Ruby on Rails留学体験談

日本のトップ企業を飛び出しセブ島でプログラミング!社会人も選ぶIT留学とは?

Maayo’ng gabii(こんばんは)!最近同僚のフィリピン人に「あなたが社内の女性で1番魅力的!なぜなら同じ肌の色だから!」と言われ、いつの間にか外出時に日焼け止めを塗るのを辞めていたことに気づいたYunです。

社会人になると、仕事をしていくうちに「将来はこうなりたい!」というイメージを持つようになり、それを実現するためのプロセスを考える時期があると思います。

新しく勉強を始めるのか、既にやっていることをより極めるのか。前者の場合、学びの一歩を踏み出すために最適な方法は何だろう?場所はどこだろう?と悩んだりしますよね。

そんななりたい将来像へのアプローチ手段として、セブ島でのプログラミング留学を選ぶ方もいます。

大手IT企業でキャリアを積んだ社会人の方がセブ島でプログラミングを学習?実は大学時代にアプリ開発の企画をしていた?2ヶ月間のRuby on Rails留学を受講した大内田喜一さん(以下Yoshi)に卒業インタビューをしました!

文系だけどIT企業でインターン、企画したアプリが大ヒット!

――大内田さんの大学時代について教えてください!

大内田 大学時代はダンスサークルに所属していました。特に1, 2年生の時は高校の時に始めたダンスを全力でやっていました。大学3年になってからは、デザイン思考を用いて社会やビジネスの課題解決を産学協同で行うゼミに入りました。ゼミは結構忙しかったのですが、内容に加えて先生・ゼミのメンバーが面白かったので、充実していましたね。

そんな大学3年生の時、デバイスでいうとちょうどiPhone4が発売され、LINEなどのアプリケーションが出てきた辺りでITの分野に興味を持ち始めました。それまでずっとガラケーだったのでiPhoneにはかなり衝撃を受け、「(これからの時代)スマホは来るだろう!」「自分も何か作りたい!」と思い、IT企業に電話をかけてインターンをさせてもらえるところを探しました。今では学生がインターンすることは当たり前になっていますが、当時、経済学部でインターン、しかもIT業界でやるなんて人はまず周りにいなかったですね(笑)。

――電話をかけてインターン探しですか!めちゃめちゃガッツありますね。インターンとして採用されるまでの経緯と、業務内容について教えてください!

大内田 とりあえず面接を設定してくれたアプリ開発の企業へ面接に行きました。社長・デザイナーとの3人での面接があり、その場で「明日から来なよ。」と言われ次の日から参加しました。他にも社員の人がいるだろうと思っていたのですが、まさかの2人だけの会社で。企画からリリースまでの、開発を除く全行程を僕含めその3人でやることになりました。

当時は今ほどアプリの数も多くなかったので、ある程度需要がありつつも早くリリースできるものが勝てるかな、と思っていたんですよね。既にLINEなどのコミュニケーションツールが学生たちの間で話題になっていたこともあったので、コミュニケーションの中で使えて比較的すぐにリリースできるものを作ろうと思い、絵文字や顔文字を簡単に呼び出せるアプリの企画をしました。
企画・コンテンツ収集・UI/UX設計は自分で行い、開発部分のみ委託することにしました。

Androidで一度リリースしてみて様子をみようということだったのですが、いざリリースすると数ヶ月で数十万ダウンロードもされ、慌ててiOSも作ろうとなりましたね。

一度に多くの人へ影響を与えられるITに感動、IT業界への就職

――就職活動の時から会社時代のことについて教えてください!

大内田 就職活動の話に付随してまた少しインターン時代の話に戻るのですが、アプリってレビューされるじゃないですか。僕が企画したアプリがマーケットの評価で総合☆4つとかをもらい、さらには全く知らないであろう人たちから数千件のコメントがあって、「これすげぇ。。」って感動したんですよね。

今でこそ理解に容易いですけど、当時はパッと出したものが何十万人もの人に影響を与えられる、そんな経験今までしたことなかったので「ITって面白い!」と思ったのがきっかけで、就職活動時はIT企業を中心に受けていましたね。

――普通の大学生が何十万人もの人に一気に影響を与えられる経験って、なかなか出来ないですよね。以前の会社に入社するきっかけは何だったのでしょうか?

