Ruby on Rails留学体験談

世界一周経験者がIT留学!旅に魅了された彼が、セブでプログラミングを学んだワケとは?

旅が好き・留学したい・ワーホリに行きたい。若者が世界に出て行くことが増えてきた現在。

元フリーターで世界一周経験者という一味違った経歴を持つ1人の若者が、セブ島にIT留学に来てくれました。

彼が世界一周をした後に、プログラミングを学びにセブ留学に来たワケとは?

Ruby on Rails留学卒業生のインタビューです!

反省の多い高校時代と憧れた青春

――こんにちは、今日はよろしくお願いします!

だいすけ よろしくお願いします!

――だいすけさんは旅好きで、1年間世界一周に行っていらしたんですよね。個人的にもすごく興味があるので、今日のインタビューが楽しみです!!まずはだいすけさんの学生時代について教えてください!

だいすけ 楽しみにして頂いて嬉しいです(笑)。はい!もう8年ほど前のことにはなりますが、高校時代は不真面目な学生でしたね...。勉強はやらず、入った部活もすぐに辞め、バイトと遊びばかりしていました。

――そうなんですね。どのようなことをして遊んでいたのですか?

だいすけ 広島出身で海が近かったので、毎日のように放課後に友達と海に行っていました。あとはファミレスに行って、他愛のない話をしたりですね。

それと、友達と遊ぶのと同じくらいに、家で1人でアニメや映画を見るのが好きでした。特にアニメはたくさん見たのですが、その中でも「けいおん!」は大好きでした。ダメダメな主人公が軽音部に入り、音楽や仲間との出会いの中で、何かにコミットすることに充実感を覚えながら成長していくんです。けいおん!の世界観にあるような青春にかなり憧れていましたね。
他にもアイシールド21やスラムダンクは、ハマりすぎて何周も漫画を読み直しました(笑)。

――けいおん!は観たことないのですが、スラムダンクやアイシールド21は僕も大好きで共感します!高校の部活を描いたアニメが好きだったんですね?

だいすけ はい、高校の部活にあるような青春を求めていたのかなって思います。共通のベクトルを持つ仲間がいて、同じ目標に向かって切磋琢磨していくことに憧れていました。スラムダンクに関しては、何度その切磋琢磨し合ってきた仲間との友情シーンに鳥肌を立てたことか...。

一方、僕は高校では、テニス部に入ったのですが、部活の時間が長すぎて入部して3ヶ月でやめてしまっていました。ただ、スラムダンクやけいおん!を見てから、もっと踏ん張って部活を続けてみてもよかったなって後悔は感じましたね。

心のどこかで、みんながやりたいことを真剣にやって、同じ志を持つ人たちが集まって、切磋琢磨していくことへの憧れというものはありました。

――戦友のような同士がほしい気持ちわかります!高校卒業後は大学へ行かれたのですか?

だいすけ いや、僕は英語の専門学校に進学しました。勉強が苦手だったのもあるのですが、大学に行くための勉強にモチベーションが湧かなくて...。

でもそんな勉強嫌いな当時の僕でも、英語だけは大好きでした。英語ができることで仕事の幅が広がると思っていたし、なにより海外に行って、日本人以外の人たちとコミュニケーションが取れるようになりたいって思いがあったので。

――英語が話せると仕事もプライベートも幅が広がりますよね。専門学校卒業後は何をされていたのですか?

だいすけ 専門学校は楽しくて、英語を使うこともより好きになったのですが、英語の仕事に就くのは何か違和感があったんです。目標のないまま仕事をするのが嫌でした。

当時は自分がやりたいことっていうのがわかっていなくて、そのやりたいことを見つけるのに必死でした。専門学校を卒業して20歳だった僕は、一生懸命に何かに熱中したいという気持ちはあったものの、その何かがまだわからなかったんです。それから2年ほどはフリーターをしていました。

世界一周を決意したきっかけと世界一周での出来事

――だいすけさんは、世界一周をなされていたんですよね。どういったきっかけがあったのでしょうか?

