スタッフインタビュー

本当の成長を得られる環境はここに。大久保夕風さん【フランジア(現:Sun*)インターン生インタビュー】

今回は、他のセブ島IT留学・エンジニア留学を卒業され、現在フランジア(現:Sun*)のエンジニアインターンとして1ヶ月を過ごされた大久保夕風(おおくぼゆん)さんにインタビューをさせて頂きました。

IT留学やプログラミング学習サービスを検討される多くの方が気になるのが、「実際にどんなことを学べるのか」「学んだ結果仕事ができる実力が付くのか」「実際に仕事につながるのか」というところかと思います。

今回は、実際の開発会社であるフランジアにインターンとして入社して、「他校のIT・エンジニア留学」で学んだことと「実際の開発現場」で感じたギャップについて、大久保さんにお話して頂きました。

今後より良い「IT留学」や「海外IT企業でのチャレンジ」を考えられている方の参考になればと思います!


フランジア・大久保さんインタビュー

――本日は時間を取ってくださってありがとうございます。フランジアでのインターンを始められて1ヶ月が経とうとしていると思うのですが、インターン開始後感じたことなど、お話を伺えればと思っています。よろしくお願いします。

大久保 はい、よろしくお願いします!

他校のエンジニア留学を卒業してフランジアのインターンに入った大久保さん。留学とフランジアの実務で感じたギャップとは?

――フランジアでのインターンを開始して1ヶ月経って、今はどんな感じですか?

大久保 入ってすぐの1週間はすごく大変だなと思っていました。でも2週目くらいからは、大変だと思って面食らっているよりも、大変で新しいことが沢山あること自体が、より学びが多いチャンスなんだな、と気持ちを切り替えて、その後楽しめるようになってきました。

――なるほどですね、大変だなと思った部分はどういうところなんですか?

大久保 一番大きかったのは、「学ぶ」ことと「実務をすること」の間にある緊張感の違い、みたいなところですかね。。。
留学中にもチーム開発などはあったのですが、「いつまでにこれを完了させなければならない」とか「このタスクの完了は○○が実現されてないといけない」というような、期日だとか完成の基準みたいなものは曖昧になっちゃいがちだったんですよね。留学生同士のチーム開発ではあったので。。。
ただフランジアのプロジェクトに入ると、仕事としてやる形になるので、きちんとやりきらないといけない、という緊張感があります。
でも、だからこそ、「きちんと経験を積んで、学んでいる」という実感や密度は、留学での学びとはかなり違いますね。

――なるほど。確かに「勉強」と「仕事」では全然違いますよね。「留学」と「インターン」というポジションの違いでもあるとは思いますが、「より実務に近い環境」こそが「濃い学びになる」という意味では、フランジアの留学やインターンへの考え方とも通じる部分だったりしますね。他にも何か感じたことはありますか?

大久保 より具体的な開発の話になるのですが、留学ではきちんと学べなかったのに、実際の開発現場に入ってみたら常識なんだ、ということが沢山あったことです。
たとえば、今参加させてもらっているプロジェクトではPHPというプログラミング言語とLaravelという「フレームワーク」を使った開発をしています。
フランジアに入って知りましたが、今の世の中の開発で「フレームワーク」を使わない開発はほとんどありえないらしいのですが、フレームワークを使い始めたのはフランジアのインターンに入ってからでした。

また、留学中に少しだけGitというチーム開発の際に使うツールも使ったのですが、留学中に使ってみたGitの使い方と、開発現場でのGitの使い方は全く違いましたね。。。留学中にもチーム開発はしていたのですが、本当の現場のGitの使い方は、全く違うんだな、ということ知ったのもフランジアのインターンに入ってからでした。

――なるほどです。確かに初心者から始めている状態だと、フレームワークやGitなどのツールは少し高度ですし、2ヶ月・3ヶ月という留学期間だと、きちんと教える・教わる、というのは通常の留学事業者では難しいのかもしれませんね。

――他に実際の実務に入って感じたギャップなどはありますか?

