現在、東京には５０以上のインターナショナルスクールが存在します。

英語や国際文化を学べるスクールだけではなく、さまざまな特色を持った学校が数多くあり、選ぶのが難しいと思われる方も多いのではないでしょうか。

今回は、その中でも厳選したおすすめのインターナショナルスクール５校と、プリスクール３校をご紹介します。
ぜひスクール選びの参考にしてみてください。

なお、情報は執筆時点のものになりますので、最新の情報については各校に直接お問い合わせください。

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アオバジャパン・インターナショナルスクール（A-JIS）

１９７６年設立された幼稚園から高校までの私立の一貫校。

幼稚園から高校まで一貫して国際バカロレアを受けられるインターナショナルスクールとして都内でも人気の高いスクールです。

学生の７０%が日本人または、日本にルーツのある生徒が通っている点でも、英語ネイティブではない家庭でも比較的通わせやすいスクールのようです。

学習面でも、英語を母国語としない生徒たちに対する英語サポートに積極的。

英語が苦手な１３歳（Grade８）までの学生に対し、英語サポート・プログラム（英語集中クラス）が設けられています。

また、日・英のバイリンガル教育にも力を入れており、日本の公立小学校と同じ国語教育を導入しているため、日本語や日本文化を尊重した教育が行われている点も人気の理由でしょう。

そして、卒業後の進学率は９５%で、日本のほかに北米や欧州、アジアなどへの進学実績があります。

住所	【光が丘キャンパス】東京都練馬区光が丘７－５－１ 【目黒キャンパス】東京都目黒区青葉台２－１１－５
コース	幼稚園（K２-K５）、小学校（G１-G５）、中学校（G６-G８）、高等学校（G９-G１２）
学費	【幼稚園】授業料　約１６５万円～約１８６万円（年間） 【Grades１－５】授業料　２１６万８千円 【Grades６ー１０】授業料　２４６万３千円 【Grades１１－１２】授業料　２４１万４千円 ※その他、入学金、建築メンテナンス代など別途かかります。
入学英語基準	英語力がある方が望ましいが、英語力が必須ではなし。 ※入学後、英語強化サポートあり。
各認定	国際バカロレア（IB）、PYP（初等教育プログラム）、MYP（中等教育プログラム）、DP（ディプロマ資格課程プログラム）
サマースクール	あり ※２０２１年の開催については直接お問い合わせください。
ホームページ	https://www.japaninternationalschool.com/ja/

 

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グローバルインディアンインターナショナルスクール東京（GIIS）

２００２年にシンガポールで設立され、現在アジア７ヶ国に１９のキャンパスがあるインド系スクール。

幼稚園にあたるプレプライマリーから高校までの一貫校です。

理数系に力を入れた学校として知られ、小学校以降は、インド式教育CBSEのカリキュラムを中心に、インド系算数やITなどを国際的な環境下で学ぶことができます。

また、１１歳以降から生徒の学習スタイルに合わせて、インド（CBSE）とインターナショナル（ケンブリッジ）のカリキュラムを選択可能。

高校から国際バカロレアによる教育も受けられるため、世界の有名大学への進学実績も高く、日本で高度な教育が受けられるスクールの一つとしても人気のあるスクールです。

住所	【東葛西キャンパス】東京都江戸川区東葛西９－３ー６ ※そのほか２校についてはHP参照
コース	プレプライマリー（２．５歳～）－高等学校（幼稚園～１２年生）
学費	授業料：１００万円～１５０万円前後（年間）
入学英語基準	簡単な日常会話レベル以上。 ※英語力以上に適正を重要視するとのこと。
各認定	国際バカロレア・GMP・CBSE・CLSP・IGCSE
サマースクール	なし
ホームページ	https://ja.tokyo.globalindianschool.org/

 

 