だいすけ フリーターだったときに一冊の本に出会いました。”自由人”高橋歩さんの著書『FREEDOM』という本です。高橋あゆむさんは旅人であり実業家の方で、旅好きの人なら誰もが知っている超有名な方です。
FREEDOMは、そんな高橋さんが世界一周中に撮影した写真を、高橋さんの熱いメッセージと一緒に載せている本です。
当時やりたいことがわからず、これからどうやって生きようかと思いふけっていた僕は、FREEDOMの一節にある「夢は逃げない、逃げるのはいつも自分だ」って言葉に背中を押されました。結構有名な言葉なので知っている人も多いかもしれません。
僕はこの言葉に触れて、自分はこれまでやりたいことに出会う機会はあったけど、それに挑戦していなかっただけなのかもしれないと気づかされました。「なにかをやりたくてもやらないし言い訳ばっかりしてて、言い訳上手になっていく自分ってめちゃだせーな」って実感させられたの覚えています。

そして、FREEDOMの中でもう1つ好きな言葉が「Believe your 鳥肌」という言葉です。僕はこれまで、ワクワクする瞬間があってもそれを本気でやろうとは思えませんでした。自分の考えは浅はかなんじゃないかなとか、みんなにバカにされるんじゃないかなとか。
でも、高橋さんの場合は、頭でできるかどうかを考える前に、体の反応に従ってやるかどうかを決めるんです。例えば鳥肌とかワクワクとかです。そして、どうやってやるかは、やると決めてから必死に考えるんです。
僕はこれを知ってから、やりたいことを見つける為に頭の中でひたすら考えても答えは出ないから、いろんなことに飛び込んで、そのなかで「鳥肌が立つようなワクワクすること」を夢にしようと思うようになりました。
本を読んでいる最中はもちろん、読み終わった後もずっと興奮が止まらなくて、その興奮を信じて、高橋歩さんと同じく世界一周に行きたいと思い始めたんです。

――高橋歩さんのFREEDOM読んでみたくなりました...。それで世界一周を決意したのですね!

だいすけ 実は世界一周を決意したのは、もう少しあとのことで、高橋歩さんの講演イベントに参加したときのことです。高橋さんはイベントの中で「やりたいならやっちゃえよ。どうしようか迷ったときに大事なのは、どちらを選ぶかじゃなくて、選んだあとどうするかだ。決めたらあとは頑張るのみ」といった話をされていて、彼の豊富な経験からくる重みのある言葉に、また突き動かされたのを覚えています。
そのイベントでは高橋さんの他にもたくさんの旅人に会えました。当時20歳の僕には刺激しかない機会で、そのイベントの日に世界一周することを決心しました。

それからは、1年半ほど広告代理店の仕事をひたすら頑張って、200万円ほど貯めて1年間の世界一周に踏み出しました。

――旅の中で印象に残っている景色などはありますか?

だいすけ それはもう...たくさんあります(笑)。
旅人は人それぞれ自分の旅のテーマを決めるんです。僕の場合は「世界の絶景を見て回る旅」がテーマでした。
たくさんの景色をみたし、観光地にはメジャーなものからマイナーなところまでほとんど行ったのですが、その中でもウユニ塩湖、マチュピチュ、アイスランドのオーロラは本当に言葉にできないくらいの絶景でした。2、3年前に行ったんですが今でも鮮明に覚えています。アドレナリンが出すぎて、ただひたすら「やべぇ..やべぇ...」って言いながら、全身で感じていましたね。

――話を聞くだけで鳥肌たちます!(笑)世界一周中の人との出会いはどうでしたか?

