Maayong Hapon!フィリピン人に国籍を聞かれる時に、ハーフFilipinoハーフJapaneseと言うと99%の確立でその後の会話をセブアノ語に切り替えられるインターンのYunです!(※純ジャパです。)
お金を稼ぎながら英語の勉強が出来るワーキングホリデー。ワーキングホリデービザでは最長2年間の滞在が可能ですが、その後の進路を悩む人は多いはず。現地または日本で就職?違う国に留学?そんな迷いがある中、ワーホリ後に最近セブ島で流行ってきているIT留学に来てくれる人も。
安定していた会社を退職してワーホリへ?ワーホリ後にセブ島でIT留学?一体どんな経緯があったのでしょうか。
オーストラリア、ニュージーランドを経てフィリピンに辿り着き、2ヶ月コースを受講した沖康平さんに卒業インタビューを実施しました!
7年間の会社員生活に終止符、新天地にてはじめの一歩
――沖さんはワーホリの経験がおありですよね!ワーホリに行くまでの経緯を教えてください!
沖 大学卒業後、新日鉄住金の子会社で輸出入の代行や船の手配をする海運会社に7年間勤めました。鉄鋼会社なので会社自体は安定していたんですけど、話す人は毎日同じですし、仕事自体もすごく簡単な内容だったんですよね。7年間勤めましたけど、これといったスキルも身につくことなくただただ日々を過ごしていました。
ただある時にふと気付いたんですよね。朝会社に向かう度に、50人くらいのおじさんたちがみんな似たようなスーツを着て、似たような表情で下を向きながら横断歩道を渡っていることに。なんかそれを見てすごく虚しくなったんです。このままでいいのかって。それでちょうどその時に会社が他社と合併することになっていたりと面倒になる時期だったので、周囲の猛烈な反対を押し切って会社を辞めることを決意しました。
――7年間勤めた会社を辞めるってなかなか踏み出せないことですよね。そこからまたどうしてワーホリを選んだんですか?
沖 死ぬまでに英語を喋れるようになりたいとずっと思っていたんです。元々洋画や洋楽、ミュージカルが好きなんですけど、英語がわからないのにそれらを見ているのが結構嫌だったんです。あと、働いてた時はスーツを着てメガネをかけていたんですけど、その姿を見た外国人からすると英語を話せるように見えるらしくて。街中で道を聞かれたりしたんですけどそれに対して答えられなかったりで、そういうのが悔しかった。なので年齢的なことも考えて、ワーホリ行くなら今だ!と思って、ワーホリにしました。
オーストラリア・ニュージーランドで英語スキルを上げる
――まずはオーストラリアでのワーホリ生活について教えてください!
沖 英語は語学学校に通って勉強していました。ただ学費がかなり安いところだったので授業のカリキュラムとかが結構テキトーで。授業は午前中だけで終わる時もありますし、グループ授業だけだったので先生も熱心な感じが全然なくて。なのでオーストラリアの1年間はとりあえず遊んでましたね。サーフィンや遊園地に行ったり、友達とゲームをして遊んだり、一緒にお酒を飲んだり...
もちろん生活をしていくためにバイトもしてました。バイトは日本のラーメン屋さんやドミノ・ピザ、あとは建築工事の現場で働いたりもしましたね。ただ、そんな生活をして英語がペラペラになるわけもなく、もっと英語を話す環境にいないとと思い、年齢的にワーホリの申請がぎりぎり出来るニュージーランドへ1年間行くことを決めました。その間日本には帰ってないです。
――日本に帰らずニュージーランド!!日本が恋しくなりそうですね。ニュージーランドではどんな生活をしていたんですか?
沖 ニュージーランドでは学校には通わず、バイトと英語の勉強をしてました。バイトではお寿司屋さんやオーストラリアと同じく工場現場、ワイン畑やリンゴ畑といったところで働いていました。結構働いたので、車を買って国を1周したりもしましたね。すごく楽しかったです!
