Awesome Ars AcademiaのIT留学は様々なバックグラウンドを持った方に受講していただいております。
社会人経験がある方、フリーランスの方、元経営者の方など。
中には、長期休暇を有意義な期間にする為に、自らの意思でセブにITと英語を勉強しに来てくれる大学生や高校生もいらっしゃいます。
今回はそんな高専生の兼崎さんに直接インタビューを行いました。
彼女がセブに来るきっかけ、ITを勉強しようと思った理由に注目です。
Ruby on Rails 留学生卒業生インタビューです。
Awesome Ars Academia(オウサムアルスアカデミア)は、大学生・社会人に向けて、英語でプログラミングを学べるセブ島IT留学を提供しています。
セブ島でのIT留学、オンライン受講の2つの形式で受講可能ですので、ご興味がありましたらぜひスクール資料をダウンロードください。
モノづくりへの探究心から高専の道へ
――今回はインタビューよろしくお願いいたします。
兼崎 はい、よろしくお願いします。
――まず、留学に来る前のバックグラウンドについて教えてください。そもそもなぜ、高専に入ったんですか?
兼崎 入ったきっかけはいくつかあるんですけど、一番は仲が良かった友達のお姉さんからの勧めですね。元々、技術系の勉強が好きだったということもあります。小学校の頃から、一番好きな科目は技術でした。半田ごてで簡単な電子回路を作ったり、木材で椅子を作ったりするのが得意でしたし、凄い好きでしたね。高校進学を考えたとき、仕事をするならモノづくりの分野にいきたいと思っていたので、自然と高専は候補に入りました。
後は、兄の影響もあるかと思います。兄が普通高校に通っていて、高校生活を間近でみていたんですけど、中学の頃と特に変わらないなと思ったんです。自分も高校に行ったら普通の生活になるのは嫌だなと思って、であれば高校ではなくて高専に進もうと決意しました。
――元々モノづくりの分野に興味があったんですね!実際高専に入ってどうでしたか?
兼崎 楽しいです。高校と違って高専は寮生活なので、毎晩友達と一緒にご飯食べたり、勉強できる空間があるのは嬉しいですね。カリキュラムもどちらかというと工作の時間が多いので、物づくりに専念できる環境だなと思いました。プログラミングを初めて知ったのも高専ですね。
――プログラミングは何を勉強していましたか?
兼崎 2年生の時にJavaを初めて触りました。最初はよくわからなかったけど、勉強していくうちに、だんだんわかるようになってくるのが楽しくて無我夢中で触ってましたね。3年になってから課題が結構難しくなってきたんですけど、逆にその中で好成績を残すことに達成感を覚えるようになりました。その達成感がとても好きだったので、寮でも暇さえあればプログラミングを勉強してましたね。
――モノ作りが好きなんですね。
兼崎 高専がほとんど男の子しかいないので、女子が結果を出すと目立つんですよね。特に男性の得意イメージのある工作や技術で良い成績を残すとかなり目立つので、優越感が出てきますね。
プログラミングと英語、両方勉強できるIT留学へ挑戦
――留学しようと思った理由について教えてください。
兼崎 長期休暇中をより有意義に過ごそうと思った時、留学を考えました。宇部高専は他の学校と比べて国際交流が活発で海外から短期留学生が来たり、海外に研修や語学留学をする生徒が多いんです。私の友達にも留学経験者が居たので、私も留学したいと思いました。それに社会人になると仕事や家庭に追われて、1ヶ月長期の休暇を取ることは難しいとも思ったのも理由の1つです。
――なぜセブのIT留学を選んだのですか?
兼崎 元々他の人と違うことをやって目立ちたいということもあり、英語だけの語学留学だけではなく、プラスアルファで何か勉強したいと思いました。その後調べて行く内にIT留学を知りました。元々プログラミングの授業も好きでしたし、自分で調べていく内に日本語より英語の記事がヒットすることが多いので、英語とIT両方1ヶ月で勉強できるのは魅力的でした。
――なるほどですね。今回はなぜ、AAAの Ruby on Railsコースを選んだのですか。
兼崎 小学生にプログラミングを教える企画に参加していた時に、偶然AAAの卒業生の村上君に会いました。本人からセブの生活や授業内容を聞いていくうちに面白そうだと思って、IT留学をするならAAAのRuby on Railsコースを選ぼうと思ったんです。元々Rubyのプログラミング言語には興味は持っていて、独学で勉強していたこともありました。1ヶ月で本格的なクローンアプリケーションを作成できるのは私にとって魅力的でした。
――最初から英語で授業を受けるのは戸惑いはありませんでしたか?
