「子供の創造性を豊かにしたい」「子供の人間性を育てたい」と思っていても、具体的には何をすれば良いのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
実は、大人気ゲーム「マインクラフト」を通してプログラミングを学べる教材があります。
その教材を使って作った作品でエントリーできる「プログラミングコンテスト」が注目されています。
今回は、子供の好きなことを通して「創造性を育む」プログラミングコンテスト「マインクラフトカップ」についてご紹介します。
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コーディングができなくてもエントリーできるプログラミングコンテストとは
「プログラミングって、コーディングができないとできないものなんじゃないの?」と思っていませんか?
プログラミングとは「プログラムを組むこと」なので、難しいコーディングは必要ありません。
大人気のゲーム『マインクラフト』には、コーディングなしでプログラミングができる優れた教育版ソフトがあります。
こちらの動画のように、コードが書かれているブロックを組み立てるだけで、プログラミングが成立します。
「海への冒険」がコンセプトのこちらの動画のプログラミングは、世界的な大人気ゲーム「マインクラフト」です。
プログラミングコンテスト『マインクラフトカップ』とは?
マインクラフトというと、ゲームソフトをイメージする方も多いかもしれません。
前章でご紹介したコーディングなしでプログラムを組んでいくマインクラフトでは、「教育版マインクラフト(Minecraft: Education Edition)」を使用します。
この「教育版マインクラフト」を使用した作品をエントリーし、優れた作品を決める大会が「マインクラフトカップ」です。
マインクラフトカップの目的
「教育版マインクラフト(Minecraft: Education Edition)」を使って、時間をかけてゆっくりと、子供たちのプログラミング思考を徐々につくりだしていこうとしているのが、マインクラフトカップの目的です。
それだけでなく子供たちひとりひとりが『可能性に挑戦できる場所』をつくることで、多様性を学べるコミュニティを提供しています。
未来をつくっていく子供たちの、創造性・人間性の成長を促すのが、このマインクラフトカップの大きな目的です。
関連:マインクラフトがプログラミング教育におすすめな理由とは!
マインクラフトカップのスケジュール
マインクラフトカップでは、エントリー開始から最終審査・表彰式まで約半年間の時間をかけて行われます。
エントリー期間を2ヵ月用意していて、その期間に「オープニングイベント」や「地区ブロックワークショップ」などのイベントが開催され、子どもたちの熱があがってきたところで作品応募がはじまる流れは、とてもドキドキわくわくするでしょう。
そして1ヵ月の作品応募期間を経て、4ヵ月という長い審査へ突入します。
子供が『マインクラフトカップにでたい!』と言ったときにやるべきこととは?
マインクラフトカップのスケジュールをチェック!
お子さまがプログラミングに興味を持って「マインクラフトカップにでたい!」と言ったときには、保護者はまず大会スケジュールを確認してください。
エントリー期間も長く設定されているので余裕を感じますが、作品制作の前の「テーマについて情報収集」「作品のコンセプト」など、やるべきことは多くあります。
小学生であれば、保護者がタスク管理をサポートする必要もあるでしょう。
公式サイトのエントリーフォームへアクセスしよう
マインクラフトカップの公式サイトにアクセスし、エントリーフォームからエントリーします。
18歳以下であればエントリーできますので「必要事項」を入力し送信してください。
教育版マインクラフト(Minecraft: Education Edition)を用意しよう
次に、教育版マインクラフト(Minecraft: Education Edition)を用意するために公式サイトのエントリーフォームから「貸与申請」をしてみましょう。
大会期間中だけであれば、無料でライセンスを借りることもできるので、ライセンスを持っていない方でも安心です。
子供がマインクラフトカップでやることとは?
マインクラフトを操作できる環境が用意できたら、いよいよ「子供がマインクラフトに挑戦する」フェーズになります。
ここから保護者は「お子さまの創造性」に任せて作品作りを見守ってあげると良いでしょう。
ワールドをデザインしてみよう
まず公式ホームページの「大会概要」を確認して「募集作品のテーマ」にそったワールドをデザインさせてみましょう。
親子の会話を楽しみながら、画用紙にカラフルに子供がつくりたいワールドを描いていく瞬間、思わぬアイデアが飛び出すのも子供ならではです。
創造性の成長に繋がるでしょう。
ワールドをつくってみよう
次にお子さまがデザインしたワールドをつくっていきます。
お子さまが作業する近くに、つくりたいワールドを描いた画用紙を飾っておくとよいでしょう。
途中でつくりたいワールドがわからなくなってしまったときに確認できます。
ワールドを公式サイトのエントリーフォームへ!
最後に、ワールドが完成したら公式サイトの応募フォームへエントリーしましょう。
エントリーの際に下記のような多くの提出物があります。抜け漏れのないように余裕を持って準備しましょう。
- ワールドに名前をつける
- サムネイル画像に名前を入れる
- 座標表示が入っているスクショを添える
- アピールポイントや紹介文の提出
- ワールド内の動画撮影(60秒ほど)
作品を応募した翌月から審査がはじまります。
審査期間はなんと、4ヶ月もあります。
一次審査は『オンライン投票』
一次審査はオンライン投票で「みんながいいなと思ったワールド」が選ばれていきます。
お子さまは「他の子供のワールドを評価する楽しさ」を味わえるはずです。
そして「みんなから自分のワールドが選ばれた!」という喜びは、大きな自信になっていくでしょう。
二次審査は『マイクロソフト認定教育イノベーター(MIEE)』による決定
一次審査で選ばれたワールドのうち、さらにマイクロソフト認定教育イノベーター(MIEE)が選んだワールドが「地区代表」に決定されます。
二次審査を通過したら「プロのおめがねにかなったぞ」とお子さまは誇らしい気持ちになるでしょう。
最終審査、そして表彰式
2ヶ月のブラッシュアップ期間を経て、ついに最終審査です。
大賞をはじめ、アイデア賞、建築賞、コーディング賞などさまざまな部門の賞が設けられています。
2020年度の大賞受賞者はなんと小学5年生でした。
子供ならではのユニークな発想が評価されるのもマインクラフトカップの特徴です。
マインクラフトカップにエントリーしてみよう!
いかがでしたか?
この記事では、コーディングができなくてもプログラミングコンテストにエントリーできる「世界で大人気のゲーム『マインクラフト』のマインクラフトカップ」をご紹介いたしました。
マインクラフトカップは「テーマについてとことん調べ」「どのような社会課題があり」「マインクラフトの成果でどのように解決していくのか」を深く考える貴重な体験ができます。
そしてマインクラフトカップは、18歳以下の子供であれば誰でもエントリーできるプログラミングコンテストです。
Awesome Ars Academia(オウサムアルスアカデミア)では、マインクラフトを使用した「英語×プログラミング」の講座を用意しています。
講座のクラスは小学校低学年・高学年向けに分かれており、有料講座の受講の検討をしていただくにあたって、無料で体験できる無料体験講座も毎週開講しています。
お子さまがプログラミングコンテストに興味をもっていたら、ぜひ「Awesome Ars Academiaの『マインクラフト講座』」の受講を検討してみてはいかがでしょうか。
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