だいすけ 個人的には人との出会いが一番の旅の醍醐味でしたね。旅行した国の先々でバックパッカーの人たちと出会って、友達になっていくんです。世界一周中の外国人バックパッカーや日本人バックパッカーの人たちと意気投合して、一緒に国々を旅行したのはすごく面白い体験でした...。ドラクエみたいに旅の中で仲間が増えていくんですよ!(笑)
この世界一周の旅では、共通の目標を持つ今まで知らなかった人と出会って仲良くなって、一緒に色々な国々を旅して、旅ならではの別れがあって...、その一期一会で人間味のある出会いっていうのが本当に鳥肌ものだったんです。
自分だけじゃなくて、みんなで、生きている実感と充実感を共感しているような感覚です。それこそ高校時代に憧れていた青春に似た感覚かもしれません。

――世界一周を終えて、行く前とあとで変わったこととかありますか?

だいすけ 次の目標が見つかりました。高橋歩さんみたいな人の背中を押せるような人、人の人生の分岐点になるような人になりたいっていう目標です。
僕は、世界一周中に経験したことや感じたことをFacebookで定期的に投稿していました。そうすると徐々に応援してくれる人が増えてきて、最後世界一周の集大成として作った動画を投稿したときには、友達以外にも多くの人からメッセージをもらうことがあったんです。「こっちまでわくわくしました!」とか「自分も世界に出てみたくなった!」とか「勇気もらいました。」とか。それがあってから、人の人生の分岐点となってワクワクを伝えられるようなことをしていきたいって思い始めました。

プログラミング留学をしたワケとRuby on Railsコースでの2ヶ月間

――世界一周を経験してから、なぜプログラミング留学をしようと思ったのですか?

だいすけ 先ほどの話につながる部分があるのですが、人にワクワクを伝えるのに自分には何ができるんだろうと考えたときに、自分が好きな写真や映像制作だなと思ったんです。 そして、世界一周中に撮った写真、制作した映像をSNS以外の形でシャアできるようなウェブサイトやブログアプリを作りたいと思ったのがきっかけでした。

――魅力的です!それではなぜその中でもAwesome Ars AcademiaのRuby on Railsコースへ来てくれたのですか?

だいすけ 今ブログサービスを一緒に作っている友達がいるんですけど、その人が現役エンジニアで、小学校からの幼馴染なんです。彼がHTML、CSS、WordPressなどは自分で勉強できるから、バックエンドのプログラミング言語を学んだ方が僕のためになるとアドバイスくれたんです。そしてRuby on RailsはRubyのフレームワークで学習のハードルが低く、ウェブアプリを作れると知って、Ruby on Railsコースに決めました。

――Ruby on Railsは初心者に優しく、高速開発が売りの言語なので、だいすけさんみたいに作りたいものがイメージできている方には特に合っていますね。Ruby on Railsコースを受けてみて授業はどうでしたか?

だいすけ 2ヶ月間のコースでは、短期集中で幅広く深く学べました。これまで勉強をやってこなかったので最初の2週間ほどはRuby、Ruby on Railsなどの基礎文法を使うアクティビティに苦労しました。それでも根気強く学習を進めるうちに、だんだんと自分の中でコードの文法とかアプリ開発の流れっていうのが腑に落ちていくのを感じられました。
2ヶ月目の半ばにちょっとしたbreakthroughみたいなものを感じてからは、勉強や開発が楽しくてたまらなかったですね(笑)。

――フィリピン人教師Charlotteはどうでしたか?

だいすけ Charlotteには、ただひたすら尊敬の念しかありません(笑)。技術はもちろんですが、熱意もすごいんです。教えることにプロフェッショナルの意識を持っているのが伝わってきます。なので例えば、細かいところなんですけど、GithubでのPRチェックをしてくれるときに、インデント(コードの字下げ)とかDRY原則(Don't Repeat Yorself)というコードの重複を避ける規則などの、コーディング規約に反することがあれば、厳しめにチェックして、より良い書き方を教えてくれました。

――Charlotteは親しみやすさと厳しさを併せ持つ先生ですよね。日本人TA(ティーチングアシスタント)はどうでしたか?

