今の子供たちが社会に出たときに必須となってくるのが英語力であり、その英語力を高めるために、「英語教育必修化」や「教科化」が謳われています。

英語と自然に向き合うために、日本人への間口が広くなってきているインターナショナルスクールを選択肢の１つとして考える親御さんが増えてきています。

どのような教育方針で、費用はどれくらいかかるのかや、実際に学んだ人たちの声はどうなのか、インターナショナルスクールを決める上で大切なこと、知りたいことをまとめました。

保育無償化の対象になるスクールが増えてくれば、費用面をクリアでき、選択肢に追加する人がさらに増えるでしょう。

名古屋に数あるインターナショナルスクールの中から、国際バカロレア資格やWASC、ACSI、CISといった国際評価の認定を受けているかどうか、クチコミ評価はどうかなどを考慮しながら、おすすめスクール４校を選出しました。

学費については明記されていないところもありもありますので、正式な金額は直接お問い合わせください。

※表内の認定について

WASC（Western Association of Schools and Colleges）=米国西部地域私立学校大学協会

アメリカに本部がある教育認定機関。

世界的な資格として知られ、このWASC認定校で１２年の課程を修了した１８歳以上の者には大学入学資格が与えられます。

WASCの認定を受けるためには、学校訪問調査・書類確認・関係者の面接などが必要で、認証された学校は教育レベルの高い学校であることが認められたことになります。

IB（International Baccalaureate）=国際バカロレア

１９６８年スイスジュネーブで設立された非営利団体。

海外にいる大学進学を目指す学生が、その学力を示すために必要として開発された国際的に共通なIB教育プログラムで、国際バカロレア機構（IBO）が提供しています。

日本では１９７９年に文部科学省より正式に大学入学資格として認められ、国公立・私立を問わず、多くの大学で大学入学資格・合否判定資料として採用されています。

CIS（Council of International Schools）

本部はイギリスで、１００ヶ国以上の国の７００以上の学校が加盟し６００以上の大学が認定する国際的な教育認定組織。

CIS認定校で１２年の課程を修了した１８歳以上の者には、大学入学資格が認められます。

CISは学校そのものを認定する点が、カリキュラムを認定するWASCと違う点です。

ACSI（Association of Christian Schools International）=キリスト教学校国際協会

本部はイギリスにある教育認定機関。

世界的な資格として知られ、ACSI認定校で１２年の課程を修了した１８歳以上の者には、大学入学資格が認めらます。

学校法人名古屋国際学園（名古屋インターナショナルスクール）

１９６４年に創立された老舗の本格派インターナショナルスクール。

国際バカロレア機構の全プログラムの正式認定校で、米国西部地域学校大学協会（WASC）の認可も受けています。

すべての授業が英語で行われ、国際バカロレア初等教育プログラムとレッジョ・エミリア方式を活用。

英語力の取得のみを目的とした英会話学校や進学準備校ではなく、しっかり英語で学ぶスクールであるため、入学時の基準となる英語力が高いでしょう。

卒業後の進路は海外の大学のほかに、法政や立命館、上智、早稲田など日本の大学への進学実績も増えています。

愛知インターナショナルスクール（Aichi International School）

２００６年設立の本格派インターナショナルスクール。

世界で活躍できる語学力ある国際人を目指し、知識と誠実さを兼ね備えた、国際人を育てていくことを目標にしています。

３歳から小学校卒業までの９年間一貫教育で、日本人児童のためのスクールとなりますが、もちろん外国籍児童も入学可能となっています。

日本人としての国民性を大切にして、日英のバイリンガルを目指していく学校です。

幼稚部では英語のみ、初等部では７：３の割合で英語と日本語のバイリンガル教育を行っていて、英語習得だけではなく日本語の母国語形成も行っているのが特徴的でしょう。

NUCB International College

国際バカロレア認証を得た、全寮制の高校です。

世界標準の国際教育とMBA流のリーダー育成を実戦する国際高等学校で、定められた基準をクリアした学生は、卒業時に日本の高等学校卒業資格および国際的な高校卒業資格を取得することができることも大きなポイント。