東京インターナショナルスクール（TIS）

１９９５年に設立された、東京都港区南麻布にあるインターナショナルスクール。

代表の坪谷ニュウエル郁子さんは、国際バカロレア機構の理事も勤めていることでも知られ、国際バカロレアを軸に生徒主導の探求型のカリキュラムが特徴のスクールです。

世界５０ヶ国の生徒が通う国際色豊かなスクールで、両親ともに日本人という生徒は少ないのが現状です。

英語は母国語レベル、もしくはそれに準ずる方のみの受け入れとなっており、入学にあたっては高度な英語力が求められるといえるでしょう。

また２０１６年、Appleから、Apple Distinguished Schoolにも認定されるなど、最近ではITを使った教育にも力を入れています。

キンダーガーテンやアフタースクールも中目黒や南麻布で開校しており、日本人の生徒を中心に人気となっています。

住所	東京都港区南麻布２－１３－６
コース	初等部（Grade１〜５、５〜１１歳）、中等部（Grade６〜８、１１〜１４歳）
学費	【幼稚園】約２５８万円・建築費１０万円（年間） 【Grade６～８】　約２６３万円・建築費１０万円
入学英語基準	母国語レベル
各認定	国際バカロレア（PYP/MYP）、CIS、NEASC認定
サマースクール	あり ※２０２１年に関してはコロナの影響で開催なし
ホームページ	https://tokyois.com/

 

ケイ・インターナショナルスクール東京（KIST）

１９９７年に創立した男女共学の私立学校。

幼稚園から１２年生まで一貫した国際バカロレア教育が受けられるスクールの１つです。

日本にある国際バカロレア（IB）のディプロマプログラム(DP)を提供する学校において２０１５年から２０２１年現在までトップの成績を誇るスクールです。

また、２０２０年度の世界トップIB校ランキングで１３位と世界的に見ても優秀な成果を上げています。

そして、生徒のほぼ１００%が、フルIBディプロマを履修。

毎年８０%以上の生徒が合格しており、世界的に見ても優秀なスクールといえるでしょう。

国内外の一流大学への進学実績もあり、国際的に活躍できる人材を育成するスクールとして注目されています。

住所	東京都江東区白河１－５－１５
コース	エレメンタリースクール（K１～３：３～６歳）/エレメンタリースクール（Grade １～５、６～１２歳）、セカンダリースクール（Grade ６～１２、１２～１９歳）
学費	授業料：２１０万円（年間） ※そのほか、施設代や検定代などが別途かかります
入学英語基準	高いレベルの英語力が必須
各認定	国際バカロレア（PYP/MYP/DP）、CIS認定
サマースクール	あり ※年度によって開催されないこともあります
ホームページ	https://www.kist.ed.jp/ja

 

セント・メリーズ・インターナショナルスクール（SMIS）

１９５４年に設立された、日本唯一の男子校のインターナショナルスクール。

多くの著名人を輩出した老舗カトリック系スクールとして知られています。

約６０ヶ国からの学生が集まった国際色豊かな学校であり、高校では国際バカロレアDP（ディプロマ資格課程プログラム）資格が取得できる国際バカロレア認定校です。

そして、卒業生の大学進学率はほぼ１００％。

海外の有名大学だけでなく、慶應大学や東京大学など日本の大学への進学実績があります。

校内にはテニスコートや人工芝のグラウンド、室内プールなどがあり、環境面が充実しているといえるでしょう。

また、小学生からひとり一台のiPad配布や中学生からパソコンを使用するなどの教育環境が整っています。

住所	東京都世田谷区瀬田１－６－９
コース	RP（５歳）/初等部（Grade１〜５）、中等部（Grade６〜８）、高等部（Grade９〜１２）
学費	２３０万円（年間）、設備管理費１０万円 ※入学金３０万円、開発費６０万円など初年度に必要
入学英語基準	過去３年間で、２年以上英語による教育を受けていること ９/１までに以下の年齢に達していること： Grade １０– １５歳、Grade １１ – １６歳、Grade １２ – １７歳
各認定	IB、CIS、WASG
サマースクール	あり ※コロナ渦での開催は未定
ホームページ	https://www.smis.ac.jp/

 