だいすけ 生徒がわからないところを敢えてすぐには教えずに、まずは自分で考えるように促してくれたのが、かなりためになりました。エンジニア力=ググり力ということを教えてくれて、まずは15分、30分ほどは自分で解決策を見つけて、それを試すように促してくれました。それでもわからなかったら丁寧に教えてくれるので、エンジニアとしての将来を考えた指導をしてくれたなって思います。

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セブ島の生活。綺麗な海。

――セブでの生活はどうでしたか?

だいすけ 授業後たまに、また土曜日には毎週Ruby on Railsコースのクラスメイトと一緒に勉強や開発をしていました。中でもすごく僕と仲良くしてくれた大学生がいて、彼とは一緒に勉強しながら、開発でわからないところを教えあっていました。まぁ彼は飲み込みも早くてプログラミングが得意だったので、特に最初は助けられてばかりでしたけど...(笑)。
ただ、2ヶ月目の応用コースの中盤あたりから僕が彼に教えられる部分もちらほら出てきて、そうやって教え合いつつ、切磋琢磨できたのが楽しかったですね。

――休みの日も勉強してたんですね!セブは海が綺麗で有名だけど、どこか旅行したりしました?

だいすけ 実は僕は妻と留学にきていて、仲良いRuby on Railsコースの友達と妻と一緒に、セブのリゾートに行って休暇を過ごしたりもしました(笑)。妻は今語学学校に通っています。

――奥さんといらしていたんですね!世界一周して色々な国や地域に行っただいすけさんからみて、セブでの暮らしはどのように映っていますか?

だいすけ フィリピンは、世界でも稀にみるくらい人が良いです。明るくて正直で、たまにだらしないけど、僕はこの国民性が大好きですね。インドとかヨーロッパの治安が悪いところを経験してるんで、僕の感覚は参考にはならないかもしれないけど、中心街の治安に関しては日本の市街地とあまり変わらないです。車の運転が荒いので、交通ルールを直して欲しいくらい(笑)。

立ち上げ中のサービス「旅ポスト」とこれからのこと

――だいすけさんの今後の予定について教えてください!

だいすけ 現在はRubyのエンジニア職にアプライしているところです。 それと同時にWordPressで作成していたブログの立ち上げをしています。「旅ポスト」という名前のユーザー投稿型サイトで、旅の思い出を投稿してもらうサイトです。実は、世界を旅している日本人ってこの瞬間に同時に約3000人いるらしいんですけど、僕が世界一周中に旅で出会った人たちの多くは、個人の手書き日記やブログ、SNSにそれぞれの思い出を綴っていました。
僕はなんかそれが勿体無いなって思っていて、インターネット上に散らばっている旅日記を一箇所に集めることができれば、もっと記事を書いてくれる人と読んでくれる人でワクワクの連鎖が起こせるなと思いました!
よかったら利用してみてください(笑)!

――早速1つサイトを立ち上げたのですね!近いうちに海外旅行するので、もちろん投稿させていただきます!!最後に、この記事を読んでくださっている読者の方にメッセージをください!

だいすけ 高橋歩さんの言葉をお借りしますが、僕からメッセージがあるとすれば、まさに「Believe your 鳥肌」です。ビビッときたり、これやりたいというものがあったら、頭で考えずにやると決めるのが大事かなって思います。やると決めてしまえば、具体的な方法はあとから必死になっていくらでも思いつくものです。
現状に言い訳せず、ぶっ飛んだ経験しまくって、お互いカッコいい人間になりましょう!

編集後記

やりたいことをみつけるために、自分に真摯に向き合ってきたフリーター時代。そこで知った高橋歩さんという人物。そして決意した世界一周。

世界一周を経て、人の人生の分岐点になるという目標を見つけただいすけさんは、その夢を形にするためにセブへのIT留学に来てくれました。

20代後半になり、ますます勢いがでてきた彼のインタビューとRuby on Railsコースでの経験を読んでいただき、ぜひ弊スクールのIT留学に興味を持っていただけると幸いです。

 


Awesome Ars Academia(オウサムアルスアカデミア)は、グローバルIT専門学校です。

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