味のある映画には、出演している俳優や女優にも同じように興味を持ち、性格やしぐさを自分に置き換えたり、マネしたりすることもあるのではないでしょうか。

実は、その置き換えやマネが、リスニング力を向上する大きな方法でもあります。

自分が好きな俳優や女優をロールモデルとして置き換え、彼らになりきるように英語を学習することで、自然と彼らのアクセントや英語表現を意識するようになり、ネイティブのリアルな英語を身につけることができます。

まずは、自分が好きな俳優や女優のアクセントや英語表現をマネしてみてはいかがでしょうか。

それらを継続することで、自然と英語の表現力も上がりますし、リスニング力も鍛えることができます。

では、次の章では、自分の英語レベルに適した映画をどのように選ぶのか、をご紹介していきます。

関連:【英語初心者〜上級者まで】英語リスニングにおすすめの教材をご紹介!

英語学習に適した映画を選ぶ4つのポイント

①自分に合ったレベルの映画を探す

自分に合うレベルといっても、映画に英語のランク付けがされているわけではないので、単純に選ぶことは難しいですが、初心者におすすめするのであれば、アニメがとても学習しやすいジャンルです。

その理由としては、ディズニー映画やジブリ映画は、子供から大人まで理解できるように難しい英語を使わず、簡単な英語を使っているからです。

すでに内容を知っている映画で勉強するのも効果的な方法です。

逆に仕事で使えるようになりたいと思う人は、ビジネス英語が使われている映画を選択することで、ビジネスのどんな場面でどのような言葉が使われているのか、教科書からは得られない実際の言葉を学ぶことができます。

 

②日常会話の多いジャンル選択

次に、ジャンル選びですが、ラブストーリー系やスクール系、ファミリー系などの自然な日常会話が飛び交っているものを選びましょう。

上記以外のSF系やアクション系、ミステリー系などを選ぶのも否定はしませんが、専門用語が出てきたり、その映画独特な言い回しや難しい言葉、スラングも多く、展開が早すぎたりするので、英語を学習するという観点から鑑みるとあまりおすすめできません。

実際の日常で起きているジャンルとその映画を選んでいきましょう。

 

③飽きないものを選ぶ

学習するためには、映画を繰り返し見ることが重要になってきます。

できるかぎり自分の好きな映画や、何回観ても飽きないストーリーの映画にしましょう。

例えば、ラブストーリー系ならハッピーエンドの映画を選ぶの効果的です。
人それぞれ好みはありますが、悲しい結末のストーリーを何回も繰り返し見ると、あまり良い気分はしないかと思いますので、まずはハッピーエンドのものを選ぶことをおすすめします。

また、ミュージカル系なら映画に出てくる歌を覚えて、流れてくるときに毎回歌っても面白いですよね。

ストーリーに合わせて歌の選曲がされていますので、その歌を自然と好きになったり、自然と歌詞をみて勉強したりする可能性もとても高いので、歌が好きな方でしたらミュージカル映画もおすすめします。

 

④アメリカ制作の映画がおすすめ

英語で話されている映画は、アメリカ映画、イギリス映画、フランス映画、他国の映画とたくさんありますが、まず英語の勉強をするのであれば、アメリカ映画を選択しましょう。

理由としては、アメリカ映画で使われている英語表現やアメリカンアクセントは、日本の教育上、日本人にとって馴染みがあり、他国の映画よりも容易に理解でき、学習しやすいからです。

また、多くの日本人が習う発音の方法はアメリカ流です。

そこで、英語の勉強もかねて映画を見るのであれば、比較的なじみの深いアメリカ英語をおすすめします。

イギリスへの留学を視野に入れている方は、逆にイギリス映画を見るのも効果的な方法です。

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好きな映画が見れる!おすすめ映画配信サービス

Netflix:月額800円(税別)~

190カ国以上で1億8200万人以上の会員数を誇る、まさに世界最大手の定額制動画配信サービスのNetflixは、映画のラインナップが豊富です。

画面上に表示される作品はすべて見ることが可能で、他社と違い“有料レンタル”と“見放題”の区別がなく、すべて見放題となっているのが嬉しいところです。

またオリジナル作品にも力を入れていて、オリジナルコンテンツ総数は1000本を超えています。

日本でもフジテレビと組んで番組を共同制作したり、アニメプロダクションの制作会社と提携して作品を多数配信しています。

ラインナップが豊富な映画には、その多くの映画に英語字幕がついているので、英語を学びたい人にとっては大きなポイントです。

Netflixはこちらから⇒https://www.netflix.com/jp/

 

