みなさんは、「ホームスクール」をご存じでしょうか？

欧米を中心に広く認知された教育スタイルですが、日本ではまだまだ聞き馴染みのないこの言葉。

しかし近年、この新たな教育スタイルが注目を浴びています。

今回は、そんな「ホームスクール」について詳しくご紹介をするとともに、「英語学習」を行うメリットをご説明していきますのでぜひ最後までご覧ください。

ホームスクールとはその名の通り、「学校に行かず家庭で学ぶ」スタイルです。

日本では、子供が教育を受ける義務があることから、学校教育の代わりに家庭で学ぶというスタイルは一般的ではありませんでしたが、近年教育スタイルの変化から日本でも注目されています。

ホームスクールに注目が集まる背景として、近年の学校教育に対する疑問や不信感、また画一的な指導法によって個性や多様性が軽視されているといった背景があります。

そのほかにも、インターネットの普及により、個人で質の高い教育の機会を得られるようになったという理由があるでしょう。

また昨今の「コロナ禍」の影響により、オンライン授業なども話題となりましたが、それと合わせてホームスクール需要も高まりを見せています。

関連：ホームスクールとは！人気の理由からメリット・デメリットまで

実は現在、日本では約７万２千人もの小・中学生が、年間９０日以上の欠席をする、いわゆる不登校の状態にあるといわれています。

それを補うためにこれまでもフリースクールという選択肢がありましたが、加えてホームスクールという選択肢が増えることで、さらに学習の機会が生まれるでしょう。

また、不登校でなくともホームスクールで学ぶメリットは多数あるのでご紹介します。

 

集団学習ではない「個人」に特化した学習が可能

学校の授業は、ほかの大勢の生徒と一緒に教室で授業を受ける「集団学習」です。

そのため、個々のレベルはそれぞれ異なり、限られた時間の中で自分の苦手分野に徹底的に向き合うことや、逆に得意なものには時間をかけ、さらにその先を進めていくということはどうしても無理があります。

しかしホームスクールならば、自分の学習ペースで取り組めるため、集団学習の中で行き詰まりや、伸び悩みを感じていても、無理なく自分にあった学習を進めることが可能ですし、逆に低いレベルに引っ張られることなく、自分の学びを進められるというのも良い点でしょう。

自分にあっているからこそ、モチベーションも維持されて高い学習効果が期待できるのも魅力的です。

 

学びの多様性で学習が「深化」

ホームスクールでは、何を、いつ、どのように学習するのかは自分で決めることができます。

そのため、言われたからやるや、みんながやっているからやるという、どちらかというと消極的で受け身な姿勢から、「自分がこれを学びたいから学ぶ」という、より主体的に学ぼうとする姿勢へと変わっていきます。

その学ぶ内容も、一人ひとり自分の興味や関心は異なるため、一元的な内容に縛られない多様な選択が可能です。

それにより個々の学習が深化していき、これまでの学習では得られなかったことをたくさん吸収できるようになるでしょう。

その結果、多角的な視点から物事を考えられるようになる思考力などが身につくことも期待できます。

 

いつでもどこでも「自由」な選択を

実際に学校に通うとなると、病気や対人恐怖症という問題を抱えていた人であれば、どうしても周りの目が気になってしまったり落ち着かなかったりなどと、そこでの人間関係や環境も気がかりになります。

しかしホームスクールであれば、そのような心配も無用で、自分で学習環境まで選ぶことができ、集中して学習に取り組めるでしょう。

また、通学時間や余分な時間を削減することができ、時間を気にすることなく取り組めるので、社会人であれば仕事との両立はもちろん、好きなことを極めて、個性や能力を伸ばせるチャンスにもなります。

小さな子供を持つ親としても、一緒に過ごしながら子供の学習の様子がわかるというのも、時間や場所に縛られないからこそのメリットではないでしょうか。

実はこのホームスクールという学習スタイルは、英語学習と非常に相性が良く、高い学習効果を発揮して効率的に学習を進めることができます。

それは一体なぜなのか、それぞれの特徴を踏まえながらメリットをご紹介します。

 

