これからの国際化社会で活躍できる人になってほしいと、子供の学習環境にインターナショナルスクールを選ぶ人が増えています。

そこで今回は、京都にあるインターナショナルスクールとプリスクールについてご紹介します。

京都には歴史あるインターナショナルスクールや、独自の取り組みを行っている学校が数多くあります。

ぜひ楽しみながら読み進めてください。

尚、情報は執筆時点のものとなり、予告なく変更されることがありますのでご了承ください。

最新の情報は直接各校にお問い合わせのうえ、ご確認ください。

京都インターナショナルスクール

１９５７年に設立された京都インターナショナルスクールは、戦後京都にいた駐留軍や宣教師の家族によるホームスクールが前身となっている歴史のある学校です。

「積極的な学習者を奮い立たせ、世界市民を育成する（Inspring active learners, developing global citizens）」ことを目標に、少人数制での教育が行われています。

入学は１年中いつでも受け付けており、書類による審査と定員の空き状況により入学できるかどうか判断されます。

授業は国際バカロレア機構が提供する初等教育プログラムに基づいたカリキュラム。

土曜日には学外の３歳から１２歳までのお子様を対象としたサタデースクールも開催されています。

同志社国際学院国際部

京都府木津川市にある同志社国際学院国際部では、小学校にあたるグレード１〜５年、中学校にあたるグレード６〜１０年、高校にあたるグレード１１〜１２年の学生を受け入れています。

小学校の５年間では、基礎学力を伸ばし、コミュニケーション能力を高めることを目標としています。

中学校にあたる５年間では、国際的な視野を持ち、主体的に学ぶ生徒を育成するようなカリキュラムになっています。

最後の２年間の授業を履修し、最終試験を経て所定の成績を収めると、国際的な大学入学資格である国際バカロレア資格を得ることができます。

勉強だけでなく、音楽や美術、部活動、地域でのボランティア活動なども積極的に行われています。

京都インターナショナルユニバーシティーアカデミー

「自分の言葉で、世界と話す。」をモットーとしている京都インターナショナルユニバーシティーアカデミー。

ひとりひとりの生徒を、自立した自分自身の価値観を持ち、世界・地域の問題解決に貢献できる人材へと成長させることを目標にしています。

生徒それぞれの成長速度に応じた段階型の教育を実施し、子供の能力をしっかりと確認。

少人数制の学校で、きめ細やかな指導を実践しているため、教員と子供の信頼関係も深いものとなっています。

ほとんどの授業は英語で行われますが、日本の学校として国語を学ぶ授業にも力を入れています。

３ヶ月ごとに種目を変えてさまざまなスポーツを経験できるクラブ活動や、自分たちで企画して楽しむプロジェクト型のイベントなども充実しています。

京都国際フランス学園

京都にある特色のあるインターナショナルとしてリセ・ド・フランセ・ド・京都、京都国際フランス学園があります。

フランス語を第一に、日本語を含めた多言語習得と、生徒の人間形成と市民教育、そして生徒の学業達成を教育目標に掲げています。

京都や近隣に住むフランス人家庭やフランス語圏の家庭のための学校で、１９９７年に創立されました。

世界１３９か国に５２２校ある仏外務省フレンチスクールネットワークAEFEの認定校です。

１クラスの生徒数は平均１２人と少なく、保育園から高校まできめ細やかな教育を受けられます。

世界的な高校卒業資格であるバカロレアの合格率はなんと１００％。保護者の満足度調査でもとても高い結果を得ています。

授業はフランス語で行われるため、フランスやフランス語圏からの帰国子女には選択肢のひとつとなるのではないでしょうか。

立命館宇治中学校・高等学校

京都にある立命館大学の付属である立命館宇治中学校・高等学校では、積極的に帰国生を受け入れています。

高等学校は国際バカロレア認定を受けており、IBコースでは１年次から国語以外の全教科を英語で学習します。

日本の高校レベルをはるかに超えた世界水準の探求学習により、海外の名門大学に進学できる英語力、知力、探究心を伸ばします。

IBコースは帰国生やインターナショナル出身者など高い英語力を持つ生徒がほとんどですが、中学から本格的に英語を学習した生徒でも努力と意欲次第でキャッチアップが可能。

スポーツや、文化・芸術分野で高い才能を発揮する生徒も多く、それぞれの強みを生かして豊かな個性を育てる教育が実践されています。

リトルジェムスインターナショナルスクール京都校

リトルジェムスインターナショナルでは、１歳半から６歳までの子供たちに英語で教科を教えるイマージョンプログラムを行っています。

ひとりひとりの成長をじっくりと見守るために、１クラス約１０人の完全少人数制を徹底しています。

英語を使っての授業は、英語の読み書きやスピーチのクラス、算数や科学や地理などがあります。

そのほかにも、クッキングやダンスなど、楽しみながら学ぶアクティビティもたくさん用意されています。

経験豊富な外国人講師による質の高いレッスンで、子供たちの知的好奇心がくすぐられます。

スクール卒園生を中心に、卒園生と同等かそれ以上の英語レベルの小学生を対象としたアフタースクールがあり、卒園後も英語力の保持やさらなる向上を目指せます。

マリアンインターナショナル京都校

マリアンインターナショナルスクールは、１９９９年に開園したアットホームな雰囲気のインターナショナルスクールです。

１〜２歳のステップクラスと、３〜５歳のキンダークラスがあり、放課後も室内体操やピアノなどのアフタースクールも用意されています。

ステップクラスでは英語の基本を楽しみながら勉強し、キンダークラスでは日常会話を英語でしっかりできるようにします。

ネイティブの外国人講師と、バイリンガルの日本人保育士による質の高い授業で、楽しみながら英語で色々な勉強ができます。

また、英語だけでなく、日本語の授業やお絵かきやクラフトを行うアートクラス、リトミック、室内体操の時間も設けられています。

キンダーキッズインターナショナルスクール京都校

キンダーキッズでは、日本と外国の両方の文化に触れ、日本式教育のいいところを取り入れ「日本の心」を大事にしながら、しっかりと自分の意見を英語で伝える力を身につける教育を行っています。

２０００年に開園した当時から、独自に開発された年齢別のオリジナルカリキュラムを行ってきました。

講師は経験豊かでエネルギッシュな外国人と日本人のふたりで担任するので、日本人家庭の子供でも戸惑うことなく生活できます。

英語は聞く・話す・読む・書くの４技能をバランスよく伸ばし、卒園までにネイティブの小学２年生レベルの英語力を目指しています。

また、課外クラスとして英語検定対策クラスや日本学習クラス、サイエンスクラスなども受けることができます。

歴史と文化の街、京都で、英語や外国文化に触れながら成長できるインターナショナルスクール。

学校により特色のある教育がなされており、英語が身につくだけでなく、多様性を受け入れられる国際人としての成長も見込めます。

子供のそれぞれの個性に合うかどうかは、子供と一緒に実際に行って体験してみるのが１番です。

ぜひさまざまな選択肢の中からベストなものを、お子様のために選んでください。

最後までお読みいただきありがとうございました。