英語に関してはオーストラリアでの反省を活かして、とにかく喋れるようになるために喋る方にフォーカスしました。街の図書館にカンバセーションクラスという無料のクラスがあったのでそれに参加したり、ミートアップなどには積極的に行くようにしました。その結果、英語は不自由なく話せるようになりました!
ニュージーランドからセブへ、方向一転、IT留学を選んだ訳とは?
――英語を不自由なく話せるようになった沖さん、そこからどうしてセブ島のIT留学選んだのでしょうか?
沖 英語を話せるようになったのは良かったんですけど、ここでもやっぱりスキルがないと思ったんです。海外にいて英語を話せるのって、日本にいて日本語を話せるのと同じレベルだと思うんですよね。だからただ単に英語を話せるだけじゃ仕事を得られないなと。それで何もないなーどうしようかなーってなって。
色々と考えた結果、海外で通用するスキルを身に着けたいと思った時に辿り着いたのがITでした。そこからプログラミングの学校をニュージーランド・日本メインで探していた時に、たまたま”格安でITやプログラミングを学べる学校”的な感じでセブ島の学校が出てきたんです。ニュージーランドとか日本ってとにかく授業料が高いんですよね、なのでセブ島のIT関連の学校の安さには驚きました。また、前にもフィリピンに渡航したことがあったので、フィリピンに対する抵抗もなかったですし、英語もITも学べるなら今の自分に最適!と思ってセブに来ることにしました。
――確かに、フィリピンの学校はネイティブではないけれど欧米などに比べたら格段に安いですよね。セブの学校を選ぶ際に、Ruby on Railsというフレームワークを学べるコースを選んだ理由は何でしたか?
沖 実は昔にHTMLやPHPなどの本を買って、独学でwebサイトを真似て作った経験がありました。ただその時にPHPはよくわからないまま挫折してしまい、もう一回やるのは少し抵抗があって。そんな時たまたまフレームワークであるRuby on Railsを学べるコースがあるのを見つけたんです。Rubyは比較的まだ新しい言語だから需要があるだろうと思ったのと、低コストで学べて即戦力になれるものを求めてました。年齢や転職を考えると、地道に1年間学んだりするのはちょっと時間的に厳しいなと。セブの色んな学校を見たんですけど、Rubyを学べるところは他になかったので、ここでフレームワークから学ぼう!と決めました。
中国の富裕層間を感じてます!
――フィリピンに来るのは2回目ということですが、セブ島は初めてですよね!セブ島やIT留学の印象を教えてください!
沖 以前フィリピンに来た時はバギオというところに行きました。山の上に街があり、空気が乾燥してて気温も低く、よく霧に包まれていて、フィリピンらしく無い気候のところにいたので、セブ島に来た時は結構圧倒されました。町並みは東南アジア感満載なんですけどね。
セブはそうですね、学校も住んでいるところもITパークなんですが、この辺りは作られたフィリピンって感じがします。けど住んでいるところの道を1本挟んだらそこはガチフィリピンという感じで、ギャップが激しいです。あ、あと排気ガスはやっぱりキツイ…。
授業に関してはもう中国の富裕層感を感じてます!
――中国の富裕層感とは?!
沖 最後に通った学校がオーストラリアの値段が安く、先生も熱心な感じがしない学校だったので、まず先生がかなり親切でした!しかもRubyの2ヶ月目のアドバンスコースは生徒が僕1人だったので、フィリピン人講師と日本人講師と僕という1対2で、かなり贅沢な待遇という意味での中国の富裕層感を感じてます、です!笑
――生徒1人に対して講師2人はかなり贅沢でラッキーなことですよね!講師陣はどうでしたか?
