自分自身で学びを設計し、留学を主体的に選択する学生のために「留学フェローシップ」というサポートプログラムがあります。

グローバルスタンダードや多様な価値観を身につけるため、海外大学への進学は学びの多い選択肢です。

海外留学をより身近なものにするために留学フェローシップの特徴や活動内容についてご紹介します。

留学フェローシップとは、学生自らが主体的に学ぶカリキュラムを作り上げ、得た知識やスキルを社会人として世の中に還元させていくことを支援するサポートプログラムです。

日本での教育の本質が問われ教育改革が進められている今、学びの場を海外まで広げることでより自分が理想とする教育環境を追求することが可能。

留学フェローシップでは、変化し続ける社会で自身の信念を貫ける力を身につけ、世界の課題を解決する人材育成をミッションに掲げています。

徹底した自己分析や自己表現によって自己を確立させ、自分の選択する分野のほかを幅広く学ぶことで教養を深めながら、自分自身を見失わず生きていく力の必要性を提唱しています。

留ナビ

留ナビは、NPO法人留学フェローシップが運営する、留学情報発信のためのプラットフォームです。

留学は語学の習得に加え、グローバルな価値観に触れ、国内ではできない経験が味わえる貴重な選択肢であるものの、インターネットが普及した今でも進学に関するリアルな情報収集を行うのは簡単ではありません。

留ナビでは、主体的に留学という選択肢を考える学生に、進学先の国や大学の情報、授業や教科のほか、海外大学への入学出願に必要な手続きや提出書類、渡航までの準備や現地での生活の様子などを提供しています。

また、問い合わせフォームから質問も募集しています。

現役留学生から体験談を踏まえたアドバイスで、留学に対する不安や具体的な留学に対するイメージを膨らませることができるでしょう。

 

留学キャラバン隊

海外進出を考える高校生を対象に、現役留学生が留学キャラバン隊と称してワークショップを開催。

ひとりひとり留学という選択肢に行きつくまでの経緯は異なることから、このプログラムでは留学キャラバン隊による１５分程のパーソナルストーリーを共有することで海外進出のきっかけを紹介しています。

また、自分らしい学びを追求するためのワークショップや、中高生からの質問にラジオ形式でキャラバン隊が答える、留フェロらじおなどさまざまなプログラムが企画されています。

留学にかかわらず、自身の考えを持って物事を進めていくことの重要性を伝えることで、最適な進路を見極めることができるでしょう。

参加者が、主体的な進路選択を行うための取り組みが数多く行われています。

 

留学サマーキャンプ

海外大学の進学には自分自身をアピールするエッセイが重要です。

そこで、海外大学の進学を考える高校生を対象に、留学フェローシップでは留学に一歩近づけるサマーキャンプを開催。

４～５泊のサマーキャンプでは、現役留学生の体験談を聞くことができる機会やメンタリングなどのワークショップを通じて、自分自身の人間性や長所短所、得意な分野などをしっかりと見つめ直し、自己表現の習得を目標としています。

実際にエッセイ執筆にもチャレンジするため、自分自身を言語化するスキルも身につけることができるでしょう。

また、キャンプ参加者は留学フェローシップが推薦する奨学金へ応募できるチャンスもあります。

 

留ナビ for Educators

留学キャラバン隊やサマーキャンプを実施してきたNPO法人留学フェローシップが耳にしてきたのは、留学を志す学生への学校からのサポートがないという声です。

そして、学校側も海外を目指す生徒に対する的確なアドバイスの仕方がわからないと感じており、このような現状を解決するための新たなプログラム、留ナビ for Educatorsが立ち上げられました。

留ナビ for Educatorsは、全国の高校教員や教育委員会を対象に、海外大学入学に関する情報提供や、コーチングスキルなどのサポート体制を構築するプログラム。

また、出願の際に必要な教員による英文推薦状の書き方などの情報提供が行われています。

留学準備には教員の協力が不可欠であるため、留ナビでは教職者へのサポートにも重点的に行われています。

 

グローカルキャンプ

「グローバル」と「ローカル」を掛け合わせた造語であるグロ―カルキャンプでは、ローカルな現場からグローバルな視点を養うことを目標としています。

地方の地域の未来を担う人材への育成を目的として、地方自治体との連携や教育委員会の後援を受け、世界に通用する学びを実践的に行っています。

これまで、滋賀県近江八幡市や、宮崎県高千穂町、五ヶ瀬町、新潟県魚沼市、福岡県天栄村などで開催され、延べ２００名以上が参加しました。

これまで取り組んできた課題解決の経験を活かし、地域の大人と共に自分が育ってきた自然環境の保全や産業発展へ向けた取り組み、伝統文化を守っていくための活動を行います。

ローカルな活動に携わることで、自身も地域の歴史を築く一員となることができます。

 

オンラインカレッジ

これまで留学フェローシップが提供してきたプログラムをオンライン上でも体験できるオンラインカレッジ。

コロナ禍でもリモートで留学フェローシップのコンテンツを活用できるほか、現役留学生や留学経験者が現地でインスピレーションを受けた学習をベースにした模擬授業を受けることができます。

文系・理系にとらわれず、コミュニケーション学や電子工学、農学、政治学などバラエティーに富んだ科目の授業を受けることで未知の分野にも興味を持つきっかけになるかもしれません。

IT留学専門学校のAwesome Ars Academia（オウサムアルスアカデミア）では、大学生や社会人へ向けて、フィリピンのセブ島でIT留学プログラムを提供しています。

２０２１年６月現在、新型コロナウィルスの影響により、セブ島でのIT留学プログラムの受付は停止しております。

そのため、現在はオンライン上で、フィリピン人の現役エンジニアから、英語とプログラミングを一緒に学習することができます。

理系教育の最先端ともいわれるSTEM教育の要素や課題解決型のアクティブラーニングを取り入れた学習カリキュラムで、受講生ひとりひとりの目的に沿ったアドバイスを提供しており、ゴールへと導くための個別サポートを行っています。

チャットなどでのメンターへの質問が常時可能であるため、不明点を瞬時に解消しながら効率的に学習を進めることが可能。

毎月無料で、オンラインプログラミングスクール説明会が開催されているので、ぜひ1度参加してみてはいかがでしょうか。

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自分自身を知り表現することは、どんな進路においても重要なプロセスです。

教育の選択肢は日本国内に限らず、世界に広げることであなたの可能性を広げる貴重な体験となるでしょう。

海外大学への入学に興味がある方はぜひ留学フェローシップのプログラムを活用してみてください。