Amazon Prime Video:年間4,900円または月額500円(税込)

年間プライム会員に登録することで、Amazonでの買い物のお急ぎ便・当日お急ぎ便・マケプレお急ぎ便が無料になります。

また、年間プライム会員は月額500円でドラマや映画が見放題になるPrime Videoや、音楽聴き放題になるPrime Music、対象の本が読み放題になるPrime Readingなども追加料金なしで利用できるのでお得です。

ちょっと試しに映画を見たいだけなら、月額会員も良いですが、英語の学習用の映画を見るためなら1~2ヶ月では終わらないので、年間会員をおすすめします。

Prime Videoはダウンロード保存が可能なので、自宅のPCで見て続きをスマホで見ることもできて通信料の心配もありません。

本数は、次に紹介するHuluに比べると少ないですが、年間プライム会員登録するだけで使え、業界一の安さで利用できるのでおすすめです。

Amazon Prime Videoはこちらから⇒https://www.primevideo.com/

関連:【アマゾンプライムで英語学習】学習手順とおすすめの海外ドラマ5選!

 

Hulu:月額933円(税別)

人気の映画やドラマ、バラエティ、アニメなど6万本からあり、その映像がいつでもどこでも月額1,026円(税込)で見放題です。

パソコンはもちろん、スマホやタブレットでもアプリを入れて視聴可能で、ダウンロードもできるので、外出先でも通信料を気にせず見れます。

また、英語字幕作品の検索もできるので、効率的に作品を選べます。

Huluはこちらから⇒https://www.hulu.jp/

 

U-NEXT:月額1,990円(税別)

180,000本以上の動画、80誌以上の雑誌が見放題・読み放題の国内最大級動画配信サービスです。

他のサービスと比べて、見れる映画の量が多いのが特徴で、加入後の31日間は0円で利用することができます。

また、新作映画や漫画などのレンタル作品に利用できる1200ポイント(1ポイント=1円)が毎月付与されます。

たくさんの映画作品を見ながら学習でき、さらに新作の映画や漫画も見れることができるので、英語学習やプライベートでも重宝できるサービスです。

U-NEXTはこちらから⇒https://video.unext.jp/

映画を活用した英語学習4ステップ

①字幕や吹き替え版で内容を理解

まずは内容を把握するために、日本語字幕もしくは吹き替え版で最後まで通して見ましょう。

内容が難しかったり、興味が持てない、と感じたら、この時点で別の映画に切り替えます。

2回目以降は英語字幕で、まずどんな英語が使われているのか確認しながら見ます。

途中でわからない単語があったり、気になる言い回しがあったとしても、まず止めたりしないで最後まで見るようにします。

最初は字幕を読むのではなく、耳から聞こえてくるネイティブの発音を聞くことに重点を置くので、全部が聞き取れなくても問題はありません。

 

②音に集中して繰り返し見る

映画の全体の流れがつかめてきたら、その場の状況や人物ではなく英語の字幕に集中して、耳から聞こえてくる単語や言い回し、文法などを確認しながら意識して進めるようにしましょう。

何度か繰り返しているうちに、耳に残っているフレーズが増えてくるので、英語を理解できたような感覚になり、ここでちょっと進歩した感覚を味わえます。

ここではまだ、すべてを理解する必要はありません。

まずは、自分が気になる部分、わかる部分を見つけることから始めてみてください。

そして、次のステップとして、自分が気になるフレーズが出てきたときに、どんな場面のフレーズなのかを確認していきます。

その際に、意味がわからないような単語があれば、メモしておきます。

紙にメモをするでもいいですし、自分用のオリジナル単語帳に書くのもいいでしょう。

 

③シャドーイングを取り入れよう

映画の内容を把握し、ネイティブの発音やイントネーションを耳に慣れさせた後、次は実際に口に出す発声をしてみましょう。

シャドーイングという方法があり、耳から聞こえる英語を聞こえたままに発しながら次の言葉を聞いて、またその言葉を発しながら聞く、という動作を繰り返します。

聞こえた英語をまず記憶して声に出して言いながら、次に聞こえてくる英語を記憶するという練習は、英語力アップに高い効果があると言われていて、プロの通訳士を目指す人たちもシャドーイングを取り入れています。

 