大内田 IT企業の中でも、「じゃあITを使って何をしたいのか?」と考えた時に、ITの中でもあらゆる分野に興味があって、1つのことに絞るのは性格上無理なので、多様な事業展開をしている企業を目指しました。「これは少し合わないかもしれない」と思った時に転職や起業はコストが高いけど、異動であればコストは低いだろうという考えですね(笑)。

入社を決めた会社はかなり多くのサービスを持っていて、ゲームやキュレーションサイト、コミュニケーションサービスだったり、とにかく色々ありました。ただ、多様なサービスを持っているにも関わらず、どのサービスも一流。その意味で自分にピッタリな会社でしたし、何より働いてる”人”が最終的には良かったですね。

ここの会社を選んだことは、今でも本当に良かったと思っています。

開発会社が提供する留学で再度プログラミングを学びたい。日本から離れることを決意!

――すごく順風満帆な感じがしますが、どうしてプログラミングを学ぼうと思ったのですか?

大内田 会社にはトータル5年間いて、そのうち営業2年、事業・商品企画で1年半、マーケティングで半年強やりました。意図的に上流から下流までの経験をした中で、結論としては企画が一番好きでやりがいがあると感じていたところで、企画に戻ろうと考えました。

ただ、企画者時代にエンジニアとのやりとりの中で、「その機能を入れるのはちょっと無理かな。」という感じで、やりたいと思っていたことが出来ない状態のまま終わらせられることが多々あり、課題に感じていました。前の会社は、GoogleやTwitterから来るような優秀なエンジニアがいるような会社だったので、この人達が言うならしょうがないか、と当時は思考停止して鵜呑みにしていたのですが、時間が経つにつれて「あれやっぱり出来たんじゃないか?」と思うことが多々ありました。

もう一回企画に戻った時にそれらに対処出来ないと良い企画者になれないだろうと思ったので、そのためにはある程度の開発側のナレッジをつける必要があるなと思ったのがプログラミングを学ぼうと思ったきっかけですね。

――そこからどうしてわざわざセブ島でのIT留学だったのでしょうか?

大内田 実は会社に勤めている間にテックスクールに通っていたこともありました。1ヶ月コースで対面・オンライン質問が共に出来るところだったのですが、メンターが学生で質問をしても解決するまでに時間がかかることが多かったのと、カリキュラムの質が低く、生産性が良くなかった。ちょうど部署移動の時期と被っていて忙しかったこともあり、結果的に行かなくなってしまいました。すごく有名な所だったのですが、マーケティングが上手いだけでしたね。

ただそこから1年くらい経って、やっぱりプログラミングは重要だと思ったんです。2度目の正直、かつ前回のテックスクールでの経験から課題は明確だったので、ある程度実績のある企業で、少なくとも数年程度はエンジニア経験のある人が講師につくという基準で探しましたね。

セブにした、というか海外にしたのは「隔離された環境に身を置きたかった」というのが主な理由です。日本には娯楽も多いし友達も多く、誘惑が多い。自分は甘い人間なので(笑)、勉強からの逃げ場が多すぎるなぁと。なので海外で、ある程度有名なサービスを作っている企業で、そういう人たちが教えてくれる環境を探していて、セブ島でやっているAwesome Ars Academia(以下:AAAと総称)にたどり着きました。他にも色々見たんですけどね。

――AAAにした決め手はありますか?

大内田 決め手は3つあって、まずはNewsPicksやcakesといった規模がでかく良いサービスを作っている開発会社、というのが大きかったですね。ホームページにある先方のインタビュー記事とかも読ませてもらったりして、ちゃんとしてるなという印象を得ました。

2つ目は、Sun*フィリピンのブランチマネージャーをしている西出さんの影響がありました。記事とかを見て、優秀な方そうだと。この人がブランチマネージャーとして仕切っている、かつカリキュラムも監修もしているということで、ここならきっと大丈夫だろうと予測出来ました。

最後の3つ目は、どの言語を学ぶかとなった時に、以前のテックスクールでRubyを選択していたことと、同僚にどの言語が良いかをリサーチした結果、引き続きRuby on Railsが良いなと思ったので、AAAにしました。

開発会社ならではのカリキュラム、圧倒的に優秀な講師陣

――実際Ruby on Rails留学に来てみて、どうでしたか?

