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LEARNING FOR ALLとは!活動内容から成果、関わり方まで詳しくご紹介!

LEARNING FOR ALLとは!活動内容から成果、関わり方まで詳しくご紹介!

家庭環境や状況によって、子供たちに社会的格差や教育格差が生まれているのは深刻な問題です。

生きづらさを抱える子供たちへの支援を行いながら、このような社会問題を根本から改善するため活動する団体「Learning for All」についてご紹介します。

Learning for Allがどのような支援活動を行っているのか、また支援への関わり方をお伝えします。

Awesome Ars Academia(オウサムアルスアカデミア)は、小学生から高校生に向けて、英語でプログラミングを学べるオンライン講座を提供しています。

オンライン学校説明会を毎月開催していますので、ご興味がありましたらぜひお申し込みください。

Learning for Allとは!

日本では7人に1人の割合で子供が貧困や虐待、社会的マイノリティ、不登校などの状態で暮らしている現状をご存知でしょうか。

これはG7参加国の中でも最低の水準です。

家庭の事情や生活環境に関わらず、子供が成長をするのに十分な食事をしたり、落ち着いて過ごしたりすることができる空間づくりを地域でサポートするため、2014年にNPO法人Learning for Allは立ち上げられました。

東京都を中心に支援拠点を展開し、教育格差をなくすために学生によるボランティアが学習環境を提供。

発足以来、のべ8000人以上の子供たちに居場所の支援や学習サポートを無償で行い、子供たちを取り巻く社会問題の本質的な解決に向けて取り組んでいます。

Learning for Allの活動紹介は?

居場所づくり・学習支援・食事支援・保護者支援 コミュニティ連携

Learning for Allでは小学校1年生~高校3年生を対象に、落ち着いて過ごせる居場所の提供を行っています。

特に小学生には生活習慣を整え、宿題のサポートや遊びなどのアクティビティを取り入れています。

経験豊富なスタッフが一人ひとりの特性に合ったオリジナルの課題を制作し、子供たちのさまざまな感情に寄り添うことで自己肯定感を高める働きかけを行っています。

また、大学生のボランティア講師が学校へ出向いて学習の遅れを取り戻す特別授業を行ったり、不登校などの理由で登校が難しい子供には地域の公民館を借りたりして、個別の学習支援事業を展開。

学びだけではなく、生きることの基礎である食事支援にも力を入れており、経済的な理由を抱えていたり多忙な保護者に代わって地域ぐるみの食堂を登録制で開催しています。

困難を抱えている子供たちに加え、保護者の悩み相談や公的支援の紹介、保護者同士の繋がりの場の提供も行い、メールや電話、対面などさまざまな形で柔軟にサポートを行っているため、親御さんにとっても嬉しい取り組みといえるでしょう。

 

仕組みを広げる

全国の子供に対する支援活動ではサポーターの努力にもかかわらず、本当に支援が必要とされる子供へ行き届いていない現実があります。

そこで、Learning for Allが培ってきたノウハウや仕組みを全国の支援団体や企業へ提供する「地域協同型子ども包括支援」が展開されています。

動画教材「LFA e-learning」でのノウハウの公開や、オリジナルのテスト・教材の提供、組織運営や団体のニーズに合わせた集合研修の3つのサービスで支援者をサポート。

子供が抱える問題は、生育環境や家庭の状況によって一人ひとり異なる複雑なものであり、サポートにあたるためには汎用性のあるスキルや知識が必要でしょう。

Learning for Allではオンラインのプラットフォームを開設し、日本中の支援団体を結ぶネットワークとしてノウハウや課題解決へ向けた活動の共有をし、支援者同士が支える環境づくりを目的としています。

 

社会を動かす

Learning for Allでは社会の仕組みそのものを改善する取り組みを行っています。

メディアからの取材に応えるだけではなく、テレビや新聞、ネットニュースのさまざまな媒体での課題啓発を代表自らが行っています。

また、企業の利益に直結しない社会的なCSR活動の一環として、子供の貧困に関する社会問題について学ぶ社内研修を提供。

Learning for Allへの寄付者や興味を持つ人々へ向けた活動説明会を定期的に開催し、積極的に支援者との交流を行っています。

学生ボランティアの受け入れは、社会へ変化をもたらすリーダー人材の教育育成の役割も担っています。

ボランティアOG・OBはアルムナイとして現役ボランティア生へのアドバイスを行い、相談相手として関りを持ち続けながら、それぞれの進路で子供たちの課題解決に向けて活動しています。

Awesome Ars Academia(オウサムアルスアカデミア)は、小学生から高校生に向けて、英語でプログラミングを学べるオンライン講座を提供しています。

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Learning for Allの活動成果

Learning for Allに通い始めた子供の8割以上が自分自身の成長を感じていると回答し、学校での授業の理解度が上がり、テストの点数は上昇傾向にあります。

また、学習支援では同じ講師によって3か月ごとに継続的なプログラムが提供されるため、サポート内容や教育の質の高さにも定評があります。

支援を受けた子供の高校進学率は100%。

また、保護者側もサポーターに子育ての悩みを相談できるメリットがあり、不安の解消に繋がるでしょう。

LFAの活動が包括支援の役割を担うことで、民生委員やスクールソーシャルワーカーと情報共有ができるため、地域全体で子供たちの状況をより明確に把握することが可能。

Learning for Allの一員としてボランティアを経験した学生は問題解決力を身につけ、就職後も社会人として何かしらの形で子供の貧困解決に関わる人材へと成長しています。

Learning for Allへの4つの関わり方

もっと知る・広める

2021年4月現在、Learning for All公式のFacebook・Twitterのフォロー、メールマガジンの購読によって、現場の様子や支援活動のレポートなどの情報を知ることができます。

支援が必要な子供の現状を知ることもLearning for Allと関わることの一つの手段で、情報をシェアすることで社会を変えるきっかけになるかもしれません。

 

寄付する

Learning for Allには月1000円からマンスリーサポーターという形で毎月の定額寄付システムがあり、ワンサポーターとして単発の支援も受け付けています。

サポーターは年々増え2500人を超えましたが、支援の必要な子供たちのサポートに対しての運営費はまだまだ不足している状況です。

寄付金は、文房具や参考書、公民館の会場費用や学生ボランティアの交通費など、子供たちに必要な学習と生活支援のためにあてられます。

 

参加する

近年よく耳にする、SDGs。

持続可能な開発目標であるこのSDGsには17の目標があり、一番最初に掲げられているのは貧困の撲滅です。

Learning for Allの支援活動はSDGsの達成目標に繋がる内容で、現在の社会構造がもたらす問題解決へ向けて取り組んでいます。

Learning for Allが開催する社会人向けの無料の活動説明会では、活動内容や支援の現状を詳しく知ることができるほか、サポーターとの交流の場も設けられており、直接意見交換ができる貴重な機会となっています。

 

ノウハウを活用・共有する

Learning for Allでは子供に最適な支援を目標に培ってきた10年のノウハウを月額制で提供。

子供の接し方に対するハウツーやコミュニケーションスキルなど、専門家による教育理論と現場で実践してきた内容を基に約60本のオリジナル動画教材が公開されています。

また、中学生向けの数学・英語の教材の提供も行われており、市販テキストの説明が難しい子供にも使用できるため、効率的な指導法を学べる内容ですので参考にしてみるといいでしょう。

まとめ

子供の貧困を解決できる直接的な立場にいなくとも、Learning for Allの支援活動を知ることや個人サポーターになることで課題解決に関わることができます。

子供たちの未来を1人でも多くの人が応援する社会になるよう、Learning for Allの活動に注目です。

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