キッズオンエアープリスクール

「世界で生き抜くための力」を育てることをコンセプトにしたプリスクール、アフタースクールです。

都内に８ヶ所の施設があり、プリスクールは学芸大学Studioと御殿山Studioが運営。

個の輝きを重んじるという理念のもと、イタリア発の幼児教育法「レッジョ・エミリア・アプローチ」を取り入れているのが特徴です。

子供たちの個々の性格や興味に合わせた教育プログラムで学んでいきます。

Kids On Airには６つのアトリエが用意され、月々変わるテーマに合わせアトリエ内のデコレーションとプログラムが変わります。

さまざまなアトリエで冒険心や好奇心を持ちながら学ぶ楽しさを発見していきます。

Preschool(２-６歳) と小学生のAfter School(６-１０歳)のクラスが隣接しているので、就園前から小学生の子供たちと共に成長できるところも魅力です。

住所	【学芸大学Studio】１５２－０００１ 東京都目黒区中央町２－７－５ ２F ※ほか７校は公式HPを参照
対象年齢	プリスクール(２歳～６歳)
保育料（月間）	幼児教育・保育の無償化制度の対象となります（３歳から５歳まで） ※各家庭の要件と年齢に応じて補助対象あり
保育時間	プリスクール：午前９：００～午後６：００
ホームページ	https://www.koapreschool.com/

 

キンダーキッズ インターナショナルスクール

日本に住む子供のためのインターナショナルスクール。

日本と外国の両方の文化に触れ、「日本の心」と「英語の力」両方を身につける教育が行われています。

卒園までにネイティブの子供たちの小学２年生レベルの英語力を身につけることを目指し、「読み・書き・会話」を中心に学習していきます。

また、小学校受験対策クラスや英検試験対策クラスがある点でも人気のスクールです。

東京に２校を合わせた全国で計２３校、海外に2校あり、転園システムが整っている点もポイントです。

制服や教材が全校共通のため、転勤や里帰り出産でも負担なく転園することができるでしょう。

住所	【東京本校】東京都大田区東嶺町４１-２０ ※ほかは公式HPを参照
対象年齢	プリスクール（０歳～）、キンダーレベル（年少～年長）、グラッドクラブ（小学生～高校卒業）
保育料（月間）	ベイビーコース、プリスクールレベル、キンダーレベルによって異なります。 ※兄弟割引があり。 ３歳から５歳までは幼児教育・保育の無償化制度の対象となります。
保育時間	プリスクールロングコース：午前７:４５～午後６:１５ ※各スクール・コースによって異なります。
ホームページ	https://www.kinderkids.com/

 

ローラスインターナショナルスクールオブサイエンス

日本で唯一のサイエンス・インターナショナルスクール。

白金台校をはじめ、都内には６校設立されています。

子供の知的好奇心を伸ばす科学・自然体験を取り入れたサイエンス教育を柱としています。

学校生活では、自然現象を野外で観察をし、さまざまなテーマで実験や体験を繰り返します。

ネイティブの講師たちとコミュニケーションをとることで、英語を使った論理的思考の基礎を身につけていきます。

２０１６年に設立された初等部は、日本含め世界１６０カ国以上で認められている国際認定組織のケンブリッジ認定を取得。

オリジナルのSTEMカリキュラムと国際基準の初等カリキュラムを組み合わせた、高い水準の教育が行われている点でも注目されています。

住所	【白金台スクール】東京都港区白金台３-４-１７ ※詳しくは公式HPを参照
対象年齢	・プリスクール① (Newtonクラス)：１歳半～３歳 ・プリスクール② (Galileoクラス)：１歳半～３
保育料（月間）	幼児教育・保育の無償化制度の対象となります。 各家庭の要件と年齢に応じて補助対象あり
保育時間	午前８：３０～午後６：００（プリスクール・フルディコース） ※時間はスクール・コースによって前後します
ホームページ	https://laurus-school.com/ja/preschool/school_life/

ここまで東京のインターナショナルスクール・プリスクールをご紹介しました。

東京には特色を持ったインターナショナルスクールが数多く存在し、IB認定やさまざまな認定・資格を持つ安心できるスクールが多いのが特徴です。

スクール選びは、お子さんの性格や将来のビジョンをよく考えた上で選択することが大切です。

今回ご紹介した内容を参考に、それぞれのご家庭に合ったインターナショナルスクールをぜひ選んでみてください。

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