日々進化し続けるIT化社会において、プログラマーやエンジニアの需要は高まる一方です。
プログラミング教育の必修化により、学生たちは学校の授業でもプログラミングに触れる機会は増えており、私たちの暮らしにとって重要な役割を担っているということを学ぶでしょう。
将来なりたい職業としてもIT関連の業種は人気が高まっています。
今回は、中学生・高校生へ向けたエンジニアになるための進路選択に役立つ情報をご紹介します。
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エンジニアになるための進路4つ
エンジニアになるための主な進路としては以下の4種類の方法があります。
- 大学
- 専門学校
- 高等専門学校
- スクール+インターン
技術力やチーム内でのやりとりなど、エンジニアとして現場で必要なものは学歴とは限りません。
しかし、各進路における特徴や費用、学習期間などはそれぞれ異なり、選択肢によってはその後の人生設計においても影響があります。
メリット・デメリットについても合わせてご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
大学に通うメリット・デメリット
まだまだ学歴重視とされる日本社会においては、新卒で就職する際に大学卒業が社会的な評価とされるのは間違いありません。
IT業界の職種の中でも、特にエンジニアの仕事は、人との関わりや高いコミュニケーション能力が必要とされます。
そのため、大学に行くことで、一般的な教養課程のほか、幅広い分野の知識を身につけながら、IT技術を習得できるので将来的にもさまざまな可能性を持つことができるというメリットがあります。
実際には、「情報工学科」、「電子工学科」、「機械工学科」などの学部に進学し、エンジニアに関する基礎を学びます。
高収入のシステムエンジニアなどを目指し、大企業への就職を望むのであれば、偏差値は重要な選考基準の1つとなるので大学選びも重要なポイントになるでしょう。
一方で、大学進学のデメリットは、専門学校などでは2年間程度の学習課程で就職が可能なところを、大学の場合は卒業までの4年間をしっかりと学業に費やす必要があります。
専門学校に通うメリット・デメリット
専門学校は、短期間で集中的に必要な技術の習得ができるため、4年制大学よりも金銭的に低いコストで学び、卒業後すぐにエンジニアとして活躍したいという方におすすめです。
また、すでに就職をしている人にとって、夜間授業のある機関であれば、日中は働きながら夜間に通学ができるというメリットがあります。
資格取得用のカリキュラムも組まれ、「基本情報技術者試験(FE)」や「応用情報技術者試験(AP)」といったIT系国家資格取得も目指せます。
専門学校は、就職サポートの充実や就職率が高い場合が多く、卒業後の就労先を見つけられる可能性が高いでしょう。
また、同じ志で切磋琢磨する仲間と刺激し合える環境も大変理想的と言えます。
デメリットとしては、IT系の学習に偏っているため、それ以外の分野への就職が難しいことです。
また、給与面に関しては、初任給は大卒に比べると低い場合や高卒と変わらない可能性がありますが、こちらに関しては経験と実力が付くことによって変動するでしょう。
高等専門学校に通うメリット・デメリット
こちらは中学生に向けた進路のご紹介になります。
高等専門学校は、大学と専門学校の間のような教育機関にあたり、卒業時には「準学士」の学位が与えられます。
プログラミング自体は大人になってから学び始めることが可能ですが、高等専門学校や工業高校の情報技術科に進学し基礎を学ぶことで、スキル習得から実践までを吸収力のある若いうちに学ぶことができるというメリットがあります。
IT職に就くために取得すべき資格は特にありませんが、このような教育機関では「情報技術検定」やAI(人工知能)に関する「G検定」などの取得が教育課程に盛り込まれている場合が多いため、証明できる資格を得ることができます。
IT人材不足の現状も相まって、高等専門学校卒業後はメーカーなどに就職し、プログラマーやシステムエンジニアとして活躍することも可能です。
デメリットとしては、将来的にはIT関連以外の職業への進路変更が難しくなることが考えられます。
スクールに通うメリット・デメリット
最大のメリットは、専門のスクールであるため、講師が現役のIT人材によって構成されているケースが多いことです。
IT現場での最新の知識やスキルを直接学ぶことができるのはとても貴重であり、エンジニアになるためには1番実践的な学びを得ることができる進路とも言えるでしょう。
また、在宅でのオンライン学習ができたり、学習期間が短いもので数週間のコースもあったりなどと、自分が習得したい専門スキルをピンポイントで選択することが可能です。
そのため、すでに大学や専門学校でITを学んだことがある人が、必要に応じてこのようなスクールでプラスアルファの知識や技術を高める方法としてもおすすめです。
IT企業とのコネクションがある場合が多いため、就職先サポートが充実しているスクールも少なくありません。
デメリットとしては、スクール単体で学位が取れない点でしょう。
ただ、スクールと学校は同時に通うこともできるので、学位も取りたい方は課外活動して取り組むといいでしょう。
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スクール+インターンで実務スキルを習得
プログラミングの学習自体は、独学でも習得は不可能ではありません。
しかし、スクールであれば、ITスキルの習得のほか、インターンのカリキュラムが組まれているスクールもあり、プログラミングを学習後すぐに実践に移ることができる点において、独学よりもいいと言えるかもしれません。
インターン先で実際に現場経験を積むことで実践力を付けたあとに、スクールの就職サポートを受けてエンジニアとして企業に採用してもらうことも可能です。
また、現役IT講師からフリーランスとしての独立方法などのノウハウも知ることができるでしょう。
もちろん、スクールに入ればエンジニアになれるわけではなく、自身の最大限の努力が必要となります。
しかし、学歴にこだわらずに最短ルートでエンジニアを目指すのであれば、スクールに通うことでその可能性や選択肢はさまざまな形で広がるはずです。
実際にスクール+インターンでプログラミングを学習できるところの1つとして、グローバルIT留学をご紹介しますので、独学かスクールで迷っている方など、こちらを参考にご覧になってみてはいかがでしょうか。
参考:グローバルIT留学
英語とプログラミングを学んで世界に出よう!
エンジニアとして活躍するにはまず、プログラミングの基礎を学ぶことが重要になりますが、それに加えて英語の習得も兼ね備えていると将来的な可能性がより広がります。
上記では大学進学がエンジニアになるための1つの選択肢としてご紹介しました。
しかし、高校卒業後はあたりまえのように大学に行くという学歴重視の進路を選ばずとも、エンジニアになる道は開かれています。
留学プログラムのあるプログラミングスクールなどにおいて、半年から1年程の期間、実務的なプログラミングスキルと英語の基礎力を習得したのちに、海外でのインターンや現地での就職によってグローバルスタンダードを体験することで、大学3~4回生にあたる年齢の頃には海外でも即戦力のある十分なスキルを習得することができる可能性があります。
その後、大学に行く必要性を感じるのであれば、日本や海外の大学に行くということも選択肢の1つとして入れてみるのもいいでしょう。
まとめ
エンジニアになるためには大きく分けて、一般教養などを含め幅広く学び学歴を重視した大学進学か、短期的集中的に専門技術を習得する専門学校や民間スクールかの二択ですが、学習期間や費用、就職する時期や給与面において大きな違いがあるため、総合的な判断をして進路を選ぶ必要があります。
ただ、どのような進路でエンジニアになっても重要なのは、実際の現場で努力を重ね、肩書に関わらずスキルを高め続ける必要があるということです。
これから大いに将来性のあるこの分野において、たくさんの学生がその可能性を見出し、これからのIT社会で活躍してくれることに期待が高まります。
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