スイミングやピアノ、習字などといった定番の習い事に加え、スマホやタブレットが当たり前のアイテムとなった今、パソコン関連やオンラインスクールでの学習系の習い事が充実しており、現在の小学生は多種多様な習い事を経験することができます。

今回は、習い事をするメリットやどんな習い事がおすすめなのかを実際にご紹介しますので、子供にどんな習い事をさせようか検討中の方はぜひ参考にしてみてください。

小学校入学を経て、学校生活のペースがつかめるようになると、習い事を始める子供の割合は高く、実際に約８割の子が何かしらの習い事をしています。

具体的には、文化系と運動系からバランスよく１つずつ、そして高学年になるにつれて学習系の通信教育や塾などが加わり、平均的に２～３個の習い事をかけ持ちしている人が多いでしょう。

学童保育に通う子は学校への送迎サービスを利用するなど、親が付き添えない場合でも安全に通える体制が整っています。

民間の学童などを利用している場合にも、英語やダンスのレッスンなどが充実したカリキュラムが取り入れられていますので、習い事をしているのと同じ感覚でさまざまな事にチャレンジできるでしょう。

小学生に習い事をさせるメリットの１つとして、学校では学べない経験をさせることができるので、小さい頃から興味の幅が広がり、好奇心を育てることができます。

また、子供がどんな能力に長けているのかを引き出してあげるきっかけにもなるでしょう。

たくさんのことに興味がある幼少期に習い事をさせることで、集中力や、何かを成し遂げる力を養えます。

楽しいだけではなく、うまくいかない時に練習を重ねることによって成功する達成感を味わうことは貴重な経験になります。

学校とは違ったコミュニティーで社交性を養い、同じものに取り組む恩師と仲間の絆を大切にすることも人生の重要な学びになるでしょう。

習い事は子供の成長過程で絶対に必要なものではありませんが、未知数である子供の可能性を広げられることには間違いありません。

英会話

英語は小学校の学習課程でも必修教科となり、今後のグローバル化社会を見据えれば英語が必須であることは言うまでもありません。

英語に対して苦手意識のある保護者は、自分の子供には小さい頃からしっかりと英語を身に付けて欲しいと思う方も多いでしょう。

脳の発達が盛んで吸収率のいいうちに語学力は鍛える価値があります。

中学での英語学習へスムーズに移行するのにもとても効果的です。

英会話スクールでは経験豊富な日本人講師やネイティブ講師と楽しみながら英語が身につくカリキュラムになっています。

リーズナブルなオンラインスクールも増え、PC環境さえ整っていれば気軽に始めることができるのも魅力です。

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楽器

定番の習い事の１つであるピアノは今も根強い人気があります。

指先の刺激は脳にもいい影響があるのはもちろん、音感やリズム感、楽譜の読み方や音楽理論などを習得することができます。

教本は基本的にはクラシックの楽曲が多いですが、自分の好きな曲や流行のポップスなどを教えてもらえる場合もあります。

最近はサイレント楽器が豊富で、マンションや近所への騒音を気にすることなく練習できるため、ギターやドラム、金管楽器などさまざまなものにトライすることができます。

親御さんや兄弟が楽器を演奏するご家庭では家族でのセッションも楽しめるでしょう。

発表会などが定期的にある場合は別途費用がかかりますが、計画的に練習するプロセスや人前で演奏する緊張感を味わうことはとてもいい経験になります。

 

スポーツ

サッカーや水泳、体操などのスポーツは習い事としても人気で、未就学児の課外活動としても盛んに取り入れられているのでその延長で続ける小学生も多いでしょう。

体力いっぱいの元気なお子さんにはぴったりな習い事で、丈夫な身体づくりにも大きな役割があります。

チームプレーが必要なサッカーや野球は協調性や競争心を養うことができます。

水泳は季節や天候にかかわらず、初期費用も少なく始められるのが魅力的で、喘息などの呼吸器疾患を持つ子の体力強化にも大変効果的なスポーツです。

体操教室では、マット運動や鉄棒、跳び箱など個人ではなかなか揃えられないアイテムで子供たちも楽しく運動ができるでしょう。

 

ダンス

スポーツと同じく身体づくりに効果的なダンスは、ジャズやヒップホップ・レゲエの他、フラダンスやチアダンスなどジャンルが豊富で一定の運動量があります。

学校の体育の授業でもダンスが取り入れられるケースが増えており、一昔前より馴染みのある習い事になりつつあります。

華やかな雰囲気が女の子に人気のバレエは月謝が高いイメージですが、今ではリーズナブルに受講できる教室が増え、男の子のレッスン生も多く見られます。

綺麗な立ち振る舞い方を幼いうちから習得することは普段の姿勢にもいい影響があるでしょう。

また、ダンス・バレエは、いずれもリズム感や柔軟性を養うことができ、発表会などを通じて演目を仕上げるための練習や人前で演舞を披露することは子供にとって貴重な体験となるでしょう。

 

プログラミング

小学校でも必修化になったプログラミングは、近年スクールも増え人気が急上昇している習い事です。

パソコンに不慣れな子供にも対応してくれるスクールがほとんどで、実際にゲームを制作したりロボットを作動させたりと楽しみながら学べるのが最大のメリットです。

難解なコードを理解する必要はありませんが、学習を続けていけばエンジニアやプログラマーが使用する本格的な言語の基礎を習得することも不可能ではありません。

通学型スクールもありますが、オンラインスクールを選べば外出を避けたいコロナ禍の状況でも受講することが可能です。

認知度はまだ低いジャンルではありますが、将来性があり楽しみながらトライ＆エラーを繰り返し、思い描くものを形にしていくことで論理的思考を学ぶことができるのが注目のポイントです。

スクールによって学べる内容が異なるため、体験講座などを利用し、カリキュラムを確認してみるといいでしょう。

交通手段

習い事をする場所に行く所要時間や交通ルート、また、親御さん自身での送迎が必要な場合には、駐車場の有無などをチェックしておきましょう。

他に兄弟がいる場合は、送迎時に留守番をさせるのか同行させるのかどうかの確認もしておいた方が良さそうです。

 

費用

習い事を通して、さまざまな経験をさせてあげたいのが親心ですが、当然ながら金銭的な負担も伴います。

月謝に加え、発表会や大会出場の際の費用が発生する場合がありますので、体験や見学時に必ず確認しておきましょう。

 

スケジュール

習い事を始めることによって、学校の宿題をやる時間や、友達と遊んでいた時間が少なくなるなどこれまでの生活スケジュールにも大きな影響が出るので、あれもこれもと増やしすぎず、様子を見ることも大切です。

また、スポーツ系の習い事は練習時の当番や、遠征・試合など親御さんの出番が必要な場合も多々あります。

ですので、子供のスケジュール管理だけではなく、親御さん自身のスケジュールも確認した方がいいでしょう。

習い事に関しては、ある程度大きくなると子供自身が興味を持ってやりたいことも増えてきますが、まだ小さな子供のうちは親が挑戦させたい場合が多いのではないでしょうか。

どんな習い事もまずは説明会や無料体験などを利用し、子供の反応や関心があるかどうかを確認してみるといいでしょう。

そして、教室の指導内容やカリキュラムについてもしっかり納得してから入会や受講を決めることをおすすめします。

子供たちが楽しみながら能力や才能を発揮できる習い事に出会えるといいですね。

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また、習い事に関する記事もあわせてご覧ください。

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