スマホやコンピューターのある生活が当たり前となっている現代社会で、プログラミングスキルが注目を集めています。

IT技術の進歩でこれから必須になると言われていたり、就職にも有利だったりと気になっている人も多いのではないでしょうか。

今回は、「プログラミングを学びたいけれど、プログラミングスクールに通うとなるとお金がかかるし、何とか独学で学びたい」という高校生のために、独学でプログラミングを学べる方法をご紹介しますのでぜひ最後までご覧ください。

論理的思考力が身につく

プログラミングでは、コンピューターに目的の動きをさせるために、いくつかの指示を組み合わせる作業をします。

人間であれば「こんな感じの動きをして」のようなあいまいな指示でも通じますが、コンピューターは指示されたことしか動くことができないので、動きを事細かに分析し、その都度指示をしていく必要があるのです。

自分の思うとおりにコンピューターを動かすにはどうすればよいかを考えていくうちに、物事を筋道立てて論理的に考える力を伸ばすことができます。

論理的思考力が身につくと、説得力のある文章を作ったり、相手を納得させられるような話ができたりするなどと、普段の生活にも活かすことができるでしょう。

 

問題解決力が身につく

プログラミングを学ぶことで、問題解決力も身につけることができます。

そもそもなぜコンピューターを使うかというと、不便な物事や大変な作業をコンピューターで簡単に行えるようにするためです。
つまり、コンピューターを使うときには最初に何かしら課題があるのです。

その課題を解決するためにはどのようにコンピューターに指示を与えればよいかを考えるのがプログラミングなので、結果的に問題解決力を鍛えることができます。

また、１度解決策を出したとしても、コンピューターが思い通りの動きをしないことも多々あります。

そのような場合、なぜ動かないのか原因をつきとめ、対策をする必要があります。

このように、また同じ失敗をしないためにはどうすればよいかを考えることで、さらに問題解決力を磨くことができるのです。

 

吸収が早い

何事もそうですが、何かを学び始めるなら早い方がいいです。

年を重ねると新しい物事を受け入れるのに抵抗感を持つようになってしまいがちですが、高校生の時期は新しい知識を吸収する力も高いです。

また義務教育が終わり、自分の将来に向けて歩み出すこの時期は、自分のスキルアップのために時間を割くことができる貴重なタイミングといえます。

社会人になり、仕事をしながら独学でプログラミングを学ぶとなると、時間を確保するのが難しくなります。

高校生のうちに学習をスタートすれば、短期間で集中してプログラミングスキルを身につけることができるでしょう。

さらに就職にも活かすことができるので、将来の選択肢を広げる意味でも有効です。

独学で勉強する

独学で勉強することのメリットは、自分のペースで学習できるという点です。

自分の興味のある分野を集中して学習したり、わからないところをとことん突き詰めて学んだりすることができるので、気分や予定に合わせて柔軟に学習したいという人に向いている方法といえるでしょう。

ですが、独学で学習するには、教材となるものを用意する必要があり、具体的には書籍を買ったり、YouTubeなどの無料動画を見たりする方法が挙げられます。

学習教材から自分で選ぶことができるので、好みの書籍やwebコンテンツを探すのも楽しみの１つになるかもしれません。

ですので、自分で決めた教材を使って、自分のペースで学習をするのが向いているという人の場合、独学がいいでしょう。

関連：初心者がプログラミングを学習するベストプロセスまとめ【2020年更新版】

 

スクールに通う

「プログラミングを始めたいけれど、何から手をつけたらいいか全くわからない」という場合、独学ではなくプログラミングスクールを検討してみてはいかがでしょうか。

プログラミングと一口に言っても、アプリ開発などに使える実用的なことが学びたいのか、教養としてプログラミング全般の基礎的なことを学びたいのか、目的によって学習内容も変わってきます。

自分のやりたいことのイメージができている人も、何となくプログラミングに興味があるという人も、プログラミングスクールで専門的なアドバイスを受けることで、やるべきことを明確にすることができるでしょう。

無料体験を実施しているスクールもあるので、１度体験してみるのもおすすめです。

参考：無料体験があるプログラミングスクール7選！選び方・確認ポイントは？

 

オンラインサービスを活用する

独学とプログラミングスクールのいいとこ取りといえる、オンラインサービスもおすすめです。

オンラインサービスは、ネット環境とＰＣがあれば学習できるので、時間や場所の制限がなく勉強できるのが魅力的です。

また、専門の知識を持った講師の方が指導してくれるので、わからないところも質問しながら進めることができます。

中には、グループレッスンを実施しているオンラインサービスもあるので、仲間と励まし合いながらスキルアップすることも可能です。

高校に通いながらプログラミングスクールにも通うのは少しハードルが高いですが、オンラインサービスを活用すれば、自宅で専門的なレッスンを受けることができ、学びやすいでしょう。

PCを準備しよう

プログラミングを学ぶことを決めたら、まずはＰＣを準備しましょう。

最初のうちはあまり気にならないかもしれませんが、だんだん複雑な内容を学習するようになると、ＰＣの動作に不満が出てくる可能性があります。

より実用的なプログラミングスキルを身につけたいという場合は、自分への投資として思い切って高いスペックのＰＣを用意するのもおすすめです。

 

学ぶ目的を明確にしよう

プログラミングに限らず、何かを独学で学ぶときには、モチベーションの維持が不可欠です。

ひとりで学習していると、どうしても気が緩んでしまったり、課題を先送りにしてしまったりと甘えが出てきてしまいます。

それを克服するためにも、明確な目標を持つことが大切になってきます。

何のためにプログラミングを勉強するのか、プログラミングスキルで何をしたいのかなどの学ぶ目的を明確にすることで、モチベーションアップにつながります。

 

とにかくコードを書いてみよう

いざプログラミング学習を始めるとなると、複雑な文字列が並んでいて、とっつきにくいイメージを抱く方も多いのではないでしょうか。

「知識を学んでからコードを書いてみよう」という気持ちでいると、実践的な力をつけるのは難しくなってしまいます。

水泳を学ぶときに、まずはとにかくプールに入って水に慣れていくのと同じように、少しでもいいのでコードを書いてみることが大切です。

「できた」という経験の積み重ねが自信となり、上達も速くなります。

プログラミング学習は独学でも可能ですが、全くの初心者がひとりだけで取り組むというのは少しハードルが高いかもしれません。

「独学でプログラミングに挑戦したけれど、自分だけではよくわからなくて諦めた」となってしまっては本末転倒なので、はじめのうちはプログラミングスクールでサポートを受けるのがおすすめです。

プログラミングスクールでは、初心者の方にもわかりやすく説明を行っていますし、ひとりひとりの目標に合った学習カリキュラムを提案してくれるところがほとんどです。

スクールで学習の見通しを持った後、ある程度基礎的な内容を身につけてから、独学でより深く学んでいくとスムーズに学習が進むでしょう。

そして、プログラミングだけでなく、英語もできるようになると活躍の場をより広げることができるでしょう。

Awesome Ars Academia（オウサムアルスアカデミア）ではプログラミングを英語で学ぶことができます。

プログラミングを学ぶだけでなく、同時に実践的な英語力も伸ばすことで、プログラミングだけを学習している人との差別化を図ることができ、いいかもしれません。

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