※本記事は実際にレイクランド大学ジャパン・キャンパスに在籍していたTさんに執筆していただいております。
日本にいながら、まるで「アメリカの大学」で勉強しているかのような生活を過ごしてみたいと思いませんか?
実は、そんなキャンパスライフが日本でも可能なのです!
それが、東京の新宿区にあるレイクランド大学ジャパン・キャンパスです。
今回は、同大学の卒業生である私が海外大学日本校について、そして私の経験をもとに海外大学日本校に進学するメリット、デメリットについてお伝えします。
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レイクランド大学ジャパン・キャンパスって?
レイクランド大学ジャパンキャンパスとは、アメリカにあるレイクランド大学の付属校です。
日米で一貫した教育を受けられ、すべての授業が外国人教師によって行われます。
また、授業だけでなく、最初の入学手続きなどの事務作業以後はすべて英語でやりとりをします。
ここまで聞くと「英語が苦手だからついていけない...」と思う方もいっしゃるでしょう。
しかし、レイクランド大学ジャパンキャンパスには、英語が不得手で自信がない方向けの英語研修課程というものがあり、極端にいうとアルファベットから丁寧に教えてくれます。
クラスは、入学試験時に面接と英語のテストの成績によって5段階に分けられます。
ただ、もしTOEFL® iBTを受けたことがあって、61点以上取得している場合は、英語研修過程を受けずに教養課程で学べます。
教養課程ではリベラルアーツを主軸としているので、必修科目はあるものの、最初の1・2年次は専攻科目を決めずに自由に科目を選ぶことが可能。
大まかに6分野あり、経営、芸術、教育、人文科学、自然科学、社会科学になります。
文理のどちらかというと文系と言えるでしょう。
また、3年次からアメリカにあるレイクランド大学へ進学するか、他の大学(アメリカまたは日本)へ編入するかを選びます。
1、2年次で学んできた色々な科目から自分が良いと思った専攻を選び、学士課程の取得を目指すといった形になります。
海外大学の日本校進学のメリット
海外大学の日本校進学のメリットは大きく分けて3つあります。
留学に比べ費用が安い
まず、実際に留学するよりは、安く済みます。
私は半年の語学留学で100万円ほどかかりました。食費や生活用品などを考えるとプラス20~30万円にもなります。
日本で学ぶということは、ビザ代や家賃はかかりませんし、日本よりも物価が高い国や地域に行った場合と比べると、生活費もかなり安くなります。
外国人教師から直接英語を学べる
2つ目は、外国人教師から直接英語を学べるという点です。
それに加え、外国人の生徒も3割ほど在学しているので、うまく付き合っていけば英語学習にとどまらず、他国の方々との意見交換によってさまざまな見聞を広めることができます。
他の海外大学へのコネクションが作れる
最後のメリットは、他の海外大学へのコネクションを作れる点です。
先生の中には、海外大学で教授をしていた方や海外大学の卒業生がたくさんいらっしゃいます。
リベラルアーツということもあり、自分の得意分野を探しながら、先生方にいろいろな大学を紹介してもらえしました。
海外大学への進学については、こちらの記事で触れていますので、比較しながら読んでみてください。
海外大学の日本校進学のデメリット
しかし、デメリットも3つあります。
日本の大学と比べると費用が高い
まず学費の面からすると、日本にある国公立大学や私立大学比べるとどうしても高くなってしまいます。
具体的には年間200万円ほどになります。
自分で払うにしても重たいでしょうし、親御さんに払ってもらうにしてもなかなか言い出せない金額です。
異文化を感じられない
2つ目は、異文化を感じられない点です。
私が実際に接してみて、レイクランド大学ジャパンキャンパスに通っている外国人の方は、留学中に知り合った人々とは大きく違っているように感じました。
異文化を感じることはあまりなく、どこか日本文化に近いような雰囲気も。
周りの空気をひたすら読もうとしてあまり授業中の発言がなかったり、日本人同士で話している人を意識が低いなどと小声で言っていたりと、ほんの一部の生徒ですが、授業中の雰囲気があまりよくない方もいました。
立地
最後のデメリットは、立地です。