大内田 英語でプログラミングを学ぶのは意外と大変だな、と思いました。日本にいる時にRubyはちょっとやっていましたし、英語の読み書きは出来るので大丈夫だろうと思っていたのですが、慣れるまではHaniちゃん(本コースフィリピン人メイン講師)の話す英語はちょっと早かったなぁと感じていました。難しい単語を使ったりということはなかったんですけどね。

ただ、カリキュラムはしっかりしていてシンプルでわかりやすかったので、授業でわからずつい聞けなかった部分に関しても、後からスライドを見直したりして理解出来ました。またRuby自体が日本で人気のあるプログラミング言語なので、ググれば日本の文献が多く出てくるのも勉強の手助けになりました。最初の方は英語で苦戦しつつも、最終的には理解出来たので良かったかなと思います。あと、段々話すスピードに慣れたっていうのもありますね。

――Haniちゃんは頭の回転が早いので、どんどん言葉が出てきますよね。他にHaniちゃんに対しての感想はありますか?

大内田 教え方はとにかくうまいです、要点を的確に言うタイプ。頭良いなって素直に感じました。性格も、明るいし優しかったですね。

もちろん僕自身授業内で結構質問したんですけど、時々Haniちゃんがすぐに回答することが困難な内容もありはしました。ですがそういった場合は、宿題として持ち帰ってくれて、次の日に個別スライドを用意してわやりやすく説明してくれたりしましたね。

――個別スライドを用意してくれるのは手厚いサポートですね。日本人講師のSano(Yo Sano)についてもお願いします!

大内田 とても献身的な方でしたね。一緒になって一生懸命考えてくれます。クラスに1人初心者の子がいたんですけど、その子が理解するまでとことん付き合って、教えていましたね。面倒見がいいなぁと。

――Sanoがお休みをいただいていた1週間程の間、代わりに講師を努めたShunさん(Sun*フィリピン・エンジニア)はどうでしたか?開講日の週なので、覚えていたらでいいです!

大内田 Haniちゃんの説明を受けた後に課題に取り組むという流れなのですが、Haniちゃんの説明でわからないなって顔をした時に察してくれて、ホワイトボードを使って進んで教えてくれたりしました。

ふわっと終わらせることは一切なく、最後まで理解したかどうかきちんと確認してくれるので、とても良かったですね。

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着実なステップアップを実感!「Sun*だから」インターンをしたい!

――2ヶ月間学び終えた感想を教えてください!

大内田 来る前は、Rubyやプログラミング自体にあまりセンスがないかもしれないなと思って留学に来たんですけど、意外と普通に出来ました。単純に自分のやる気の問題もありますが、学習方法さえしっかりしていれば出来る、ということに気づいたので、ちょっとした悩みが解決されましたね。

授業では最終的にE-learningシステムの作成を行うのですが、基本的なCRUDおよび認証系は理解し実装できるようになりました。また、元々僕のいた会社はAPIを公開しているのですが、それらも多少いじれるようになりました。サービスを作れるようになったことにより、企画をする上での想像力が豊かになり、開発者と話しやすくなるポイントも多くなった気がします。

2ヶ月後、実際の開発現場での経験も積みたいと思ったので、ブランチマネージャーの西出さんにご相談させて頂きジョインさせてもらいました。

――インターンでは何を学びたいと思っていますか?

大内田 AIやVR/ARのテクノロジーについても関心があり軽く手をつけようとしています(最近ではAlexa skillを虎視眈々と...)。

インターンで直接的に上記のテクノロジーを利用した開発をすることは現状なさそうですが、ただ、それらを開発する上でもWeb開発が基礎になると思っているので、インターンでは実際のWebアプリケーション開発のプロジェクトに携わりながら、web開発の基礎固めと応用を学べればと思っています。

――大内田さんと同じプロジェクトに入れたら嬉しいです!では、最後はいつも決まった質問で締めているので、質問させてください。Ruby on Rails留学に来て良かったですか?

大内田 あ、お決まりなんですね(笑)。

もちろん、留学に来てよかったです!

編集後記

近い将来、良い企画者になるためにも開発側のナレッジを蓄積したいと思い、留学に来てくださった大内田さん。

一度は辞めたプログラミングですが、「Sun*だからインターンをしたい!」と思うくらいにまで、Ruby on Rails留学に満足してくださいました。

今回はイレギュラーなインターン受け入れにはなりますが、現在インターンとして開発プロジェクトに入り、あらゆる分野で得てきた豊富な知識を用いてプロジェクトに貢献してくれています。

インターン期間中に開発現場でさらなる経験を積み、多くのAwesomeな企画を立案していってほしいです!

 


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