学習機会が制限されない

ホームスクールの最大のメリットは、特定の場所や時間に限定されることなく学習できるという点です。

英語学習は言語という性質上、アウトプットするためのコミュニケーションの場が必要だという点において、どうしても場所や機会が限定される傾向にありました。

しかし、インターネット環境が急速に発展したことにより、そういった問題は解決されるようになったといえるでしょう。

また、その学習の場も、インターネットを使えば住んでいる場所に関係なく行うことができるため、都会と田舎で交通アクセスの利便性から通勤時間に差が生まれてしまうことや、教える側の質が異なるといった地域格差もなくなるなどといったメリットがあります。

関連：オンライン習い事おすすめ８選！メリット・デメリットまで

 

教材も先生も「世界中」から探せる

英語で何を学びたいのか、自分の能力のどこを伸ばしたいのかによって、その学習のアプローチの仕方は変わるでしょう。

限られた時間、そしてほかの生徒もいる環境の中で、この自分のニーズを完璧に満たす条件を探すことは今までは難しかったのですが、ホームスクールなら世界中にいる英語の先生たちから直接学びたい内容を学ぶことができます。

会話や発音に重点を置きたいのなら、ネイティブの先生を探すこともできますし、細かい文法や試験対策をしたいのであれば日本語で説明してくれる先生を探すことも可能です。

自分の実力に合わせて着実に語学力を向上させるには、自分のレベルを知って、自分に合った学習方法で学ぶことは不可欠でしょう。

そのため、自分主体で進められるホームスクールは、これが実現可能なのです。

関連：【子供・小学生】英語とプログラミングが一緒に学べるサービス５選

関連：帰国子女におすすめのオンライン英会話スクール厳選６選！

 

旅をしながら「実践的」に学べる

学習内容やペースに縛られないホームスクールは、旅をしながら学ぶこともできます。

座学だけではどうしても中だるみしてしまったり、飽きてしまったりして身につかなかったことも、実践を通して学ぶことで、より深い学びができるでしょう。

最近はインターネットで調べれば、すぐに知りたい内容が分かる反面、学ぶ楽しみや学びの中で得られる新たな発見や感動も気薄になっているように感じます。

しかし、英語を勉強して、それを試すためにいろいろな場所に行き、人と会い、そこから生まれる経験を通して学んだことは何よりも貴重な財産になるのではないでしょうか。

関連：インフィニティ国際学院とは！学費や特徴まで詳しく解説！

関連：可能性を広げたい学生必見！インフィニティ国際学院を詳しくご紹介

近年、世界的にプログラミングの授業が話題となっており、２０２０年からついに日本の小学校でも必修科目となりました。

それと合わせて最近では、ゲームでプログラミングの基礎を学べるなど、いろいろなソフトも誕生し話題を集めているでしょう。

プログラミングと聞くと何やら難しそうなイメージを持ってしまいそうですが、学校教育での狙いは、プログラミング学習を通して、「物事を順序立てて考え、試行錯誤し、ものごとを解決する力」を養うことを目的としています。

もちろん、それと合わせてコンピュータを活用してIT技術に関連した知識習得も行うなどという、とても実践的な内容です。

IT技術やシステム開発に興味のあるお子さん向けに、プログラミング学習を取り入れるのはいかがでしょうか。

Awesome Ars Academia（オウサムアルスアカデミア）は、フィリピン人の現役エンジニアから、英語でプログラミングを学ぶことができるテックスクールです。

プログラミング技術だけでなく、実践的な英語を学ぶことが可能なため、英語を学ぶのではなく、英語で学ぶ経験ができるのが特徴的でしょう。

英語が決して得意でなくても、日本人TA（ティーチングアシスタント）が常にいるため、質問対応も安心できます。

また、スクール内にオンラインコミュニティがあり、受講生や卒業生と交流することも可能。

オンライン授業のサービスもあるので、場所を選ばず学習できるのも魅力的ではないでしょうか。

ご興味がある方は、まずは毎月無料で行われているスクール説明会にお越しください。

今回の記事では、ホームスクールとは何か？ということのほかに、ホームスクールで英語学習をするメリットについてまとめました。

インターネットの普及や価値観の多様によって、場所に限定されることなく、より自由な学びが可能となり、積極的にホームスクールを選択する家庭も増えてきています。

特に英語学習においてはその真価を発揮するのではないでしょうか。

ホームスクールは、今後ますます注目を浴びることになるでしょう。