英語の需要が高まっている今、小学生のうちから習い事として英語を勉強し始める子供が増えています。
学校教育でも小学校3年生から外国語活動が始まり、英語学習の開始年齢がどんどん低くなってきました。
また、最近では英検に挑戦する小学生も増えてきています。
以前は中学校で英語を勉強し始めるのをきっかけに英検を受けるのが一般的でしたが、小学生が英検を受けるメリットは何なのか、おすすめ勉強方法も合わせてご紹介します。
Awesome Ars Academia(オウサムアルスアカデミア)は、小学生から高校生に向けて、英語でプログラミングを学べるオンライン講座を提供しています。
オンライン学校説明会を毎月開催していますので、ご興味がありましたらぜひお申し込みください。
英語検定とは?
英検は、正式名称を英語技能検定試験といい、どのくらい英語を使うことができるのかを測るための試験です。
TOEICやTOEFLなどと並んで、英語力を証明する指標の一つになっています。
一次試験と二次試験があり、一次は筆記試験とリスニング、二次は英語面接です。
聞く、話す、読む、書くの4つの技能すべてを測ることができる試験として重宝されています。
英語レベルごとに級が分かれており、自分の目標に合わせて幅広い年代の人が受験可能です。
小学生が英検を受験するメリット
小学生で英検受験というと、「小さいうちは、まだ楽しく英語に触れるだけで十分」「英検に失敗して、英語が嫌いになってしまったらどうするんだ」と心配する声がありますが、英検を受けるメリットはたくさんあります。
英語学習の目標になる
英語学習を進めていると、やる気が続かなかったり、成長を実感できなくなったりする瞬間がやってくることがあります。
「英語教室に行っても集中していないみたい」というお子さんに、英検受験を提案してはいかがでしょうか。
英検受験を一つの目標にすると、それに向けてがんばろうと意欲付けをすることができるかもしれません。
ゴールを明確にしてあげることで、集中しやすくなるでしょう。
また、試験問題は、正解・不正解がはっきりしているので、成長を実感しやすいのも利点です。
英語力もアップするので、さらにモチベーションアップといういいサイクルを作ることができればしめたものです。
自信になる
何かに合格した、という経験は、大人も子供も嬉しいものです。
英検に合格すれば、英語学習を頑張った成功体験になります。
全国で認められる資格で、合格証書も届きますから、子供にとっては大きな自信になるでしょう。
また、英検に合格するレベルまで英語が身につくと、小学校での英語の授業内容でつまづくことはほとんどないでしょう。
ただし、不合格の経験ばかり積み重なって、自信を失ってしまっては本末転倒なので、最初のうちは保護者の方が見て、合格できるだろうというレベルの級から挑戦させるべきでしょう。
中学受験に有利になる
もし中学受験を考えているなら、英検を持っていると有利になる場合があります。
「英語試験免除」「加点対象」「奨学金対象」などの待遇を受けられる可能性があるので、志望校の募集要項を確認してみてください。
英検5級(中学初級程度)から優遇の対象になる学校もあります。
3級(中学卒業程度)以上になるとさらに対象の範囲が広がるようです。
また、試験慣れするという意味でも、英検受験は有効です。
知らない人に囲まれた静かな環境で、周りを気にせず試験に集中するという経験は、小さいうちにしておくと後々役に立つでしょう。
関連:子供の英語教育はいつからが正解?親が知るべき早期教育について
関連:小中学校からの英語教育のメリット・デメリット!教育改革とは?
