Ruby on Rails留学体験談

IT留学後、未経験からエンジニアへ!彼女が就職できた理由とは?

留学するために会社を退職する方、学校を休学を検討している方は、ある共通した悩みを抱かれているのではないでしょうか。

「留学に行った後の自分が想像ができない。」「留学後再就職できる先がわからない。」「フィリピンに行っても英語やプログラミングのスキルが身につくの。」などの疑問を抱えている方もいるはず。

過去の生徒さんもそんな疑問を抱きながらも専門学校を中退し、弊社AAAのRubyコースを受講しに来てくれました。

留学から1年後、インタビューを行い、留学後どのように生活が変わったのか聞いてみました。

暗い人生を180°変えた彼女は今一体何をしているのでしょうか!?

Ruby on Rails 留学生卒業生インタビューです。

魅力を伝える為に、絵を描き続けた学生時代。

――お久しぶりです。卒業後から1年振りですね。今日はよろしくお願いします。

堀口 久しぶりですね。はい、よろしくお願いします。

――まず、留学に来る前のバックグラウンドについて教えてください。学生時代は何をしていましたか?

堀口 小学校の時から本を読むのが好きで、休み時間や放課後は図書室に入り浸っていました。高学年の時には既に周りの学生が読むような本はひととおり読んでいて、大人が読む本を選んでいましたね。読書の時間で『走れメロス』や『ハリー・ポッター』を皆が読んでいる中、私だけ『フラット化する世界』や『ユダヤ人大富豪の教え』を読んでいました(笑)。そのおかげか国語や作文のテストはいつも高得点を取っていましたね。

――小学校の時は文学少女だったんですね!

堀口 ただ、それ以外の教科は全くダメでしたね。それに大人の本を読んでいたとはいえ、本の内容を理解していたとは言い難いです。特に学生時代は人と話すことに自信を持てず、極力一人で過ごすことが多かったです。みんなが放課後仲良く遊んでいるのを見て、羨ましいとは思いつつ、私は一人で本を読んでいましたね。中学校、高校に進学しても一人の時間が多かったのを覚えています。

――なるほど、人との付き合いが苦手だったんですね。読書以外に熱中していたものはありますか?

堀口 子供の頃から絵を描くのに熱中していました。小学校の時に『おねがいマイメロディ』に出ているキャラクターを色鉛筆で描いたのがきっかけですね。毎回自分の好きなキャラクターを描いてお母さんに見せて喜んでいたのを覚えています。それ以降、常にアニメや漫画のキャラクターを描いていました。高校の時には、見知らぬ人たちが自分が好きなアニメやキャラクターを描いてネットに公開しているのも見て、私もTwitterやPixivで自分が描いた絵を毎日投稿したりしていました。1ヶ月間かけて描いたトレースをTwitterで投稿した時1万リツイートまで達した時は爽快でしたね。

――1万リツイート!?有名人じゃないですか!絵を描くのが凄く好きだったんですね。

堀口 いえ、絵を描くこと自体はそもそも好きではなかったです。それでも絵を描き続けた理由としては自分が一番好きなアニメのキャラクターの魅力を誰かに伝えたかったんです。その伝える方法として私はそのキャラクターを描いて、誰かに見せる事だったんです。1万リツイートを獲得する前から、自分が好きだったキャラクターの魅力をいかに多くの人に伝えられるかずっと考えていましたね。PixivよりもTwitterの方がユーザーが多かったので、Twitterを主戦場に選びましたし、リツイートやいいねで他の人に拡散して貰うためにも、一番かっこいいと思える場面を描きました。投稿する時もどのタグを使えば検索にヒットするか、どの時間帯で投稿すればより多くの人にリアルタイムで見てもらえるか、かなり戦略を練ってたのを覚えています。いかに自分の好きなキャラクターの魅力を多くの人に知ってもらえるかという気持ちが強くて、自分が有名になりたいとか、絵を褒められたいとか、そういう気持ちはなかったですね。