大久保 うーん、そうですね。。。あ、開発MTGで出てくる単語などが新しいことばかりで、今も毎週わからない単語が出てきていて、勉強しないと、、となることが多々あります。

フランジアの開発では、アジャイル・スクラムという開発手法で実際の開発をしているのですが、そもそも「アジャイル・スクラム」って何なの?というところからインターンは始まりました。

今私がジョインさせてもらっているプロジェクトでは、1週間毎にお客様とMTGをしていて、そのMTGをベースに毎週の開発ゴールを決めて、それを元に開発チームでスケジュールや見積もりをして、開発を進めています。

その中では、チームで見積もりをするときに「プランニングポーカー」と呼ばれるやり方で見積もりをしているのですが、開発予定のタスクにみんなで「いっせーのーせっ!」で数字の書かれたカードを出すんです。
そこでみんなの想定している数値が違ったりすると、その違いがなぜ発生しているのかをチームで議論して、それぞれが同じタスクに対して持っている考えの違いをシェアしあって、チームが同じ見解を持てるように議論しながら、タスクの理解を深め合って、見積もりをしたりスケジュールを立てたりしています。
マネージャーの西出さんは「よくできた民主主義みたいでしょ?」とか大げさなことを言ってくるんですが、こうやってチームで共通の理解を作りながら開発を進めていくんだな、という部分は新しい学びですし、面白いなと思っています。

あと、お客様とのMTGも入らせていただいていて、MTGに入って知ったことなんですが、エンジニアやプログラマーってプログラミングができるだけではなくて、そのサービスがどういう人に使われるのか、サービスがより成長するために今マーケティングでは何を考えているのか、サービスを作っているお客さんがどういうビジネスの考え方をしているのか、など、「プログラミングができるだけじゃだめなんだな」、と思わされることも多いです。
そういうもっと幅広い知識が必要なんだなと気づいて大変だなと思いもするのですが、そういう話をきちんとお客さんとしながら、開発者として一緒に開発もできるようになる、ということを考えると、「カッコイイな」とも思ったりもしています。

――なるほどなるほど。大久保さんがジョインしているプロジェクトはかなりきちんとスクラムのきれいな開発プロセスが回せているので、かなり良い経験ができていそうですね。あと、エンジニアが「プログラミングをするだけの仕事じゃない」というところに、自分で気づいてくれている、ということは、むしろ社員側としては嬉しいです(笑)。

初心者から海外ITキャリアを志した大久保さん。そんな大久保さんが現地インターン先としてフランジアを選んだ理由とは?

――少し話が変わるのですが、大久保さんはセブ留学開始後、就職イベントや現地ミートアップへ参加したりしながら、いろんなインターン先を検討されていたと聞きました。そんな中で、フランジアをインターン先として選んだ理由はどのようなものだったんですか?

大久保 一番大きいのは「厳しい環境で仕事ができる」と思ったことです。私自身日本での社会人を辞めてセブ島のエンジニア留学に来ていたので、留学後きちんとIT・エンジニアとしてキャリアを作れるのか、留学当初からかなり意識していたんですね。なので、留学に来た1週目から現地の就職イベントに参加したりしていて。そういう気持ちもあったので、現地でインターンを探すときには、「厳しい環境の方が勉強ができる」と思っていて、フランジアさんは「厳しそう」というイメージがあったのが決め手でした。

――なるほど、確かにフランジアは既にグローバルに展開している企業ですし、日本のお客様を満足させるために人材育成にもサービスクオリティにも力を入れているので、ある種厳しいというか、妥協のない仕事の仕方をしていますよね。

大久保 あと、フランジアの現地マネージャーの西出さんとは、共通の知り合いのつてもあって早い時期に一度ご飯に行かせて頂いたことがあったのですが、西出さんとお話できたのもインパクトがありました。フランジアさんは、ベトナムやフィリピンで現地の学生へプログラミング教育の提供をしているそうなのですが、初対面でその話を聞かせてくださったときに、「先進国とか途上国とか抜きにして、能力がある人間は沢山居るのに、産まれてきた場所や社会・タイミングがアンラッキーなだけでフェアに評価されない人が沢山居るのはおかしい。うちの社員とか俺のフィリピンとかベトナムの友達は、普通に超尊敬できる人たちなのに、21世紀にもなって未だに意味不明なアンフェアな世界のままとか気持ち悪いでしょ。俺もフランジアも、そういう世界変えなきゃならないと思ってるんだよね。」みたいな話をされていたんですね。