Awesome Ars Academia(オウサムアルスアカデミア)は、小学生から高校生に向けて、英語でプログラミングを学べるオンライン講座を提供しています。
オンライン学校説明会を毎月開催していますので、ご興味がありましたらぜひお申し込みください。
英検の効率的な学習方法
英検を受けようと決意したら、試験に向けて対策をしていきましょう。
英会話教室に通っていて、ある程度英語力が身についているというお子さんも、試験となると準備が必要です。
小学生がまず挑戦するのにおすすめな5級、4級を目標にした勉強法を紹介します。
予想問題集や過去問を解く
まずはどんな試験なのか知ることから始めます。
本番と同じように予想問題や過去問を解いてみて、感覚をつかみましょう。
英検はマークシート方式なので、経験がないお子さんにはやり方を教え、慣れておく必要があります。
試験時間も限られていますから、途中で集中力が途切れてしまわないように、時間を区切って取り組むとよいでしょう。
いろいろな問題集に手を出すよりも、お子さんに合う1冊の問題集を何度もやりこむ方がおすすめです。
英検に出てくる表現や単語は毎年同じようなものが多いので、繰り返しやるうちに頭に入っていきやすくなります。
英単語を覚える
英検対策には、語彙力を鍛えるのが大切です。
英単語の意味がわかれば、文法がわからなくても答えられる問題もあるので、語彙問題を確実に正解できるようにしておくと合格に近づきます。
正確に書けなくても、字面を見てどんな意味かわかるようにしておきましょう。
英単語を覚えるとき、英単語と意味がズラッと並んだリストを使って覚えるのは、大人でも大変です。
特に小さいお子さんは、「見る」「聞く」「声に出す」など、いろいろな感覚を使って覚えていくのがよいでしょう。
一日のうちに何度も単語に出会えるように、部屋に単語カードを貼ったり、「これ英語でなんて言う?」などとクイズを出したりするのもおすすめです。
リスニング力を鍛える
英検5級、4級では、一次試験の約半分がリスニングです。
英語を読んだり書いたりするのが苦手でも、英語で言っていることがなんとなくわかるという状態であれば点数を取ることが期待できます。
問題集の付属のCDを何度も聞いて、英語に慣れましょう。
問題やスクリプトと照らし合わせながら聞くと、英単語のつづりと発音の関係にも気づきやすくなります。
いろいろなリスニング教材を聞くよりも、1枚のCDを繰り返し聞き、発音を耳に馴染ませていくのがおすすめです。
聞いていくうちに、よく出てくる単語や定型表現も覚えられるでしょう。
英検の各級の難易度
英検を主催する日本英語検定協会によると、各級は以下のようなレベルになっています。
5級:中学初級程度 アルファベットや初歩的な表現を理解し、使うことができる
4級:中学中級程度 簡単な文や指示を理解し、質問したりメモを書いたりすることができる
3級:中学卒業程度 身近なことについて内容を理解し、やりとりしたり文章を書いたりすることができる
準2級:高校中級程度 日常生活での簡単な内容について理解し、考えを伝えることができる
2級:高校卒業程度 日常生活の話題についてまとまった内容を理解し、適切な対応ができる
準1級:大学中級程度 社会性の高い内容について理解し、自分の考えを伝えることができる
1級:大学上級程度 幅広い分野の内容について理解し、自分の考えを伝えることができる
小学生のうちに挑戦するなら、まずは5級からがおすすめです。
5級の内容も、学校教育だけでの合格は難しいでしょう。
しっかりと対策し合格できれば、周りと差をつけることができます。
英語×プログラミングを学習してみよう
試験対策などには、英語を勉強として学んでいくのも必要ですが、モチベーションを維持しながら楽しく学ぶことも大切です。
また、リスニングやスピーキングなどの実用的な英語技能を高めるには、自分の興味があるものを「英語で」学ぶことも効果的です。
ゲームやコンピュータに興味のあるお子さんの場合、プログラミングを英語で学んでみてはいかがでしょうか。
Awesome Ars Academia(オウサムアルスアカデミア)は、グローバルに活躍できる人材を育てるため、英語でプログラミングを教えているスクールです。
レッスン中の会話や指示は英語で行われるので、自然にリスニング力を鍛えることができます。
小学生を対象にしたコースもあるので、プログラミングスキルを身につけながら、実践的な英語力を養うことができるでしょう。
まとめ
まだ小学生だから、英検を受けるまでではないとお考えの方もいるかと思いますが、小学校のうちから英検を目指すことで、目標を持ちながら学習し、英語に対する自信をつけることができます。
小学校以降のことを考えると、早めに英検を経験しておくことは後々大きな強みになるでしょう。
英語学習のモチベーションの一つに、英検を取り入れてみてはいかがでしょうか。
大好評!オンラインスクール説明会
Awesome Ars Academia(オウサムアルスアカデミア)は、小学生から高校生に向けて、英語でプログラミングを学べるオンライン講座を提供しています。
オンライン学校説明会を毎月開催していますので、ご興味がありましたらぜひお申し込みください。