④声にだしてみる

ステップ1から3まで行うことで、おそらくほとんどの単語や発音を理解できているかと推察します。

最後に、映画を見ながら字幕を音読していきましょう。

先ほどの章で少し前述しましたが、自分の好きな俳優や女優になりきり、発音やイントネーションもそのまま真似をするように音読していきます。

実際に口にしてみることで、発音の練習になりますし、自分の声が耳から入ってくるので、発音の違いにも気づけます。

声に出すことで、自分の発音やイントネーションが合っているかどうか、確認することができますし、アウトプットの練習にもなりますので、ぜひ口に出していきましょう。

では次に、初心者向けから中級者向け、さらにビジネスマン向けに分けておすすめの映画をご紹介していきますので、ぜひ自分が学びやすい英語を選んでみましょう。

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【初心者向け】おすすめの映画8選

①となりのトトロ

中学1年生で習う100個の英単語を知っているだけで、70%のセリフがわかってしまうという初級レベルです。

日本の映画なので、日本語字幕や吹替で内容を把握する手順がいらないのと、なじみのある内容なので入りやすいです。

12歳のサツキと4歳のメイ姉妹の話なので、やさしい言葉が使われていて、お父さんのセリフもお母さんのセリフもおばあちゃんのセリフも、メイがわかるように、小さい子に話す言葉が使われています。

北米版のDVDでは有名な「ダコタ&エル・ファニング姉妹」がサツキとメイを担当していて自然な感じがおすすめです。

 

②魔女の宅急便

この映画で出てくる英語は、中学1年生レベルの簡単なものなので、英語を学習し始めた小学5〜6年生や、中学生の英語学習にも使えるので初級レベルとしておすすめです。

魔女の血を引くキキは、一人前の魔女になるために黒猫のジジと旅に出ます。

親元を離れてたどり着いた海辺の町で、パン屋の女将さんや空を飛ぶことを夢見る少年らと出会い、人の温かさに触れながら成長していく心温まるストーリーは何度でも見られるのではないでしょうか。

 

③アナと雪の女王

小さい子どもも口ずさみ、社会現象にもなった作品ですが、ディズニー作品の中でもトップクラスの分かりやすさで、シンプルな表現が多く画像もキレイなので初心者の英語の学習に向いています。

王家の姉妹、アナとエルサのお話ですが、アナは現代風の喋り方なので、日常会話にもどんどん応用できるでしょう。

使われている単語のほとんどが高校までに習う英単語で、ネイティブがよく使うイディオムやフレーズも多く登場するので、とても勉強になる作品です。

 

④ターミナル

英語の発音がきれいでわかりやすいと言われるトム・ハンクス主演の作品です。

クラコウジアという国から飛行機で移動している間に祖国が消滅してしまい、入国も帰国もできなくなってしまったビクターが、言葉のわからない異国の空港で、空港関係者と仲よくなり、少しずつ英語を覚えていく過程が描かれる心温まるヒューマンストーリーです。

初めから終わりまで簡単な表現がたくさん出てくるので、わかりやすく成果が感じられる作品です。

 

⑤ラ・ラ・ランド

大ヒットした名作ミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」です。

女優の卵のミアと、本物のジャズにこだわりを持つピアニストのセブの2人が夢を追いながら愛を深めていくラブ・ストーリーです。

夢を語り合ったりデートをするシーンでは、日常生活に活かせる表現が多く使われていて、主人公たちがキレイなアメリカ英語を話すのでリスニングしやすく、初心者向けの作品となっています。

 

⑥ファインディング・ニモ

はぐれてしまったニモを探しに、父親のマーリンが海を冒険するストーリーです。

子ども向けということで英語は簡単な単語が数多くあります。

ストーリーもシンプルな設定でわかりやすいので、初心者でも学びやすい作品でしょう。

キレイな映像とともに何度でもくり返し見ることができるのではないでしょうか。

よく知られた作品なので、リスニングに集中できるため英語学習にぴったりです。

 

⑦キャスト・アウェイ

システムアナリストであるチャック・ノーランド(トム・ハンクス)が、世界中のフェデックスの運送センターで起こった問題を解決するために、世界へ出張していくというアメリカのアドベンチャー映画です。

この映画はほとんどの会話がモノローグ(一人での会話)で、複雑な人間関係や多種多様な人物は出てきません。

そして主人公を演じるトム・ハンクスははっきりとゆっくりと話すことで有名なので、英語を勉強する人にとってはすごくわかりやすい作品です。

 

⑧ハイスクール・ミュージカル

アメリカの高校に通うトロイとガブリエラは歌とはまったく無縁の2人だったのですが、パーティでデュエットすることになり、これが結構ハマってしまい仲良くなります。

そんな2人を良く思わない女の子が現れて邪魔をしてくるという学園ドラマです。

舞台が学校なので日常で使える会話がたくさんあり、日常的な会話表現を学べることができます。

本作もミュージカル仕立てなので、英語が歌で頭の中に入ってきて飽きることなく楽しめます。

関連:YouTubeで見れる!英語学習におすすめのアニメ7選!