専門学校時代を過ごす中、留学を決めた理由。

 

――引き続き、高校卒業後の事も教えてください。

堀口 高校在学中に進学を考えていた時、自分は将来何をしたいか正直困っていましたね。今まで学生だった自分が、社会に出た時に何をやりたいか想像が付かなかったんです。その時は子供の頃から常に絵を描いていたこともあったので、とりあえず自分の絵のクオリティを上げようという気持ちで、デザイン系の専門学校に通うことになりました。4年制の専門学校で最初の2年間は基礎を勉強したんですけど、大量に課題を渡されて、毎日勉強していたのを覚えています。CGや動画制作、デザイン等幅広く勉強することができました。

――デザインスキルを高めるために、学業へ集中していたんですね。

堀口 そうですね。今まで絵は独学で勉強していたので、一からデザインの基礎を勉強できたのは今となっては良かったと思います。ただ、その反面休みがほとんどなかったのと、自分が今までしてきた創作ができなかった時期でもあったので辛かったのも覚えています。一番辛かったのは3年目の時ですね。分野に特化して勉強していくんですが、その時に自分がどの分野を極めるか考えることができなかったんです。周りの人は、「将来的にはこうなりたいという目標があって、だから今はこの分野を勉強する。」という選択を取っているんですけど、私自身は専門学校に進学するときも趣味の延長線上で決めたからか、その中で自分が将来どのようになりたいのか全く見えなかったんですよね。このまま通い続けても先が見えないと感じたんです。その当時は精神的にも不安定な時期も重なり、結果3年からは学校を休むことが増えました。今思い出してもかなりしんどかった時期だと思います。

――一番辛い時期だったんですね。なぜ学校を中退して留学に行こうかと思ったんですか。

堀口 4年に進学するか迷っていた時期に親戚一同で集まる機会があったんです。もともと私たちの親戚には海外で仕事をしている人もいれば、トルコ人と日本人のハーフがいたりして、他の一般家庭よりどちらかというと国際色が強いんです。私がその時に現状について親戚と相談したところ、日本という狭い世界で悲観せずに世界を見ることを勧められたんです。留学が終わってから自分がやりたい事を考えて行動してもいいんじゃないかって。自分自身も今の専門学校を無理に継続するよりいっそのこと学校を辞めて、その分余った学費で半年後留学した方が、何かきっかけや新しい気づきが出てくるんじゃないかと感じたんです。

――その中でもなぜ、AAAのRuby on Railsコース に来てくれたのですか?

堀口 留学で英語だけを勉強をしたとしても、そこから仕事に就けるかどうか不安だったんです。英語だけではなく、他のスキルも磨きたいと思う中、友達からセブ島IT留学という存在を知りました。IT業界は今後も伸びる業界であるとは感じていましたし、日本ではITエンジニアの人手不足であるというのを知っていたので、勉強すれば留学後の就職活動もなんとかなるんじゃないかなと思ったんです。それに高校の時からPCを触っていましたし、マークアップ言語は既に専門学校で勉強をしていたので、勉強するならバックエンド寄りの学習ができる環境を探したところ、AAAのRuby on Railsコースを見つけて応募しました。

――最初から英語で授業を受けるのは戸惑いはありませんでしたか?

堀口 戸惑いはありました。だからIT留学をする前に3ヶ月間別の語学学校に行って英語だけをがっつり勉強する期間を設けたんです。もともとは英語がかなり苦手でしたし、英語でITを勉強するなら、やはり基本的な英単語や文法を勉強しておこうと思ったんです。結果的この判断はよかったかなと思っています。

Ruby on Railsコースで学んだ2ヶ月間。

 

――コース2ヶ月を受けてみて、どうでしたか。

堀口 授業は毎日新しいことを勉強することが多くて単純に面白かったです。マークアップ言語は少しわかっていたものの、Bootstrapは知らなかったので、初めて触った時は衝撃的だったのを覚えています。既に用意されているclassの名前を書けば、モダンなデザインを簡単に作れることを知って少し感動しました。RubyやRuby on Railsは難しかったのを覚えています。ただ、同期のメンバーもみんな真面目で頭が良かったので、それに負けまいと放課後や休日の時間も使って勉強していましたね。

――2ヶ月目のE-LearningSystem開発はどうでしたか?