兼崎 戸惑いはありませんでした。元々プログラミングの知識はあったので、英語が多少分からなくても授業内容は理解できるかなと思ったんです。それに最初英語で授業内容が理解できなかったとしても、Ruby on Railsのコースは日本人TAがサポートしてくれるのを聞いていたので、仮に英語でのコミュニケーションに問題があっても何とかなんとかなるかなという気持ちでした。その分出された事前課題をしっかり行うことで留学前までにはプログラミングの基礎知識をしっかり身に付けようと思ったんです。
Ruby on Railsコースで学んだ1ヶ月間。
――コース1ヶ月を受けてみて、どうでしたか。
兼崎 とても濃い1ヶ月で楽しかったです。カリキュラムもぎっしり詰まっていて、毎日新しく学ぶ内容が多かったです。特に最後の1週間は学習量が多くて必死に学習したのを覚えています。今まで学んだHTML&CSS、Bootstrap、MySQLの知識を使いつつ、ログイン機能や投稿機能を作るのが大変でしたけど、最終日に完成させたときの達成感は計り知れませんでしたね。
――Javaを前から勉強していたと思いますが、今回新しくRubyを勉強したと思います。実際に触ってみてどうでしたか?
兼崎 RubyはJavaと違って事前に型宣言がいらなかったり、メソッドを呼び出す方法が違ったりしていて、最初は戸惑っていたんですけど、慣れたら面白くて、授業終了後もずっとコードを書いていました。簡単に書けるけど、ほとんどがブラックスボックス化されていて全てを理解するのは難しかったんですけど、それでもコードを書く楽しさはJavaよりも感じました。Rubyの設計概念として「プログラマーを幸せにする」というのを聞いて納得しました。
――フィリピン人講師のCharlotteさんに教わってみてどうでしたか。
兼崎 Charlotteは他のフィリピン人と違って少し大人びたイメージがあったんですけど、とても優しくて丁寧に教えてくれました。英語は自信がなかったものの、英語初心者でもわかりやすい英単語や文法を意識して使ってくれているなと感じました。自分自身も英語で自分の伝えたいことを伝えられる、ということがわかって、英語を使うことのハードルが下がりました。
――日本人TAはどうでしたか。
兼崎 Ruby on RailsのMVC構造だったり、データベースについての説明は話が難しかったので、日本語での解説があってよかったです。クラスの進捗を見ながら全員に説明したり、個別でサポートをしていた印象でした。基本英語で勉強しつつ、わからないところがあれば日本語でサポートをもらえる環境があって良かったです。
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休日は様々なイベントに参加
――初めての海外生活だと思いますが、実際フィリピン、セブに来てみてどうでしたか。
兼崎 セブは本当に楽しかったです。海外に行くのが初めてだったので、最初は緊張しましたが、1週間もしたら順応していましたね。セブンイレブンやミスタードーナッツなど日本にもある店がセブにもあって驚きました。治安は事前に調べてはいたので、基本的には問題なく過ごせたかと思います。
――土日はどうやって過ごしていましたか?
兼崎 最初の休みの日はジンベエザメと一緒に泳ぐツアーに1人で申し込みました。オスロブまで行って、間近でジンベエザを見ることができて興奮しました。その後もう一度見たいと思って、友達と一緒に再度オスロブに行きました。この時はツアーを申し込まなかったんですけど、自分でネットで調べたり、仲良くなったフィリピン人に相談しながら旅行のプランを考えました。最初は自力で行くことなんて想像もしなかったので、この1ヶ月でだいぶ成長したなと自分でも感じます。
――セブで開催されたもくもく会にも参加してくれてましたね。
兼崎 もくもく会にも参加しました。様々なバックグラウンドを持っている人と話すことができて良かったです。当日はVR開発入門講座もやっていて、それに参加して、実際に簡単なVRアプリを開発することができて楽しかったです。講義の中でもエラーの解決方法などを教えてもらうことができ、その内容が実際の授業でもエラーを解決する時に活きたのでとても良かったです。
留学の経験を生かしてエンジニアインターンへ
――留学後のプランについて教えてください。
兼崎 留学で学んだ経験を生かしたいので、アプリ開発のエンジニアとしてインターンをしたいと思っていますね。学校の近くにアプリ開発会社があって、そこで学生のインターンの募集を見つけたので、インターンとして働こうかと思います。まずはお金を稼ぐという目的より、留学で学んだ内容をアウトプットしていきたいですね。
――高専卒業後はどうしますか?
兼崎 卒業後は専攻科には進学せず、就職しようと思います。5年も同じ環境にい続けると飽きるし、新しい人間関係を作りたくて。後は若い頃から社会を経験をして更に視野を広げたいと思います。
――将来の夢について教えてください。
兼崎 今はプログラマーとして働きたいですけど、まだ明確には決めていません。興味があるものには積極的にトライして、知見を広げようと思います。直近だと友達とエコノミクス甲子園に出る予定なので、その為にもお金や金融、経済についても勉強を始めようかと思います。
――最後に留学に来て良かったですか?
兼崎 1ヶ月の短い留学でしたが、新しいことをたくさん学ぶことができました。今まで自分自身大きく成長を実感してます。
まとめ
Awesome Ars Academiaでは多くの学生が受講していますが、今回その中でも輝いていた学生にインタビューを行いました。
1ヶ月という短い間でしたが、持ち前の探究心を利用しながら、少しづつ自立心を養っている姿も見受けられました。
長期休暇という貴重な時間を利用し、多くの学びを経験できるのは留学ならではだと思います。
ITを学んだことで次のステップに進もうとしている彼女のインタビュー記事を読んでいただき、弊スクールのIT留学に興味を持っていただけると幸いです。
英語でITを学んでみませんか?
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