【中級者向け】おすすめの映画8選

①ホーム・アローン

日常生活で使えるシンプルなフレーズが満載で、使われている単語もあまり難しいものはありません。

主役が子どもなので初心者向けという扱いを受けがちですが、実は主人公のケビンの話す英語が舌ったらずで聞きづらいので、中級者向けとされることが多い作品です。

また、日本語訳が意訳しすぎる点が要注意なので、それらの違いもみながら挑戦してみてください。

たとえば、「We really have to make a call.」が「急いでるの、お願い」と意訳されています。

 

②パイレーツ・オブ・カリビアン

ご存じジャック・スパロウの冒険を描いた作品です。

使われている英語は難しいところが多いので、英語力がある方でも事前にストーリーを理解しておいた方が取り掛かりやすいかもしれません。

海賊に関する専門用語が飛び交うこともないので、理解に苦しむ点はありません。

また、この映画で注目したい点は、主演のジョニー・デップの英語が典型的なイギリス英語だということです。

イギリス英語を学びたい方にとっては、優良な映画です。

 

③フォレスト・ガンプ/一期一会

主人公のフォレスト・ガンプは、幼少期にいじめられながらも、人一倍素直な心で周囲の人に支えられてたくさんの成功を収めていくというヒューマンドラマで、彼の人生を自身で語りながら、回想形式で物語が進んでいきます。

作品中で話される英語は簡単なものばかりではありませんが、主演のトム・ハンクスの英語は聞き取りやすいと評判の上、役柄上とてもゆっくりと話しているので、ある程度の基礎力があり自分のレベルを上げたいという方は挑戦してみてください。

 

④ナイト&デイ

トム・クルーズとキャメロン・ディアスのステキなラブストーリーかと思いきや、実はアクションが激しい映画なのですが、空港や鉄道などの交通機関や、レストランやホテル等旅先で役立つフレーズが豊富で、参考にしたい映画です。

また、トラブル時の表現や、日常会話に欠かせない感情表現も数多く学べます。

チェックポイントはトムのユーモア溢れるセンスのいい言い回しです。

ぜひマスターして自分の言葉にしてみてください。

 

⑤幸せへのキセキ

日常にも仕事にもシンプルで覚えやすい表現が満載です。

自分や家族、友人や職場のメンバーの紹介に始まり、企画や商品の説明や売り込み、そして面積や距離、重量、日時、金額など数字に関する表現も出てきます。

また、怒りや悲しみ、ユーモアなど気持ちを的確に伝える表現も多く、細やかな感情の表現方法が学べる作品です。

英語にはない「お疲れさま」ですが、仕事終わりに「Long day for you.」という言葉で労うのもステキな一文です。

 

⑥サウンド・オブ・ミュージック

上質な英語が身につく作品の1つです。

自分の意見や気持ちを率直に伝えること、自己紹介や相手のことを尋ねること、お礼やお詫びを伝える表現もあり、生活の中で役に立つたくさんの表現が身につきます。

映画の中の有名な台詞「If I could be any help.(お役にたつのでしたら)」は日常生活でも使える英語フレーズです。

中学生から大人まで、英語力を問わず、幅広い年齢層におすすめです

 

⑦ビッグ

朝起きてから寝るまでの日常会話で使える基本フレーズはもちろん、ビジネスからラブロマンスまで、幅広いシチュエーションが盛り込まれ、コミュニケーションの幅を広げることができます。

学生向けの日常会話の他に、企画やマーケティング戦略を検討するシーンや、商談や会議でよく出てくる言い回しもあり、まさに恋愛からビジネスまでバランス良く学べる作品です。

 

⑧キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー

ひ弱なスティーブ・ロジャースが正義を愛するスーパーヒーロー「キャプテン・アメリカ」となって、悪の秘密結社ヒドラと戦うアクション系の作品で、登場人物が少なくストーリーはシンプルでわかりやすいです。