堀口 E-LearningSystemの開発が一番難しかったですね。先生や日本人TA(ティーチングアシスタント)に何度もプルリクエストを出して、フィードバックを沢山頂いたのを覚えています。ただ、応用コースでは基礎コースと比べて生徒がかなり少なかったので、気軽に質問できましたし、自分のペースで作成できたので、一つずつ理解しながらアプリケーションを作ることができました。

――フィリピン人講師のHaniさんに教わってみてどうでしたか。

堀口 Haniさんは日本人以上に授業中気を使ってくれていたと思います。気軽に質問しやすいように場を和ませたり、難しい英単語を使わずに授業内容をうまく伝えようとしていました。それに基本的にはスライドを使って授業を進めていくんですけど、生徒の顔色を見てホワイトボードを使ったり、教え方を都度変えている印象でした。後は自力で難しい課題をクリアした時や、課題を早く終わらせると一緒に喜んでハイタッチしてくれるので、嬉しかったですね。その分次も頑張ろうと思いました。

――日本人TAはどうでしたか。

堀口 当時の日本人TAもプログラミングを勉強し始めて3、4ヶ月で、わからない事が多いはずなのに献身的にサポートしてくれたのを覚えています。エラーが出たら一緒に考えてくれたり、日本人TAがわからない事があっても翌日の授業までにリサーチして解説しに来てくれて正直嬉しかったです。それにエラーを解決するときの考え方やリサーチの仕方についても教えてくれたのは勉強になりましたね。この辺りは独学だと身につくのが難しいと思っていて、それを学べたのは凄く価値があったと思います。

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留学中に生まれ変わった自分

 

――初めての海外生活だと思いますが、実際フィリピン、セブに来てみてどうでしたか。

堀口 セブは本当に楽しかったです。初めての海外だったので、この先どうなるんだろうってネガティブな気持ちで留学に来たんですけれど、とにかくフィリピン人は明るくて、なんでも褒めたり励ましたりしてくれるので、こんなに優しい世界があるんだと感じました。治安も自分が想像していた以上に安全でしたし、食べ物も美味しくて最高でした。

――土日はどうやって過ごしていましたか?

堀口 休日には友達と朝からカフェで勉強をしたり、旅行にも行きました。一緒に留学してきた人たちがとても優しくていろんなところに連れて行ってくれましたね。今まで学生の頃は家に引きこもって一人で絵を書いていたり、本を読む事が多かったので、休日に友達と遊ぶことが今までなかったんですよね。だからこの留学中で青春をやり直した気分でした。

――劇的に変わっていますね!何故そこまで変わる事ができたんですか?

堀口 とにかくセブは自分を認めてもらう機会が多かったんです。学生の頃から自分は嫌われているんじゃないかとか、自分の行動が周りから見ると迷惑じゃないかとか、常に人の目線を気にしながら一人で過ごしていく内に自分に自信がなかったんです。セブに来てからフィリピン人や日本人からにも自分を認めてもらう機会が多かったので、自然と自分に自信がつきましたね。

――セブでの就職活動、インターンは考えていましたか?

堀口 実は何社かお誘いはありました。セブには日本人のデザイナーがかなり少なくて、どこの企業も喉から手が出るほど欲しいんですよね。それに自分もフィリピンの国民性や環境が凄い好きになってましたし、デザイナーとして貢献できるなら残ろうかなと思っていた時期もありました。ただ、自分はデザイナーというよりかはITエンジニアとしてコードを書きたいと感じていましたし、セブではどちらかというとプレイヤーよりマネジメント側を求められるので、それなら日本に戻って日系企業で就職活動をしようと思いました。

留学後、AAAからの就職サポートを受けてエンジニアへ!