寮内では日本人同士は日本語で話すことは許されていますが、モラルとして日本語が話せない生徒が来たら英語に切り替える、という必要性を重んじています。

寮は４名１室ですが、プライベート空間は広く確保されています。

三重インターナショナルスクール（MIE International school）

愛知県内より少し足を伸ばして、海近くにあるのがこちらのスクール。

IPC（International Primary Curriculum）という2,000 以上の学校、世界98ヶ国に普及しているカリキュラムを使用し授業を行っています。

知識や技術、理解力、探求心、 コミュニケーション力等これからの世界で必要とされるスキルを養い、

国際人としての視野や考え方、人としてのあり方、勉学などの分野を追求していくスクールです。

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単純に小さいうちから英語に慣れさせたいという気持ちだけなのか、その先もずっとインターナショナルスクールで学ばせたいと考えているのかによって、選ぶスクールも変わってきます。

集団生活にはアバウトで個性重視、日本人にあるべき作法は身につかないこともあります。

なぜインターなのか、幼稚園に何を求めるのかなどを明確にし、ぶれない教育方針の軸をつくることから考えてみるといいかもしれません。

こちらで紹介するプリスクール３校は、全て認可外保育施設の届出対象施設なので、条件を満たしている児童は無償化対象となっております。

覚王山インターナショナルプリスクール

欧米の幼稚園で使われているカリキュラムを直輸入しているスクールです。

各クラスは年間の学習目標と毎月のテーマを決め、プロフェッショナルカリキュラムがベースになっており勉強という感覚を持たずに、楽しく学べるのが特徴。

プリスクール卒業後は、小学生、中学生、高校生それぞれ対象の英会話コースも実施しているので、

継続して国際社会に翔ばたいていける、優れた知性と感性、社会性を持つきっかけとなる学習ができます。

Maple Kids International School

子供の興味や疑問を引き出し、納得がいくまで繰り返し取り組むことで自発性や集中力が養われるというモンテッソーリ教育を導入しているスクールです。

プリスクールでアルファベット１文字から楽しく学んでリスニング力を伸ばし、キンダークラスではステップアップして数学や化学的なもの、楽器使った音楽などを楽しく学びながら日本語も学びます。

ホームページ内では、日本語でもここまでの受け答えはできないのでは？と思うような英語でのやりとりを見ることができ、英語以外に学べることの多さを感じます。

日本の小学校に進学した際は、アフタヌーンクラスがあるので環境はそのままで引き続き学ぶことも可能です。

キンダーキッズインターナショナルアカデミースクール　名古屋ノリタケ校

名古屋駅に近い広大な敷地の「ノリタケの森」という大規模複合開発内の住宅エリアにあるスクールです。

近くに大型ショッピングモールがあるので、お迎えにいってそのまま買い物に立ち寄れるのは親御さんにとってもいい環境ではないでしょうか。

２０００年に、日・英・中と三ヶ国語が学べるマルチリンガル保育園として設立されて、

現在は関東・関西・中部・九州に２７校のスクール、カナダ、ハワイにもスクールがあります。

引越しやなどに伴う転園もスムーズに対応している様です。

プログラミング言語は全世界共通の言語で、国ごとに特有な言いまわしがあるわけではありません。

日本でも小中高生はすでにプログラミング教育の必修化により、「情報」科目が授業に取り入れられています。

Awesome Ars Academia（オウサムアルスアカデミア）では、オンライン授業にて、現役エンジニアであるフィリピン人講師から、英語でプログラミングを学習することが可能。

英語で理解が難しい部分は、しっかりと日本人のティーチングアシスタントがついているため、安心して受講することができるでしょう。

プログラミングの基礎と英会話の習得ができる一石二鳥な学習内容となっているため、これから、よりグローバルな情報社会となるであろう日本の将来を担う子供たちにとって注目の講座です。

英語でプログラミングを学ぶ無料体験講座はこちら！

また、毎月、無料で、「英語で学べるオンラインプログラミングスクール説明会」が開催されていますので、ぜひ１度参加してみてはいかがでしょうか。

自由で個性を尊重してくれるインターナショナルスクールも、その子供に合わなければ個性を活かすことはできません。

規律を気にする日本人にはそのおおらかさがアバウトに映るかもしれません。

そんな環境の違う世界も受け入れていく必要性があるからこそ、インターナショナルスクールへの進学を考える人が増えているのかもしれません。

無償化対象となるプリスクールが増えれば、今よりさらに選択肢が増え、英語で学ぶ世界を知ることから始められるでしょう。