海外大学付属の日本校はおそらくレイクランド大学ジャパンキャンパスとテンプル大学ジャパンキャンパスしかありません。
そしてそれらは、レイクランド大学ジャパンキャンパスは東京、テンプル大学ジャパンキャンパスは東京と大阪にしかありません。よって、通う、または移住する必要があります。
私の場合は静岡から2時間かけて、月6万円ほどの交通費がかかりました。
実家が都市圏から離れている方は、通うか、移住するかのどちらかを選択しなくてはいけません。
「留学して現地で学ぶ」と「海外大学の日本校で学ぶ」の違い
留学して現地で学ぶことと、海外大学の日本校で学ぶことには大きく分けて3つの違いがあります。
日常
最大の違いは、日常です。
現地で学ぶ場合は買い物をするときや家にいるときも常に英語を使わなくてはなりません。
しかし、日本で学ぶ、例えば、実家暮らしだと両親とは日本語で会話することになります。買い物をする際も日本語になります。
そういった日常を英語で過ごせないというのは、実際に現地で学ぶこととの大きな違いになります。
留学した場合はホームステイ、もしくはシェアハウスになるでしょう。
ホームステイの場合はホストファミリーとコミュニケーションをとるために英語を話さなければなりません。
シェアハウスでも他の国から来た留学生とお互いに切磋琢磨して英語を学ぶことができます。
さらには、生活用品なども自分で探さなければならないので、英語を話す訓練になります。
周りの学生
2つ目の違いは、海外大学の日本校に在学する学生のほとんどが日本人ということです。
レイクランド大学ジャパンキャンパスにおいては、日本人7割、外国人3割といった比率になっており、多くの日本人が日本人と交友を深め、外国人は外国人と交友を深める、もしくは、母国が近しい人と仲良くなる、という現象が起きている節がありました。
中には、異文化交流どころか会話も難しいという状況もありました。
一方、留学先にももちろん似たような目的で留学に来た日本人が在籍しているでしょうが、圧倒的に外国人の方々が多いです。
圧倒的に外国人が多い環境では、自然と英語で話さなければならないので、有意義なキャンパスライフになります。
モチベーション
最後の違いは、モチベーションです。
留学の場合はまったく別の土地にいることになります。
現地で出会った人々と一緒に観光などをすることは、本来の英語学習とは離れているように思えますが、意欲を上げるという面ではとても良い影響があります。
ほかにも、現地で自分の覚えた英語を実際に使って、自分の英語が通じたという感覚は自分自身を勇気づける良い経験となります。
留学をおすすめする理由
常に英語を使わなくてはならない環境、これはとても大きなアドバンテージになります。
日本にある付属校では決して得られません。
現地で学ばなければ得られない特典のようなものです。
たとえ多くの費用が掛かったとしても、留学を通して得られるものは、英語学習においても、自分自身の経験としても大きいです。
日本にある付属校で少しでも費用を安く済ませたい、何かの事情で日本から出られないという方は海外付属の日本校で学ぶのも一つの手かもしれません。
しかしながら、前段落で記載した通り、現地で学ぶ留学を通してでしか得られない経験や雰囲気は英語学習において、とても大切な要素です。
留学に行ったとしても、日本語が通じる人もいるかもしれません。
それでも、どうしても一人でどうにかしなければならないときは来ます。
そんなときに、自分の力で、自分の英語によってその場を切り抜けることができれば、今後の自信になるでしょう。
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まとめ
レイクランド大学ジャパンキャンパスとはなにか、留学したほうがいいのか、日本にある付属校でも似たような効果は得られるのか、などみなさんの疑問は解決せれたでしょうか?
結論は、留学の方が得られるものは多いということです。
やはり、日常的に英語のみの環境下で過ごす、という点だけはどうしても留学に勝るものはないでしょう。
「長期で留学にいくのは、英語力の面でもメンタルの面でも自信がない」という方は、まず、短期留学で留学生活を体験してみるのがおすすめです。
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