私自身も小さい頃に環境問題に興味があって、どうやったらそういう問題を解決できるのかな、とか、東日本大震災があったときに、そういう大きな問題に対して何ができるのかな、とか考えたことがあるんですけど、「結局何もできないな」ってなっちゃいがちだな、、、と思っていて。

でも、そういう「普通なら自分にはどうしようもないかもしれないな」と思ってしまいそうなことを、一見普通の「IT開発会社」にしか見えない会社が、自分たちが解決すべきこととして「自分ごとのように当たり前に話している」のというのを見ていると、「ここで働いたら何か得られるものがあるのかな」という気持ちになった、というのもありました。

――なるほど、ありがとうございます。確かに西出は以前LIGさんにインタビューして頂いたときにも、「大航海時代以降のアンフェアな世界が未だに続いてるのはおかしい、500年くらいの歴史を変えるくらいの仕事しないと意味がない」みたいなこと言ってましたね。

現在エンジニア留学、フランジアでのインターンでの経験を積んでいる大久保さん。今後目指しているキャリアとは?

――それでは、そんな今ちょっと厳しい環境でのインターンをされている大久保さんですが、今なりたいと思っている将来イメージなどはありますか?

大久保 ITの仕事にはやっぱり興味は強いんです。ただ、人と関わる仕事も好きで、楽しいなと思っているので、ずっと画面に張り付いているエンジニアというよりは、もっと幅広いエンジニアになれると良いなと思っています。やっぱりものを作る仕事であるエンジニアって、自分の作ったものが世の中に出て、いろんな人に使ってもらえる、というのは素敵だなと思っているんですね。そんないろんな可能性含めて、ITに関わる仕事で、誰かとつながってられるような仕事ができるように、成長していきたいですね。

今後フランジアでのIT留学(現:Awesome Ars Academia)やインターンを考慮される方へひとこと。

――では最後に、今後フランジアのIT留学やインターンを検討される方へひとことメッセージをお願いします。
大久保 フランジアでの「インターン」は、厳しい部分は厳しいですし、きちんとしたアウトプットを出すことが求められるので、中途半端な気持ちで来てしまうと大変に思うことが多いかもしれないな、と思います。

フランジアの「留学」自体については、私自身は別の学校に行っていたので詳しくは言い切れないのですが、2つの留学コース共に、フランジアの実際の開発現場のノウハウが凝縮された留学コースになっていると思うので、「本当に働けるようになりたい」という人には、オススメできるだろうな、と思います。私が今一緒に開発しているフランジアのフィリピン人エンジニアの人たちが講師をしているのですが、毎日本当に学ぶことが沢山です!

「本当に成長したい」という気持ちや想いを持っている人は、フランジアのIT留学やインターンはオススメできると思います!

――大久保さん、ありがとうございました。
一緒にAWESOME!な未来を作っていきましょう!引き続きよろしくお願いします!!


編集後記

いかがでしたでしょうか?

弊社はベトナム、日本、フィリピンなどを中心に多くの開発拠点を持っており、グローバルに展開しているため、多くのセブ島留学生がインターンなどの窓口を求めて門を叩いてくださいます。

弊社としてもみなさんを受け入れられる訳ではないのですが、他の留学事業者から弊社のインターンの現場に入られた方は、多くの方が実際の現場とのギャップに驚かれるようです。

そのようなギャップを極力減らし、本当にグローバルで活躍できるIT人材やプログラマーを育成したいと思い、私たち自身でスタートしたのが「フランジアのIT留学(現:Awesome Ars Academia)」です。

IT留学をご検討の方は、大久保さんいわく「少し厳しい」かもしれませんが、ぜひ、Awesome Ars AcademiaのIT留学を検討してみてくださると幸いです。

 


Awesome Ars Academia(オウサムアルスアカデミア)は、グローバルIT専門学校です。

中高生から社会人まで、幅広い層の方々に「英語でのプログラミング学習」の場を提供しています。

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