沖 まずはHaniちゃんですが、すごく優しいです。かなり頭が良くて知識も持っているのに、それをひけらかすことなく真摯に向き合ってくれます。あと僕がわからない時に質問すると、答えはくれずにヒントだけをくれるんです。そのヒントで解決までもっていこう!というHaniちゃんの姿勢が見えて、ありがたいなーと思います。考えないといつまでたっても出来るようにならないと思うので。そういう対応も含め、Haniちゃんは本当にリスペクトです。
Yoさん(Yo Sano:本コース日本人講師)は優しいしフレンドリーなので、すごく話しやすいですね!あと対応が丁寧。僕は生徒なのに、Chatwork(授業で最初に登録してもらうチャットツール)で”〜していただくことは可能でしょうか?”と送ってきてくれたり、むしろ丁寧すぎて困るくらいです(笑)。けどそういう真摯な面もYoさんが好かれる一面なのかと思います。あ!あと僕はボクシングのプロライセンスを持っているんですけど、今度Yoさんとボクシングをするんです!講師だからといって授業中だけの関わりでなく、授業時間をも越えて仲良くしてくれるのはすごくありがたいです。
全部が新鮮な1ヶ月目、もどかしさを乗り越えた2ヶ月目
――2ヶ月間Ruby on Railsコースを受けてみて、どうでしたか?
沖 1ヶ月目は全てが初めましてだったので、全部新鮮に感じました。ただ初めましてのことだらけだったので、ついていくのに注力していた感じです。2ヶ月目に入ってからは自分が出来ないことで授業が進まなかったりしたので、それに対するもどかしさだったり申し訳なさを感じてました。やっている事自体はちゃんと基礎として教えられてたので難しくはないと思うんですけど、それを応用するとなると難しくてつまずいてしまって...もうパソコンを見すぎて頭が痛くなることが多々ありました。それでも僕1人だけなので、なんとか理解して授業を進めないとという気持ちもあり、頑張れました!
――学校が終わった後の過ごし方や、休日の息抜きはどうされてましたか?
沖 学校終わりは毎日カフェに行って英語の復習とプログラミング授業やそれに関することを勉強していました。ちなみに僕がよく行くカフェは10.D.Cというケーキ屋さんで、wifiは遅いんですけど安定してるので大体そこにいます。
息抜きはほとんどしてないです。海も一回も行ってないですし。強いて言うなら週に1回のジムか、月に1,2回行くプールですかね。あとはSkypeで友達とおしゃべりしたり。ほんとそんな感じです。基本的に土日は家かカフェで何かしらプログラミングに関することには触れていました。
なんだろう、勉強しに来てるから追い込まないとという気持ちもありますし、プログラミングを教えてもらっていて、奥が深すぎるというのを理解しました。やっていくうちにあれもやらないとこれもやらないとってなって、何か息抜きをするというよりは勉強している方がいいと思ってしまうんです。
――生徒さんの鏡だと思います!素晴らしい。ありがとうございます!では最後に、2ヶ月間の感想をお願いします!
沖 充実しました!授業内容もすごく良かったですし、やればやるほど足りていないのを実感するので、2ヶ月じゃ足りなくてもっともっと勉強しなきゃと思えました。0から初めてだいぶ出来るようになったのは実感してます。人生を振り返って、仕事もバイトも家事もせずにここまで1つのことにフォーカス出来る時期はなかったです。
セブにいると人間関係の縛りもないですしとにかく楽。あとは自分でどこまで追い込めるかが大事だと思いました。プログラミングって自分でどれだけ能動的に勉強するかで決まってくると思うんですよね。そういう意味では自分は今すごくいい環境にいて、伸びるか伸びないかは自分次第で、もっと打ち込めるだろうと必死になれました。ただ最後の1ヶ月はバッチメイトがいない状態だったので、自分が今一体どれくらいのレベルなのかわからないっていうのはありました。ただ授業を独り占め出来るというのはそうないことだと思うので、これは非常にプラスでした。
Rubyコースでの学びを元にこれからももっと勉強を続けて、スキルを高めていきたいです!
編集後記
ワーホリ後にIT留学を選択した沖さん。
オーストラリア、ニュージーランドで培った英語力を活かし、授業でもフィリピン人講師とスムーズにコミュニケーションを取る姿が見られました!
自分を追い込みプログラミングに注力した2ヶ月、その真っ直ぐな志を持ったまま、将来立派なエンジニアになることを期待しています!
スキルを得るための努力は惜しまない。2ヶ月間何かに本気で打ち込んでみたい。そんな熱い気持ちを持った方、IT留学に挑戦してみませんか?セブでお待ちしています!
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