アメリカ人のスティーブは、イギリス英語を話すヒロイン・ペギー、ヨーロッパ訛りの英語を話す悪の科学者ゾラなど、さまざまなアクセントの英語に触れることができるので、様々なアクセントを学びたいという方にはおすすめの作品です。

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【ビジネスマン向け】おすすめの映画4選

①プラダを着た悪魔

ビジネス英語だけではなく、日常会話で使われる英語もどちらとも学べる作品です。

仕事での面接や電話応対、スケジュール、上司への報告、部下への指示、職場のあらゆるシーンに使える実践的な話し方が網羅されています。

また、パーティーや食事会での挨拶、社交辞令やお詫びを伝える言い方、相手に好印象を与える表現なども学べ、非常に役に立ちます。

また、丁寧な聞き取りやすい英語と同僚のイギリス英語やフランス、イタリア訛りの英語もあってリスニング強化にも役立ちます。

 

②ウォール街

金融、株式、投資、景気、雇用など経済にまつわる専門用語満載で、ビジネス映画の定番です。

ビジネス界のトップエリートや経営者たちが「英語はこれで勉強した!」というほどで、「これ1本あれば英語で経済新聞が読めるようになる」とも言われています。

プレゼンやスピーチ、リーダーシップの英語を学びたい人にも最適で、まさにビジネスパーソンのための英語教材でありながら、普段使いのオフィス英語も充実しているという逸品です。

 

③ソーシャル・ネットワーク

主人公マークはかなりの早口で、リスニング教材としては難易度が高いですが、ビジネスやIT関連の表現は豊富に学ぶことができます。

途中で挟まれる法廷シーンでの、かしこまった場面でのフォーマルな英会話も学んでおきたい1つです。

中級以上の英語力がある方、IT関連のビジネスに関わっている方にはおすすめの作品です。

 

④ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ

ソフトバンクの孫正義、ユニクロの柳井正ら多くのビジネスリーダーにリスペクトされているビジネスマンで、マクドナルドを世界最大のハンバーガーチェーンに成長させたレイ・クロックを描いた映画です。

実際のビジネスシーンで交わされるような議論が多く登場し、リスニング教材としては少し難しいようですが、英語力のあるビジネスマンにとっては彼の経営哲学を学ぶことができ、英語以外にも勉強することがある作品としておすすめです。

効率的な英語学習なら留学も選択肢の1つ

ここまでおすすめの映画についてお話ししましたが、短期的に効率的に英語をスラスラ話せるようになるためには、留学も選択肢の1つです。

留学をすることは、金銭的にも精神的にも負担があると思いますが、英語学習の環境としてかなり適しています。

自分の意志がハッキリされているのであれば、留学に挑戦するのも選択肢の1つです。

日常生活も、留学先での学習もすべてが英語の環境に入ると、国内で勉強をするのと比べ、学習密度が圧倒的に高いのは火を見るより明らかですよね。

今回紹介した映画から学んだフレーズをすぐに実践し、応用することもでき、インプットだけではなくアウトプットの機会も圧倒的に豊富です。

どんなに勉強してもTOEICの点数がなかなか上がらない、と言っていた人が短期間外国に滞在して実際の英語圏の生活を経験したことで、その生活の中で使われる様々な状況での英語に触れ、一気に点数が上がったというケースもあります。

まとまった時間をとれる方は、レベルアップのきっかけのために留学を検討してみるのも非常に価値があるでしょう。

関連:2000時間の英語学習で英語がマスターできるって本当!?効果的な英語学習もご紹介

まとめ

英語教材も英会話教室も、必要とするものは手が届くところにたくさん揃っています。

英語は勉強するのではなく、自然に身につけることがベストであり、そのためにはできるだけ英語の環境を自ら作ることが大切です。

映画を見ながら英語を勉強することは、1ヶ月で身につくものではなく、根気が必要になってきます。

しかし、自分の好きな映画を何度でも見続けることで、以前、聞き取れなかった英語がだんだんと聞き取れ、理解できるととても嬉しいですよね。

まず続けて見ていられる映画を探して、何度も何度も繰り返しましょう。

また、帰国子女が日本に帰国してきた後の英語力を維持する方法についても以前にご紹介しました。

英語の環境があまり作れない日本で、帰国子女はどんな方法で英語力を維持し、英語を学び続けているのか、詳しく知りたい方はこちらから!

帰国子女が英語力を維持する方法13選!最も効果的な方法とは?

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