 

――堀口さんは留学後何をしていましたか。

堀口 留学後はすぐ就職活動を行わず、自分が今までしたかった創作に取り組んでいたり、友達と遊びに行きました。先ほども話していた通り、学生時代は比較的に暗い生活をしていたこともあって、友達と一緒に遊んだことがなかったんです。でも留学後自分に自信がついたからか、日本に帰った後も友達と一緒にご飯を行ったり、おしゃれなカフェに行ったり学生の時にはできなかったことや我慢していた事を思い切ってやり続けました。後は自分が将来どのようになりたいか、考えていた期間でもありました。セブでプログラミングを勉強したり、エンジニアとして活躍している人たちと交流したこともあり、自分もITエンジニアとして活躍したいなと強く思い始めましたね。

――貴重な時間だと思います。就職活動はいつから始めましたか?

堀口 留学から2ヶ月経った頃から、そろそろ就職活動のことを考えないといけないと感じて、就職サイトに登録したり合同説明会に積極的に参加しました。けれども、どの企業もピンとこなかったですし、会って間もない方に自分の就職先について本音で相談することができませんでした。そんな時に以前Ruby on Railsコース卒業生がSun*のグループ会社から就職サポートを受け、実際に就職できたというのを知りました。公共的に行っている就職サービスやイベントよりも、自分のことをよく知っている留学先の繋がりから新しい就職先を探したほうがいいと思ったんです。実際にSun*のマネージャーと連絡を取って、グループ会社を紹介してくれました。ここで再度プログラミングを勉強して就職サポートしてもらおうと思ったんです。

――就職サポートはどのようなことをしていましたか?

堀口 3ヶ月間Javaの授業と、就職に向けた面談やグループディスカッションの練習を行いました。プログラミングの言語を1から勉強をするんですけど、留学中にRubyを勉強していた経験もあってか、授業内容はすぐに理解できました。面談やグループディスカッションも人とうまく話せないこともあり自信がなかったんですけど、担当の方が丁寧にそして何回も練習に付き添っていただいたおかげで、自信を持つことができました。

――就職先について決めたきっかけはなんですか?

堀口 結果的には何社か内定をいただくことができました。どこに行こうか迷っていたんですけど、結果的には一番お世話になった担当の方がお勧めしてくれた会社に決めましたね。

――今どんな仕事をしているか教えてください。

堀口 今は自社サービスの保守・メンテナンスの仕事をしつつ、サービスの構造について勉強しています。Javaのフレームワークを使っているんですけど、今年からRuby on Railsのフレームワークに乗り換える予定なので、その改修作業のチームに入るためにもRuby on Railsも再度学習しているところです。社内の人は皆優しくてとても恵まれている環境です。だからこそ、会社に貢献できるよう、早く仕事を覚えていきたいですね。

――今後の方針について教えてください。

堀口 ゆくゆくはフリーランスとして働きたいと思っています。今でも時間があれば絵を描いて、ネットに公開したりしているんですが、もっと創作の時間を自由に使いたいなと感じ始めました。午前中は絵をずっと描き続けて、午後はコードをひたすら書き続けるような生活をしてみたいですね。その為にも今は技術を身につける時期だと思っています。

――最後になりますが、Ruby on Railsコースを人に勧めたいですか?

堀口 もちろんです。あの時学校を中退して、留学に行く決断をしていなかったら、この先ずっと後悔していたと思います。自分自身を何か変えたい、今の現状を打破したい方は留学をお勧めしたいと思います。

まとめ

学生時代、常に一人で過ごす時間が多く、将来やりたいことを見つけられなかった彼女は、専門学校を中退し、留学する決断をしました。

セブで、様々な経験や気づきを得たことで自信を取り戻した彼女は現在日本でITエンジニアとして働いています。

ITを学んだことで次のステップに進もうとしている彼女のインタビュー記事を読んでいただき、弊スクールのIT留学に興味を持っていただけると幸いです。

 


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